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西武鉄道西武園線(4月) 八国山緑地と北山公園の間を走る西武園行きの電車です。徒歩だと、西武新宿線東村山の駅から15分くらいで北山公園の入り口に着きます。西武園線の終点西武園駅からは八国山の西端まで3分、北山公園まで10分くらいです。
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北山公園
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北山公園東の入口「善行橋」(4月) 東村山駅から歩いてくるとこの「善行橋」まで12〜15分です。橋の下には多摩湖堤の「十二段滝」と「たっちゃん池」から流れてくる「北川」(後川)が流れています。北川は1kmくらい東の八国山の東端で前川、柳瀬川に合流します。橋を渡ると右には「しょうちゃん池」左には「菖蒲田」、正面には八国山が見えてきます。
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しょうちゃん池(4月) バードサンクチュアリーで立入禁止なのですが、休みの日になるとザリガニを釣ったりフナやドジョウを網ですくう子供(?親?)が柵の中で遊んでいます。水鳥を追っかけたり、石を投げたりしなければ、管理人のおじいさんも怒りませんが。鳥を捕まえようとした親子が怒られていました。
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善行橋のカワセミ しょうちゃん池の奥には毎年カワセミが巣作りに来ています。南を流れるこの北川(後川)で魚を捕っているのが見られます。季節になるとファンのおじいさん達が公園東の善行橋の上からスコープや双眼鏡で観察しています。声をかけてのぞかせてもらうときれいな姿に会えるかもしれません。写真中央奥の左側から川の上に出ている木の枝に止まっているのが見られます。
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蓮池(4月) 北山公園の中央にある蓮池です。大賀はすが移植されていて、7月にはピンク色のきれいな花が咲きます。遠くに見える建物は市立北山小学校で公園が校庭みたいなものです。その向こうにある鉄塔が「ネコバスの送電線」と呼ばれている八国山を越えていく送電線の鉄塔です。この蓮池には以前、トノサマガエル(トウキョウダルマガエル)がたくさんいたのですが、最近はザリガニだらけです。公園全体でも姿が見られなくなってきています。
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菜の花畑と八国山(4月) 桜と同じ時期に菜の花畑も満開となります。八国山の尾根も緑の葉が茂ってふさふさとしてきます。3月までいたコゲラは数を減らして、シジュウカラやウグイスがうるさく春の歌を歌います。
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秋咲きの菜の花(12月) 12月になると冬の低気圧が通過し始めます。通過した後の寒い風が吹くたびに木の葉も落ちて、八国山は冬の景色に変わっていきます。日中の気温が10℃くらいに上がる日にはシジミチョウのなかまが最後の元気を出して花の蜜に集まってきます。
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北山公園の芝生広場(5月) 梅雨前のころは北側の草地はシロツメ草が広場を埋めつくします。ここは他の場所よりも四つ葉のクローバーがたくさん見つかる草地です。
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大賀はす(6月) 5月の連休頃から急に葉がのびはじめて、6月の梅雨前にはこんなにのびます。花の時期は梅雨明け頃なのですが、年によって2週間以上遅かったりすることもあります。
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北山公園の菖蒲田とあづま屋(02/6/16) 公園には嘱託の管理人のおじいさんさんがいつもいて公園の世話をしながらいろんなことを教えてくれたりします。休みの日には、ザリガニ釣りの子供が多くきています。トイレがあづま屋にありますが、いたずらが多かったので、夕方4時半には鍵がかかってしまいます。そのときは八国山のトイレに走ります。
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満開の花菖蒲(6月) 5月の連休明け頃から、西側の水田近でカキツバタやアヤメが咲き出し、6月になると中央の150種類くらいの菖蒲が順番に咲き、入梅の頃には満開の状態になります。6月の各週末には商工会や商店会主催の菖蒲祭が開催されて出店や屋台が出てにぎあいます。
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学習田(7月) 北川の上流にあるポンプ場でくみ上げた水は八国山からの湧き水と合流してここから水路に流れだします。雨が少ないときは大量の水をくみ上げないと水田に水を張ったり、しょうちゃん池に水を送ることができません。ザリガニが開けた穴から水がもれるので毎日のように穴ふさぎをする時期です。
