「オリジナルジェネレーション」について

サリィ的トピック

バンプレオリジ好きを名乗っていながら、なかなか手を出せずにいた
「スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION」。
前々から色々な処で「面白い」「まるで夫婦漫才」「タスクが不幸(笑)」などの声を聞き、
前々から楽しみにしていました。
そして実際にプレイしてみると…ご多分に漏れず、楽しかったです〜。シナリオが良かったですね。
ゲームの難易度としては、どちらかというと易しめだと思います。
ユニットも、どれもそれなりに使えるものばかりですし。
あとはプレイヤーの「愛」次第ですかね。

まずはキョウスケ編からスタートしました。
・・・「まるで夫婦漫才」の意味がわかりました。エクセレン、グッジョブ♪
好きなセリフは…
「Wモードの『W』って若さって何だ?って意味なの」
「う〜ん、振り向かないことかしらね」
(細部はちがうかもです)

・・・元ネタがわかった方、どれくらいいたんでしょうねえ…。

そして、話が進むと「タスクが不幸(笑)」の意味もわかってきました。
カチーナさん、いいなあ…。25歳とは思えない気の短さ!
タスクは、α主人公の中でも一番活き活きと描かれていたような気がします。
お調子者で、怪しいモノを食べさせられたり(笑)飲まされたり(笑)…と、
αではあまり描かれなかったと思われる、彼のコミカルな一面が存分に描かれていたように思います。
タスクに限らず、αでは主人公の皆さんに関しては、顔と声が違うだけで、
あまりキャラクターの差別化が図られてはいませんでしたからねえ。

だからこそ、ユウとカーラのペアにも出て欲しかったです。
もしも、彼らが「オリジェネ」に出ていたら、
どんな風に描写されるのか…う〜ん、色々と想像してしまいますね。
例えば、ユウなんかは紅茶ネタなんか入りそうですし、
(『おっと、ティータイムだ』は隠れた名セリフ♪)
カーラは、歌やダンスネタなんていいかも。

そして、何と言ってもキョウスケ編はキョウスケがカッコイイ♪
静かに燃える熱血漢。決め過ぎです。
ラスト1話前、対レビ戦のステージでも決めてくれました。

「ゴタクはもういい。もうコールは済んだ。…あと出来る事は、
伏せたカードを見せるだけだ。そう。やる事は一つ…お前を…」
んで、ここでタイトル、どん!

『ただ、撃ち貫くのみ』

どうですか、奥さん!

第2次αでもありましたが、このパターン、オリジェネの方が先だったんですね。
燃えました〜〜〜。

で、真の最終回もつつがなくクリアして、ラストもラスト。
エンドデモの最後の最後で、私のハートは盗まれました。
…いえ、『撃ち貫かれました』と言った方がこの場合は正しいですね。

エクセレン「キスする時間くらいは…あるんじゃない?」
キョウスケ「フッ…そうだな」

キャーキャーキャー!ドキューンですよ!
まるで、カッコイイ洋画を観ているようでした。
いえ、カッコイイ洋画なんて観たことないのですが。単なるイメージです。

そして、約10ヶ月のインターバル(長っ!)を経て、いよいよリュウセイ編のスタートです。
・・・リュウセイ編も、いいんじゃないっスか!
こちらではラトゥーニちゃんのエピソードが良かったです。
パイロットとしても激強いです。
複雑な内面を抱えつつ、精神的にも容姿的にも成長していくその姿はある意味、
リュウセイ編の真の主人公(?)。

そして、テツヤ大尉とレフィーナ艦長の、
キョウスケ編では描かれなかった、ほのぼのとしたやり取りが良かったです。
こちらは、最終回のエンドデモで見ることが出来ます。
(クロガネとヒリュウ改が別れるシーンです)
これも、リュウセイ編をプレイしないと発見できない事。

つまりオリジェネは、
キョウスケ編とリュウセイ編の2つをプレイして初めて、1つのお話と言えるのですねっ!
面白かったです〜〜〜。

キャラクターのカッコよさを堪能したい方には「キョウスケ編」
キャラクターの成長物語で燃えたい方には「リュウセイ編」
といった感じでしょうか。
あ、ちなみに両編とも、熟練度、隠し要素共に全ゲット出来ましたよ。
そういった意味でも、ゲームの難易度は「易」なのではないかと。

というわけで、私にとって「オリジェネ」は、
バンプレオリジキャラ好きにはたまらない、秀逸なエピソードいっぱいなゲームでした。

…最後に一言。






続・編・希・望!(出来れば据え置き機で&64やA、第2次αの面々も総参加で)

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