※αナンバーズと行動を共にしていた謎の少女、イルイは人造神ガンエデンのコアとなった…!
主人公ゼンガー=ゾンボルトは、彼女を説得し、救い出す事を選択する。
(所々で出てくる紫色の文字は私の突っ込み…もとい、コメントです)
◆ゼンガー→イルイ
イルイ「ゼンガー……何故、剣を収めるのです…?」
ゼンガー「…俺の剣は……イルイを断つためのものではない…」
イルイ「…………」
ゼンガー「…思い出せ…。俺達と共に過ごした日々のことを…」
イルイ「…………」
ゼンガー「…思い出せ…。我が同胞達の心と決意を…。
俺達は……ガンエデンに護られねばならぬほど弱い存在なのか…?
俺達の未来は偽神に支配されねばならぬほどぜい弱なものなのか……?」
イルイ「…………」
ゼンガー「何故、お前はたった一人で使命を受け入れる…?」
何故、一人だけでこの星を護ろうとする…?」
イルイ「…………」
ゼンガー「何故、使命のために己の未来を捨てようとする?」
イルイ「それは…あなたも同じはずです、ゼンガー・ゾンボルト。
人類の未来のため…大地のゆりかご、アースクレイドルの中で眠りについたあなたも……
使命のために未来を捨てたはず…」
ゼンガー「だが…俺は多くの同胞達と出会って知った…。
…いかなる辛苦が待ち受けようとも…この世界が絶望で埋めつくされようとも…。
そこから逃げるのではなく…立ち向かわなければならないのだ。
そう……。アースクレイドルの眠りは試練への挑戦ではなく……逃避だったのだ……!」
イルイ「…………」
ゼンガー「故に俺達の使命は……この時代や未来の世界で否定されたのだろう……」
イルイ「…ガンエデンの封印が逃避だというのですか?」
ゼンガー「そうだ。我らに過保護な守護神などいらぬ…。
それは今までの歴史が証明している…」
イルイ「…………!」
ゼンガー「そして、俺はアースクレイドルで死んだ同胞達に報いるためにも…
この手で地球の未来を作り出し、守っていかねばならぬ…」
イルイ「う……」
ゼンガー「イルイ…俺達の所へ戻れ。お前の使命もまた俺と同じならば…
お前自身の力で、俺達と共にそれを果たすのだ」
イルイ「…う…うう……」
ゼンガー「ガンエデンを捨てろ。我らに偽神などいらぬ……!」
イルイ「う……あ、ああ……!」
ゼンガー「イルイよ!ガンエデンを捨てろ!!己の意思で!
お前と我らの未来を呪縛する偽りの神を捨てるのだッ!!」
イルイ「ああああああっ!!!あああああああ…!!」
ゼンガー「イルイッ!!」
イルイ「ああ…あああ…!」
ゼンガー「な…何ッ!?」
イルイ(小)「…あ、あああ…
ゼンガー「………!!」
イルイ「…わ、私は…イルイ……バラルの…主……」
ゼンガー「!?」
イルイ(小)「た……た…す…けて……!」
ゼンガー「イ、イルイッ!!」
イルイ「マ…シアフ……ガンエデンの……巫女………」
イルイ(小)「い…た…い……くるし…い………!」
イルイ「地球の…守護……神………」
ゼンガー「こ…これは!?」
イルイ(小)「あ…ああ…わ…たしが………わか…れる………!
二つに……わかれる……」
ガンエデン「…我は地球の守護者…。人造神ガンエデン……」
イルイ(小)「…………」
ガンエデン「…再び目覚めよ、巫女よ……。神の子、イルイ……。
汝の力は我のためにある…。我の力は汝のためにある……。
全ては…この星…最後の楽園を護るために…。
誰も寄せつけてはならぬ…。誰も外界に出してはならぬ……」
…封印せよ……。最後の楽園を……封印せよ………」
この星は…災厄より逃れし者達の楽園……。決して失われてはならぬ……」
イルイ「…最後の楽園を…封印…」
ゼンガー「!!」
イルイ「…………」
ゼンガー「ガンエデンッ!!」
ガンエデン「…幾多の剣よ……お前達は我の力によって永遠に封印されるのだ…。
この星と共に……」
ゼンガー「貴様ぁぁぁぁッ!!!」
デュオ「くそっ!このままじゃ、俺達の帰る所がなくなっちまうぜ!」
コウ「やはり、ガンエデンとは戦うしかないのか…!?」
ゼンガー「まだだ!まだ全てが終わったわけではない!
