福島区役所新庁舎 −自然光で明るい庁舎に−

 

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(福島区役所新庁舎完成イメージ)


  建設中の福島区役所新庁舎が予定通り3月末に完成の見込み。

  新庁舎は地下1階、地上7階で、延面積8.616平方メートル。震度7規模の地震にも耐えれる耐震性を確保しており、災害の避難所の機能も兼ね、飲料水や毛布、乳幼児用の飲料なども備蓄する倉庫を備え、防災用水槽も埋設されている、

  また、区民の利用しやすい区役所として1階ロビーには区民ギャラリーや区民情報コーナーを充実させることにしているが、時代の最先端として1階ロビーに区のキャラクター「フッピィ」をモデルとしたロボットを設置。このロボットは対話することができ、来庁者の庁内案内役を務めるので、区民の話題を独り占めするものとみられる。

  2階の保健福祉関係のフロアーには、検診スペースを充実し、乳幼児の遊び場やおむつ交換などのできる場所を確保、2階までの専用エレベーターを設置する。福祉関係の窓口は、ローカウンターとなり、座って相談できるように配慮されている。

  環境についても、やさしい区役所として、新庁舎は、自然光を取り入れ、吹き抜けを通して各フロアーに届くようにしており、自然風をとりいれるとともに、庇を長めにとって直射日光をさえぎり、室内温度の上昇を抑制するほか、屋上緑化によるコンクリートの温度上昇を抑える。また消費電力の一部をまかなうよう太陽光発電が設置される。

  エレベーターは大開小学校体育館寄りに2基設置され、各フロアーの移動が楽になる。

  また、福島区のシンボルである区の花「のだふじ」をイメージしたステンドグラスがはめ込まれ、ふじ棚の設置も予定されている。

  工事は順調にすすんでおり、2月から外溝工事を行い、3月末には完成。なお、事業開始は夏頃の予定。

 

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