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コスモス畑(04/7/9北山公園) 04年7月は夏咲きになったコスモスが満開になりました。南側にはヒマワリ畑が満開状態です。
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コシアキトンボ(07/7/27北山公園) 自分より大きなオオシオカラトンボやオニヤンマも追い出して縄張りを守ります。北山公園のトンボの中では一番攻撃的で強いかもしれません。日中はほとんど休まないで飛び続けてメスを待ちます。
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ハグロトンボ(07/7/27北山公園) 豊かな水辺に生息するカワトンボの仲間です。体長6cmくらいで、大きな翅(はね)を開くと蝶みたいです。夏のトンボですが強い日差しはにがてで、北川近くの日陰でじっとしていることが多いです。
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イチモンジセセリ(04/8/22北山公園) 稲の害虫として消毒されていた種類です。春にはあまり見かけないのですが、稲が育つ夏以降になると水辺の近くでたくさん見かけるようになります。セセリチョウの仲間の中でも一番よく見かける種類です。チャバネセセリやオオチャバネセセリとよく似ています。
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学習田の収穫(04/10/31) 04年は夏までの雨が少なかったのに秋の雨が多かったので、はざかけした稲がなかなか乾燥しませんでした。
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あずまやにある井戸ポンプ。 あまり見られなくなったガチャガチャポンプです。水は汲めませんが、汲めるようにしてくれたら楽しいのですが。
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北川のカルガモ(1月) このあたりに留鳥として住み着いている一家です。餌を求めて多摩湖のたっちゃん池まであらわれるそうです。
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北川に来るマガモ(1月) 北山小学校のそばの中洲に来ます。春にも見かけるので住み着いているのカモ?
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ハクセキレイ(02/1/26北山公園) 周りは宅地開発で住宅が増えているのに、野鳥の種類は豊富です。毎年春にはカワセミのつがいが見れます。フクロウが日が暮れた公園の水辺に現れたのを見たこともあります。2〜3月ころの朝には八国山の林の中で10〜20羽の数でコゲラを数えることができます。
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親水歩道の工事(03/12/8善行橋) あずまやの南側で親水歩道の工事が04年の2月まで行われます。写真の遠くに見える竹林は秋から冬に多くの鳥が集まる場所ですが工事期間中は川に近づけません。天気のいい日にはカワセミやカルガモも竹林の川沿いによく来て魚をとっています。日陰の方が魚がとれるのかな?(親水歩道は04年3月に完成しました)
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親水歩道(04/7/15) 完成した親水歩道が開放されましたが、水辺に人が近づくと、カモやカワセミが近寄らなくなってしまいました。
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ホシゴイ(04/8/22北山公園) ゴイサギ(五位鷺)の幼鳥です。日が暮れてから暗い夜空を「クワ〜ッ」と鳴いて飛ぶ夜行性の鳥です。夜、北川に沿って5mくらいの高さで低く飛ぶのが見られます。(星五位)
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カワセミ(03/12/21北山公園) この大きなドジョウを杭に5回たたきつけてから飲みこんで食べてしまいました。食べた後は、おなかの中の魚が暴れなくなるまでは飛ばないでじっとしています。このカワセミは人間の少ない早朝には菖蒲田の周りの池に来て魚を獲っています。秋までは4羽いたのですが1羽見かけなくなって、親子3羽がいます。春に巣離れするまでは、子カワセミのへたくそなダイビングを見ることができます(04年春)。
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親水公園工事(05/2/12善行橋・下流) 05年1月から始まった下流の工事で、5月頃までは騒がしい北川になってしまいました。05年の春は二組のカワセミのペアが確認されて、善行橋のペアは3月5日ごろから営巣の準備に入りました。3月15日頃には巣穴の準備が完了して、いつでも営巣に入れる状態です。