俺はあきらめん!ここであきらめたら…
ククルや多くの人間は何のために死んでいったのだ!?」
レーツェル「ゼンガー…!」
ゼンガー「頼む!皆の力を今一度俺に貸してくれ!!」
イルイをガンエデンから引き離すために!!」
アムロ「そうだ…!イルイはガンエデンと分離しかかっている…!
みんなで彼女に呼びかけるんだ!」
甲児「!?」
トビア「ぼ、僕達がですか!?」
アムロ「方法はそれしかない!俺達の力で、イルイを救うんだ!」
◆コウ→イルイ
コウ「イルイ!俺達の言葉を聞いてくれ!」
イルイ「言葉は不要です…。
既にあなた達はガンエデンにとって排除すべき対象なのですから…」
コウ「人類を縛るのはやめてくれ!俺達は自分達の力で生きていく!
例え、それが愚かな行為の繰り返しでも…未来を信じて生きて行くんだ!」
イルイ「………!」
◆カミーユ→イルイ
カミーユ「ガンエデンを捨てろ、イルイ!こんな戦い、何の意味がある!?」
ファ「思い出して、イルイ!あなたは誰よりも優しい心を持っていたじゃない!」
フォウ「一人で全てを背負わないで!あなたは私達の仲間なのよ…!」
イルイ「………」
カミーユ「お前もクワトロ大尉と同じ道を選ぶ気か!?」
イルイ「……!」
カミーユ「人間はそんなに信じられない存在じゃないはずだ!!」
イルイ「う…うう…!」
◆ジュドー→イルイ
ジュドー「聞こえるか、イルイ!今のお前はガンエデンの使命に操られているんだ!」
ルー「そうよ!あのイルイがこんなひどいことするはずがないわ!」
イルイ「………」
プル「イルイ、やめてよ…!一緒にいた時のことを思い出しなよ!」
プルツー「そこはイルイの居場所じゃないよ!あたし達と一緒に行こう!」
イルイ「…う……!」
◆ハマーン→イルイ
ハマーン「使命と理想のはざまでお前の心は閉じ込められてしまっている。
それが、お前の望んだ姿か?」
イルイ「私はガンエデンの巫女…。それが私の存在理由です…」
ハマーン「そうかな…?その消え入りそうな声を聞く限り、
それは本心とは思えんな…!」
イルイ「……!」
◆アムロ→イルイ
アムロ「イルイ、確かに人は独りでは生きられない存在だ…
だからこそ、ガンエデンが造られたのかも知れない」
イルイ「……………アムロ・レイ…あなたの力は人類に新たな道を示したと言えるでしょう…
しかし、それは早過ぎる目覚めなのです
未だ人類は地球から離れて生きていくことは出来ません…」
アムロ「だが、ガンエデンに人の革新を止める権利はない…!
地球の封印はガンエデンのエゴに過ぎない!!」
イルイ「……!」
アムロ「目を覚ませ、イルイ!お前は神じゃない、人間なんだ!
人間が神を造ることは出来ない!ガンエデンはまやかしに過ぎないんだ!」
イルイ「う…あ…ああ…!」
◆キンケドゥ→イルイ
キンケドゥ「イルイ!お前はガンエデンに人類の可能性を否定させる気なのか!?」
イルイ「そう…それがガンエデンの意思なのです…」
キンケドゥ「なら!その歪んだ意思こそ否定しろっ!!
俺達に神の支配など必要ない!!」
イルイ「あ……う……!」
◆トビア→イルイ
トビア「もうやめるんだ、イルイ!何故、そうまでして地球を封印しようとする!?」
イルイ「…最後の楽園を護るためです…人類が宇宙に出ても…
戦いを広げていくだけ…この星をその中に巻き込むわけにはいきません…」
ベルナデット「信じて、イルイ!人類全てが父さんのようになりはしないわ!」
トビア「イルイ、僕達には神の手助けなんて必要ないんだ!!
