組織の硬直化に懸念  府税徴収の合理化を

(平成14年決算特別委員会より)

  総務部関係   

職員の高齢化と組織の硬直化について

最近の職員の年齢構成と役職比率の現状と、今後はどうなるのか。また、全国一スリムな組織をつくるということであるが、結果的には、それと反対の組織肥大化と硬直化を起こしていないか。

府税徴収事務の合理化について

 府税事務所の統廃合の結果と効果について説明を。事務の効率化にはTT化が不可欠であると思うが、TT化の現状と今後の取組み、納税事務の推進にあたっては、国税・府税・市税の連携を納税者の視点に立って考えるべきではないか。

  理事者側答弁

職員の高齢化と組織の硬直化について

職員の年齢構成は大きく変わっており、この10年間で急激に高齢化している。今後、定年を迎える20年頃まで、高齢化が続くことが予想されるが、アンバランスな職員の年齢構成の是正は、行政運営の観点から重要な課題と認識しており、スリムな組織づくりをし、府民のニーズに的確・迅速に対応し、簡素で効率的な体制の確立に努める。

府税徴収事務の合理化について

府税事務所の統廃合について、収納データ作成業務の民間委託などシステムの導入で13年度まで260名の減員を行った。国・府・市の連携は、法令上の限界もあるが、実務的に可能なものから連携に努める。