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民家園(04年3月31日閉園しました) 北山小学校を回り込んで西門の前に出ると東村山市立の民家園があります。以前は移築した古い建物があったのですが、1999年に火事で全焼してしまいました。放火事件の2日後にここにきた時、燃え残った柱や焦げたにおいがすごかったです。07年の秋から「縄文体験館」の建設工事が始まりました。里山民家の再建ではなくて、鉄骨のビルになるそうです。
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八国山への踏み切り(1月) 北山小学校西門の北側に、八国山緑地につながる踏み切りがあります。ほかの踏み切りはかなり遠回りなので、行き来はここが中心になります。この踏切の上を送電線が南北に通っていて「猫バスの送電線」とよばれています。写真の送電線は八国山を越えて、以前は松ヶ丘の美しい水田の上を通っていたんですが、平成になってすべて住宅地になってしまいました。
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八国山の踏み切り(12月) 11月の最後の週から12月の第一週はぼくの好きな季節の一つです。渡りが終わった冬鳥たちが森の中にたくさん来ていて、最後の紅葉と落葉が見れる時期です。この時期は縄張りを主張しあう鳥たちの声がたくさん聞けて、鳥の鳴き声を当てっこする季節です。12月の第二週に入ると寒気団が寒い冬をつれてくるので鳥たちもすこし落ちついてきます。
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八国山中央
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送電線の広場(トトロの丘・4月) 踏切を渡ると八国山の南の入口です。写真の広場の前の看板を右にまがると二つ池やひだまり広場に行く広い中道です。まっすぐ広場を抜けていくと狭い歩道を登って3分くらいで尾根道にでます。左に行くと線路沿いに西武園駅の方に歩く歩道です。
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ツグミ(02/1/19八国山) 餌の少ない冬には、広場の周りに集まって来る野鳥の数も増えてきます。日当たりのいい森の縁(ふち)や草地は冬のたいせつな餌場になっています。
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モグラ広場(10月) 踏切を渡った右にある線路沿いの平らな広場は東京都の公園用地になってからしばらくは草ぼうぼうの荒地でしたが、きれいな芝生の広場に整備されました。ぼくたちは「もぐら広場」と呼んでいます。この日はモグラ塚(土山)が63ヶ所ありました。いったい何匹いるんだろう。
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トンボの湿地(10月) モグラ広場のとなりには湿地が広がります。線路沿いに100m以上続いていますが、昔は田んぼだったと聞きました。写真の線路の向こうには北山小学校の体育館が見えています。この湿地の一番奥には水路があり、線路の下をくぐって北山公園の学習田へと水を供給しています。奥の水路のあたりはたくさんの種類の鳥が観察できる、ぼくのお気に入りの場所です。
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ゴイシシジミチョウ(10月・モグラ広場)
日中明るいところではあまり見かけない、碁石模様のシジミチョウです。交尾中の左が雄で右が雌です。秋が深まると今年最後の卵を笹の葉などに産み付けます。
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中道(10月) 広場前から中道を進むとすぐ森の中の道になります。森に入るとすぐにこの分岐があります。右の狭い歩道は線路沿いの湿地に沿って、二つ池の下池の放水口に出ます。右端の木のすぐ後ろには線路沿いの湿地(野鳥の池)に出る狭い道があります。毎年この右の茂みの中にスズメバチが巣を作ります。秋には注意しながら歩きます。
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湿地奥の池(野鳥の池・1月) 下池のさらに下の線路沿いにある湿地の池ですが、地図にも案内にもこの池は出ていません。この池は日当たりもよく、たくさんのトンボが産卵に来ています。残念ながら浅いので、雨が少ないと沼になっています。奥の水路近くには毎年カルガモやコジュケイが巣を作っています。
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野鳥の池・春(4月) 桜が咲く頃には冬鳥がいなくなって、池の周りも静かになります。これからは夏鳥が森の中で営巣を始めます。
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「二つ池」の下池です(1月) 広い中道を進むと標柱がある先で右のほうをみると、20mくらい奥に池が見えます。近所の小学生は「トトロの池」と呼んでいます。毎年、ザリガニ釣りの競争をしています。一時間で何匹つれるかを競争します。ぼくの最高記録は36匹です。公園事務所が2000年に新しい木の柵をしてからは「立入禁止」とのことでしたが、交渉して、危険のない釣りならよいということになりました。釣ったザリガニは池にもどします。