君が人類を…未来を地球に縛りつけると言うのなら、
僕はそれを認めるわけにはいかない!」
イルイ「く……う……!」
◆ヒイロ→イルイ
ヒイロ「もうよせ、イルイ…。力で得た勝利は永遠ではない…」
イルイ「…………」
デュオ「ま、神様から見りゃあ…俺達は頼りないのかも知れねえが…
今まで何とかやってこれたんだし、そうそう捨てたもんじゃないだろ?」
イルイ「…………」
カトル「イルイ、僕はこう思います。
人類の未来は…人類自身が作り出していかなければならないと」
トロワ「そして、人間は未来に向けて確実に歩を進めている」
五飛「誰に言われたからではない。人類は自分の力で平和と未来を勝ち取ろうとしている」
イルイ「…………」
ゼクス「もう君は独りではない。
守護者の使命は人類全体が継ぎ、君はガンエデンから解放されるべきだ」
ヒイロ「そう…。ガンエデンの使命はもう終わっている」
イルイ「あ……う…っ!」
◆万丈→イルイ
万丈「イルイ…僕達と一緒に行こう。
ギャリソンがおいしい物を作って僕達の帰りを待っている」
イルイ「…………」
万丈「君の居場所はガンエデンじゃない。αナンバーズなんだ」
イルイ「…私は…ガンエデンと離れるわけにはいきません。
何故なら、それは……」
万丈「…君の使命だからかい?だけど、それを決めたのは誰なんだ?」
イルイ「…………」
万丈「イルイ…自分以外の意思に縛られちゃいけない。その力は君のものじゃない。
それにおぼれれば…メガノイドと同じ運命をたどることになる。
僕達は…自分の力の使い方を間違えちゃあいけない」
イルイ「う…うう……!」
万丈「本当の自分を思い出せ、イルイ。自分の意思を確かめるんだ…!
人間である君なら…僕達が知っているイルイなら、それが出来るはずだ!」
イルイ「く…うっ…!」
◆甲児→イルイ
甲児「なあ、イルイ…俺さ、お前のことを妹みたいに思ってたんだぜ」
イルイ「…………」
甲児「さやかさん達だってそうさ。だから、誰もお前と戦いたいなんて思っちゃいねえ…」
イルイ「…ならば、戦いをやめなさい…。
あなた達がガンエデンの加護を享受すれば…この星は平和になるのです」
甲児「ああ、やめてやるさ。お前がガンエデンから離れるなら」
イルイ「!そんなことは……」
甲児「出来るはずだ!お前が俺達の知ってるイルイなら!!」
イルイ「あ…ああっ!」
甲児「だから、イルイ!俺達の所へ帰ってこい!!
みんなお前を待ってんだぞ!!」
イルイ「あう…う…!!」
◆鉄也→イルイ
鉄也「イルイ…お前がクストースで俺達を助けてくれたことは感謝している。
だが、それ以上の手助けはもういらないんだ」
イルイ「…だから、ガンエデンは不要だと言うのですか?」
ジュン「そんな事はないわ!あなたも地球と人類のために戦ってきたんだから…!」
鉄也「イルイ!人類の可能性を閉ざすのはやめるんだ!
もし、人類が進化する事で戦いが起こるのなら、俺達と共に正しい者のために戦おう!」
イルイ「それは許されません…。ガンエデンの定めし法こそが人類にとって絶対なのです…」
鉄也「目を覚ませ、イルイ!お前のやろうとしている事は
人類の支配と同じなんだぞ!」
◆竜馬→イルイ
竜馬「イルイ!君は誰よりも優しい心を持った子だったはずだ!」
ミチル「あなたの心はもうどこにも存在しないの!?」
イルイ「…………」
弁慶「思い出してくれ、イルイ!俺達と一緒にいた時のことを!」
隼人「俺達は全ての人達の自由と平和のために戦っていたはずだろう!」
イルイ「く…うう…あ……」
竜馬「目を覚ましてくれ、イルイ!人類は自分達の力で未来を創ろうとしているんだ!
