潤いとふれあいのあるスーパーフロント整備 〜中央卸売市場〜
大阪市中央卸売市場は、平成元年から総工費約1222億円で、本場の建替整備を行ってきましたが今秋完成、11月11日に新市場の完成式が行われます。
完成すると市場総床面積は約34万平方bで、全国一の施設規模の中央卸売市場になります。
この市場整備事業の一環としてウォーターフロントの整備が、市場整備業の大きな問題として残されていましたが、昨今12月に重点的21世紀都市再生プロジェクトが、都市再生本部(本部長・小泉純一郎首相)で決まり、大阪を国際集客都市、生活魅力都市実現のために、商都大阪の復興など5大プロジェクトで取り組むことになり、水都大阪の再生で、大川、堂島川、道頓堀川、木津川の水辺環境を整備、観光施設を水路で結ぶ構想のなか、安治川を管理する大阪府から中央卸売市場で、親水護岸、防災船着場など、ウォーターフロント整備構想の協力申し入れがあり、府・市・で具体的な動きが始まる。
今後の予定は、平成15年度に大阪府が護岸について調査・設計。16年度以降に大阪府が基盤整備に着手、護岸整備後に、大阪市が堤防上を親水性や生態系に配慮した散策路で、潤いとふれあいのある水辺空間を形成する幅広いスーパー堤防を整備する予定です。
−大阪府議会議員 酒井 豊−