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コサギ(04/1/6二つ池) よくこの池をねぐらにしているコサギです。北山公園の池や北川にも現れます。人間に対してはとても警戒心が強くて、20mくらいまで近づくと飛び去ってしまいます。
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「二つ池」下池の春(4月) 線路沿いの桜が散り始めると、池のまわりのコナラやクヌギがいっせいに新芽を出します。気温が順調ならば4日間くらいで葉がでそろって、池のまわりには春の虫たちがあらわれはじめます。
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タチツボスミレ(4月) 広い緑地の中でもこの二つ池の周りには数百の株が群生しています。4月の桜の終わるころに来るとスミレを踏まないように注意して歩かなくてはなりません。もうすぐこの池の周囲で森の再生事業が始まると聞きました。高くなりすぎた木を間伐して、やぶをきれいにするのだそうですが、スミレを残してほしいと思います。
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「二つ池」の上池(4月) 下池の先30mくらいで中道のすぐ横にあります。切り立った土手とやわらかい泥で水に近づけません。池の周囲は木の柵で囲まれていますが、西側の水路のところは水辺に下りて近づけます。ザリガニはたくさんいるけれど、ちょっと危ない池です。小さい子供がはまって、腰まで泥にもぐって動けなくなって大騒ぎになったことがあるそうです。
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二つ池の下池、放流口(10月) 二つ池をぐるりとまわると下池の南に放流口があります。ここからあふれた水は下の湿地に流れていきます。写真の正面の歩道は、まっすぐ登ると「ひだまり広場」の上にでます。右の水路沿いの歩道に進むと線路沿いの階段を登って「ひだまりの広場」です。この水路付近はいろいろな鳥が集まってくる場所で、野鳥の観察会が必ず立ち寄る場所です。
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蜜場の木 線路沿いの歩道を登っていくと良く知られているこの蜜場の木が歩道の横にあります。何年も樹皮を傷つけられてすごい形になっています。この木はスズメバチも多いので気をつけて通ります。
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ひだまり広場(10月) 二つ池から登ってくると、丘の頂上にある広場に出ます。まわりの木が生長して、日が射し込まなくなっているので「ひだまり」にはなっていませんが・・・。広場の東側には尾根道に出る歩道と線路沿いに下りる歩道があります。おすすめは線路沿いの歩道です。
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シメ雄(04/12/4八国山)
葉が落ちた森にシメが現われはじめると、本格的な冬の到来です。アトリ科の仲間のイカルと一緒に群れていることがありますが、同じ食餌をするので同じ場所に現われます。横に出ている風切羽の先は日が当たるときれいなコバルト色にひかります。
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コゲラ(02/1/19八国山ひだまり広場) 冬の八国山緑地で一番多く見られる鳥はコゲラです。このときは同じ場所で12羽も数えることができました。
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線路沿い歩道(10月) ひだまり広場から滑りやすい坂を下りると線路に沿った歩道にでます。ここは日当たりが良いので季節の野草や蝶の種類が多いところです。人があまり入らないのでめずらしい蝶も見つけることができるそうです。森の木が歩道にせまってきているあたりで、左に狭い歩道があり、登ると尾根道への近道です。まっすぐ歩くと150mくらいで住宅地の道路にでます。
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スジグロシロチョウ(03/10/17八国山)
線路沿いの草地にはシロチョウやシジミチョウの仲間がたくさん見られます。秋に気温が下がってくると、日中じっととまっているチョウを見かけるようになります。写真はぼくがモンシロチョウとまちがえていたスジグロシロチョウです。
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ヤマトシジミ(03/10/17八国山)
丘陵でいちばん多く見つかるシジミチョウです。シジミチョウの仲間は羽の表がきれいなんですが、蛾(ガ)みたいに羽をひろげてとまらないのでなかなか観察できません。右の2頭が交尾中です。なんで左にもう1頭とまっているのか。「フェロモンだよ」って教えてもらいました。フェロモンてなんだろう?