ゲッター線の力じゃない!未来へ進もうとする意思が人間を進化させているんだ!」
◆ジーグ→イルイ
ジーグ「聞いてくれ、イルイ。
俺は邪魔台王国と戦うために親父にサイボーグに改造された…」
イルイ「…………」
ジーグ「…だが、今は力をくれた親父と共に戦う仲間達に感謝している…!」
イルイ「ならば、その力…ガンエデンの剣として使わせてもらいます」
ジーグ「イルイ!俺達の力は全ての人の自由と平和のために使われるものなんだ!」
美和「そうよ、イルイ!そのために私達は戦ってきたのよ!」
ジーグ「俺達と共にいたイルイならその想いはわかるはずだ!」
イルイ「く…うう…!」
◆豹馬→イルイ
豹馬「やめてくれよ、イルイ!
俺…お前と戦うなんて出来ないよ!」
イルイ「ならば、武器を置きガンエデンの剣として生きるのです」
十三「アホ!豹馬が言ってるのはそんな事ちゃうわ!」
ちずる「わからないの、イルイ…。
私達はみんな…あなたの事が好きなのよ…!」
大作「みんな、イルイの事ば大切に思っとるとよ」
小介「僕達は敵とは全力で戦います…。でも、イルイさんは敵じゃないんです!」
豹馬「イルイ…!俺達の声を聞いてくれ!優しいお前に戻ってくれよ!」
イルイ「それは…く…うう…」
◆健一→イルイ
健一「イルイ!
君のやろうとしていることは人類を縛ることでしかない!」
イルイ「ならば、あなた達なら永久の平和を創り出すことが出来ると言うのですか?」
一平「いや…俺達だけでは無理だろうさ」
大次郎「じゃっどん、一人一人が力ば合わせれば、きっといつかは出来るとぞ!」
日吉「そうだよ!イルイもそれに力を貸してよ!」
めぐみ「イルイ!あなたの力は平和を築くための力のはずよ!」
イルイ「…………」
健一「イルイ!目を覚ますんだ!俺達は君と戦いたくない!」
イルイ「う…うう…!」
◆一矢→イルイ
一矢「聞いてくれ、イルイ!
俺は…バーム星人であるエリカを愛している!
そして、リヒテルとも最後には心を通わせることが出来た!」
イルイ「それは一時の気の迷いです…。
楽園に永遠を約束するためには異物は排除されるべきなのです」
一矢「それは違う!地球の平和だけを考えても駄目な時代が来ているんだ!」
ナナ「お兄ちゃんの言う通りよ!
イルイだって私達と一緒にいたんだからそれが理解出来るはずよ!」
京四郎「イルイ!過去に縛られた使命なぞ愚の骨頂!お前はお前の考えで生きろ!」
イルイ「それは…出来ません…」
一矢「イルイ!過去の呪縛を断ち切るんだ!」
◆真吾→イルイ
真吾「イルイ、聞こえるか!ケン太からお前に話があるそうだ!」
イルイ「…………」
ケン太「イルイ…聞いてよ!
イルイは人類が宇宙に出ちゃいけないって言うけれど…
僕…広い世界をこの目で見てみたいんだ!」
イルイ「それが結果として地球に災いをもたらすことになってもですか…?」
ケン太「それは………」
真吾「待てよ、イルイ。ケン太の感じている想いは誰もが持っているものだぜ」
レミー「そうよ…私だって宇宙の果てってのを見てみたい気もするもの」
キリー「イルイ!人類全体がケン太と同じような事を言い出したら、どうするつもりだ?」
イルイ「く…う………」
ケン太「もうやめてよ、イルイ!僕達のところへ戻ってよ!」
イルイ「真田ケン太…、あなたの目覚めは早過ぎたのです…」
◆サンシロー→イルイ
サンシロー「イルイ、聞いてくれ。
…俺は地球と人類を守るためにガイキングのパイロットとなった」
イルイ「…………」
サンシロー「イルイ!地球を守ると言うならば君は俺達の仲間のはずだ!」
ファン・リー「そうだ、イルイ!どんな敵が来ようと力を合わせれば
きっと打ち勝つことは出来る!」
ブンタ「君一人だけが使命を背負い込む必要はありません!僕達も一緒に戦います!」
ヤマガタケ「だからよ…!コロニーやゼーラ星の人達を攻撃するのはやめてくれよ!」
サコン「イルイ、君が強く思えばガンエデンの支配から脱する事も出来るはずだ!」
ピート「イルイ!」
ミドリ「イルイ!」
イルイ「く…私は…ああ………」
◆凱→イルイ
凱「もうやめろ、イルイ!
