車に乗るとクーラント(冷却液)の匂いがするようになりました。

これが、OFF会、インターネットなどで噂に聞くヒーターコアからの漏れでしょうか

2002年9月ヒーターコアの修理にTRYしました。


※作業前にバッテリーをはずします。


まず、室内側より攻めていきます。
センターコンソールをはずします。

オーディオユニットを取外します。

運転席と助手席の足元のカバーを外します。

ヒューズボックスをずらして横へずらします。

後の足元へのダクトを取外します。

センター吹き出し口を取外します。ダクトを外します。

ヒーターのユニットが見えて来ました。

頭が7ミリのスクリューボルトでとまってしますので、取外します。

ヒーターコントロールのバキュームホースを取外します。

シール剤でとまっているので丁寧にはがします。

ヒーターコアが見えて来ました。下の方にクーラントがうっすらと漏れています。

エンジンルーム側より、クータントを抜き取ります。

ヒーターホースを取外します。(堅く張り付いているので、切り裂いて取外すことになるので、新品を用意しておきましょう)

室内側より、ヒーターコアを取付ている左右上下4本のスクリューボルトを取外す。

手前に引けば取外せます。

取外した、ヒーターコアです。付根の方に、亀裂が入っていました。

今回はヒーターコアをT社ディーラーへリペアに出しました。

この間に吹き出し口切替のフラップ表面のスポンジがボロボロでしたので、ホームセンターで薄いスポンジと強力接着剤を購入します。

表面のスポンジを取り去り、新しいスポンジを貼り付けます。

3日で出来上がってきました。ヒーターコアです。熱を交換する部分は全くの新品になりました。

元々の純正品の方が密度が高く暖房性能がよさそうです。

組み付けます。元のシール剤を取り去り、組付け時にはトヨタブッラクシールが手元にありましたので、使用しました。

クーラントを入れます。エア抜きの為に、ヒーターをMAXにして、エンジンをかけます。

エアが抜けてくるとクーラントの量が減ってきますので、適量にします。

ヒーターが復活しました。

遠出をしてもこれで安心です。

かなり無理な体勢で作業しましたので体中が痛くなりました。時間的にディーラーの金額も納得の作業内容でした。




交換部品

ヒーターホース 2本
クラント 4L

スポンジ・接着剤
ヒーターコア修理  25000円

(参考価格 ヒーターコア新品価格60000円)

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