念願の第二京阪道路が今春開通
京都と大阪をつなぐ国道1号線のバイパスとして、昭和44年に大阪府の都市計画決定がなされ、昭和58年より事業が進められてきた第二京阪道路が、このほどようやく枚方東インターと門真ジャンクション間16.9kmの工事が完了、既に供用中の京都市伏見区・枚方東間11.4kmに続いて今春3月20日より全線開通されることとなった。
第二京阪道路は、京都と大阪を結ぶ延長28.3kmの道路であり、国道1号線の慢性的な渋滞の解消を目的とした6車線の自動車専用道路と2〜4車線の一般道路からなる国道1号線のバイパス道路です。特に、環境にも配慮し、植栽帯や緩衝用に副道や自転車歩行者道を備え、〔緑立つ道〕の愛称がつけられています。
これまで、大阪と京都は最も近い関係にありましたが、道路整備の遅れから、枚方東部地域などは陸の孤島ともなっており、特に国道1号線の車線数は京阪神の幹線道路では最小でありながら、逆に交通量は最多であり、大阪・京都間の所要時間は混雑時2〜3時間もかかっていました。念願の第二京阪道路の開通で、大阪・京都間の移動時間は約半分の1時間に短縮される予定です。