俺達はお前とは戦いたくないんだ!」
イルイ「…………」
護「やめてよ、イルイ!僕達、みんな…君のことを助けたいんだ!」
イルイ「…………」
命「思い出して!私達と過ごした時間を!」
イルイ「私はガンエデン…、……人類の守護者として…私は使命を果たさねばなりません」
凱「人類を守護する者は人類だ!神様なんて必要ないんだ!」
護「お願いだよ、イルイ!僕達のところに帰ってきてよ!」
イルイ「く…ああ…!」
◆勇→イルイ
勇「イルイ…お前から見ればオルファンは地球の異物なんだろうな…」
イルイ「…………」
勇「俺も初めはオルファンを潰す気でいた…。でも、αナンバーズに来てわかったよ…。
オルファンとだってわかりあえることが出来るんだって」
イルイ「…………」
比瑪「だからね…私達、あなたともわかりあえると思うんだ…。
だって、イルイは…私達の大事な友達なんだもの」
イルイ「く…うう…」
比瑪「イルイ…あなたも私達と同じ人間なのよ…。
だから、もう戦うのはやめて…。私達と共に生きていきましょうよ」
ユキオ「そうだよ、イルイ!」
アカリ「あたし達、またイルイと一緒にいたいよ!」
クマゾー「いたいも!」
イルイ「う…私は…私は………」
※ゼンガーの説得を皮切りに、幾度となくイルイに呼びかけるαナンバーズ。
その中で、徐々にイルイに変化が…!
◆2回目の説得後
イルイ「う…うう……!」
万丈「!アムロ大尉!」
アムロ「ああ、拒否反応が強くなりだした…。イルイがガンエデンから離れつつある!
みんな、彼女に俺達の声を伝えるんだ!」
◆4回目の説得後
イルイ「あ、あああ……ああっ!」
アムロ「もうすぐだ!
あとほんの少しでイルイをガンエデンから引き離せるぞ!」
◆5回目の説得後
イルイ「…………」
イルイ(小)「…………」
カミーユ「…イルイが……二人…?」
イルイ「…………」
イルイ(小)「みんな、ありがとう……」
ゼンガー「!!
イルイ…意識を取り戻したのか!?」
イルイ(小)「…ううん…そうじゃない。
ガンエデンが…私を切り離して、消去しようとしているから……」
凱「消去…!?」
イルイ(小)「そう……。私がみんなの声を聞いたから……。
みんなの所へ帰りたいと思ったから………ガンエデンは私を消すの……」
ゼンガー「イルイ……!」
イルイ(小)「ゼンガー…みんな……色々と迷惑をかけてごめんなさい……。
…最後に…私のお願いを一つ聞いて……」
ゼンガー「願いだと…!?まさか、それは……!」
イルイ(小)「そう……私ごと…ガンエデンを壊して……。早く……私を壊して……」
比瑪「そ、そんな!そんなこと出来るわけないじゃない!」
イルイ(小)「…お願い…。私がガンエデンの力を抑えている内に……。
早く…私とガンエデンを壊して…早く……」
ゼンガー「それを…俺達にやれと言うのか、イルイ…!」
イルイ(小)「…お願い…お願いだから……」
一矢「く、くそっ…!どうしようもないのか…!?」
勇「ここまで来て…こんな結末か…?」
麗雄「あきらめるな。彼女を助ける方法なら、まだある…!」
勇「え…!?」
凱「本当なのか!?」
麗雄「うむ。危険な賭けになるが…それでもやるか?」
凱「ああ、もちろんだ!」
甲児「それで、助ける方法って何なんです!?」
麗雄「ガンエデンの機能を停止させると同時にイルイ君を助けるんだ」
甲児「へ!?そ、それだけ!?」
ジュドー「そ、そうか…!要は…」
カミーユ「俺達がフォウやプルを助けた方法と同じ…!」
麗雄「ただし、時間はない。イルイ君が完全に支配されてしまえば、手遅れとなる…」
(それに…もし、彼女がガンエデンの最終安全装置としての役目も持たされていたら…。
いや…今は賭けるしかない。どのみち、ガンエデンを破壊しなければ地球に未来はない…!)
