大阪市中央卸売市場が竣工
市民に開かれた市場に 〜日本一の規模と設備〜
大阪市中央卸売市場の建て替え整備事業が終わり、昨年11月11日に完工式が行われました。完成した市場の面積は約343,000平方bで、日本一の規模となった。
設備についても生鮮物の鮮度を保つため低温卸売場や加工施設を設けて市場機能を充実させている。
また、市民に開かれた市場にするために、活気あふれるセリの取引の場などを見学できる通路を市場棟の2・4階に配し、セリが上部からわかるため、市民にとってぐっと身近になる。関連棟には、各種イベントが開催できる多目的ホールも備え、市場の歴史を展示紹介するコーナーも設けられ市民に親しまれる卸売市場を目指している。
賑わった 市場まつり
大阪市中央卸売市場の建て替え整備完了と市場開設70周年を記念して、昨年11月23日に「市場まつり」が開かれ、午後9時〜午後2時まで一般に開放。約6万5千人の市民の人出でにぎわった。
市場を全面的に開放するのは初めてで、水産仲卸全300店が開業。マグロやズワイガニ、正月の数の子などを廉価で販売し、会場中央の特設ステージでは、重さ約50`のキハダマグロの解体やサケの模擬競りを披露。旬の海産物、野菜や果物で買い物客を楽しませた。
− 大阪府議会議員 酒井 豊 −