水 都 再 生 に 一 歩 具 体 化
国際会議場前に親水 護岸の船着場を整備
「天下の台所」と呼ばれ、30石船などが行き交う大小の川とともに繁栄してきた「水都大阪」を再生するため、都心部の河川について沿川のまちづくりと一体となった再生構想が、国の都市再生プロジェクトに位置付けられました。
アメリカのサンアントニオという街は、川を遊覧できるコンベンションシティーとして大変にぎわっております。大阪・関西の再生につながり、先導的、起爆剤的な役割を果たす「水都大阪」再生においては、まちづくりと一体となった水辺環境の整備と各所に桟橋を設け「水の回廊」を巡る水上交通ネットワークの充実が重要であります。その第一弾として、平成15年3月に開催される「世界水フォーラム」にあわせ、国際会議場前に、船が接岸できるような親水護岸を伴った船着場の整備を行い、世界に「水の都大阪」をアピールするとともに、集客魅力の向上につなげて、水の都大阪の再生に取り組んでおります。
阪大病院跡前の川沿いを緑豊かに
大阪府は、阪大病院跡地の開発計画にあわせ、堂島川石岸の玉江橋から田蓑橋間250bを遊歩道など環境整備のため工事を行っていますが、順調に進んでおり、川沿いには並木など植栽され、水辺空間を生かした街づくりが進められます。
この病院跡地には法務合同庁舎が建っており、残りの用地には都市基盤整備公団が所得。現在、開発計画の方向が検討されております。
− 大阪府議会議員 酒井 豊 −