ブライト「よし!全機、攻撃をガンエデンに集中し、機能を停止させろ!
我々自身の手で、地球とイルイを救うんだ!!」
※やはりガンエデンを破壊するより他に、イルイを救い出す道はないのか。
αナンバーズの攻撃が始まる!
◆コウVSガンエデン
コウ「ガンエデン!
確かにお前は地球の守護者かも知れない…。
だが、俺達に神は必要ない!人類はお前なしでもやっていける…いや、やっていくんだ!」
◆カミーユVSガンエデン
カミーユ「ガンエデン!
俺達は人類の未来に立ち塞がるならお前を倒す!
人々が夢見た人類の革新のために!」
◆ジュドーVSガンエデン
ジュドー「待ってろよ、イルイ!
今、時代遅れの石頭を破壊してお前を助け出してやるからな!」
◆ハマーンVSガンエデン
ハマーン「消えろ、ガンエデン!人類を縛るお前は私が討つ…!
シャアに代わってな!」
◆アムロVSガンエデン
アムロ「ガンエデン…俺達はお前を倒すことをためらわない…!
ガンエデンの呪縛から人の魂を解放するために!」
◆キンケドゥVSガンエデン
キンケドゥ「ガンエデン!
地球の未来はお前ではなく人が人の力で創っていってみせる!
その証のためにこの手でお前を倒す!」
◆トビアVSガンエデン
トビア「待っていろよ、イルイ!
もうすぐ俺達が君を救い出す!このガンエデンを倒して!」
◆ヒイロVSガンエデン
ヒイロ「ターゲット確認…攻撃目標…ガンエデン!」
◆万丈VSガンエデン
万丈「ガンエデン…、
自由を縛り、未来を閉ざす神など人類には必要ない…だから、僕達はお前を倒す!
自らの手で平和な世界と輝かしい明日を築くために!」
◆甲児VSガンエデン
甲児「ガンエデン!
お前を守護者の使命から解き放ってやるぜ!
だが、その前にイルイだけはきっちり返してもらう!」
◆鉄也VSガンエデン
鉄也「ガンエデン…、
もしかしたらお前の言うことは全て正しいことなのかも知れない…
だが、俺達は人間だ!未来は自分達で決めさせてもらうぞ!」
◆竜馬VSガンエデン
竜馬「新しい世界を開くため…そして、イルイと人々を救うため…
ゲッター!この一撃に力を貸してくれ!」
◆ジーグVSガンエデン
ジーグ「見ててくれよ、父さん、母さん、まゆみ…
俺達はガンエデンを倒してイルイと人々を救ってみせる!」
◆豹馬VSガンエデン
豹馬「行くぜ、イルイ!
ちょっと荒っぽいかも知れないが今、助けてやるからな!」
◆健一VSガンエデン
健一「ガンエデン…!
過去の呪縛にとらわれたお前とイルイを今、解放してやるぞ!」
◆一矢VSガンエデン
一矢「ガンエデン…!
俺はこの拳にエリカとの愛を誓った…!
そして、この拳でお前を倒し新しい時代を築いてみせる!」
◆真吾VSガンエデン
ケン太「やっちゃえ、真吾!」
真吾「OK!フィナーレらしく派手にいこうじゃないの!」
◆サンシローVSガンエデン
サンシロー「ガンエデン!
お前が信じなかった人間の力、俺が見せてやるぞ!」
◆凱VSガンエデン
凱「ガンエデン!
俺達、人間の力と勇気をお前に見せるぞ…!そして、証明してやる!
お前がいなくても人類はやっていけることを!」
◆勇VSガンエデン
勇「もうすぐだ、イルイ!
もうすぐお前を過去の呪縛から解放してやるぞ!」
◆ゼンガーVSガンエデン
ゼンガー「吠えろッ!ダイゼンガー!!
猛き武神となりて、偽神を断つのだッ!!」