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キタテハ(04/4/1八国山)
越冬したキタテハだと思います。羽がぼろぼろになって半分くらいしかありませんが、まだ元気に飛んでいました。仲間をまちがえたテングチョウがいっしょに飛んでいました。
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キアゲハ(04/4/1八国山)
蛹(さなぎ)で越冬して、春に羽化した春型の雄です。羽の後ろのほうの赤い班が見えませんが、春先の野原でとても目立つ色です。
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射撃場跡の石碑 線路沿いの歩道を行くと住宅に行き当たり、道は左に曲がっています。その曲り角には石碑に「御大典記念」「帝国在郷軍人会」「常設射撃場」とあります。この平和な森が、昔は軍の射撃場だったということだそうです。鉄砲の弾が落ちていないか探しましたが、近所のおじさんに「戦前は、天皇陛下から給わった弾や薬きょうは一つ残らず拾い集めたんだよ」と聞いてまた驚きました。石碑の先の住宅地の道路を100mくらい歩くと藤の宮公園(児童公園)前の入口が見えてきます。
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アオゲラ(04/1/6ひだまり広場) この森に住み着いてるアオゲラです。木の中にいる虫を食べるために、こんなに大きな穴を開けます。穴の中には、虫の巣穴がたくさん見えています(拡大したら虫の巣穴が13ありました)。森を管理するために、虫に食べられて弱っている木を切り倒してしまうと、鳥たちの冬の餌場がなくなってしまいます。
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アオゲラの巣?(04年1月) 去年と同じ木に新しい穴があいていました。まだ途中みたいですが、コゲラとちがってアオゲラは1週間もあれば30〜40cmの深い穴を完成させてしまいます。上のほうの穴が新しい穴で、木屑が地面に落ちていました。別の木にもアオゲラの大きな巣穴があいているので、何ヶ所も試しに掘っているみたいです。(この木は04年8月の台風で倒れたそうです)
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八国山諏訪町から調整池
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藤の宮公園前の入口(10月) 写真正面の階段を上がって歩道を左に上がって行くと、新山手病院の裏山をぐるっと半周する歩道につながっています。左の歩道は100mくらいで二つに分かれて、直進するとそのまま尾根道に登る坂道、左に行くと湿地を横切る土手の歩道を通って谷づたいにゆっくりと尾根道に上がる歩道になっています。ここの前の住宅地の道路を右に250mくらい歩くと新山手病院の正門です。
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藤の宮公園前の谷戸(02/1/19) ひだまり広場の丘の東には八国山を東西に分ける大きな谷戸が入り込んでいます。水は少ないので冬には乾いてしまいますが、谷の湿地を渡るために土を盛った歩道が作られました。水はけを良くするために地下には15cmのパイプが2本通って谷戸の外に排水するようになっています。湿地を残してほしかったのですが。(写真は工事中の土手です。)
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排水口 水がはけるように、2ヶ所に排水口ができました。この谷戸は昆虫の種類が多い場所でしたが、きれいに整備されてからは蛾の種類が減ったような気がします。
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新山手病院(しんやまのてびょういん) 藤の宮公園から住宅地の道路を森に沿って歩いてくると新山手病院の前にでます。写真左から来て、右に進むと白十字病院方向です。手前の道は「八国山通り」で北川にかかる「保生橋」を渡って東村山の駅に向かう道になります。
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白十字病院の介護施設 新山手病院のすぐとなりは白十字病院です。写真の左にある道路が二つの病院の間を通る道路です。道路は尾根道への歩道につながっています。
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尾根道への歩道 200mくらい入ると砂利道になってその先には車止めがあり狭い歩道になります。歩道を登っていくと尾根道の四辻にでます。途中の右側には白十字病院の敷地の中に大きな草の広場があります。人がまったく来ないので、ここで寝そべって鳥を観察します。写真左の道路は新山手病院の裏山の工事現場です。
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新山手病院裏の工事(03/10/16) 以前は森の中に古い病院の宿舎とテニスコートがあったんですが。03年9月には森の木を切ってしまいました。谷の奥にいたニホンリスはどうなったんでしょう。この日当たりの良い谷は虫たちの楽園だったんですが。
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新山手病院の谷(04/4/1) 建物本体が完成してこの高さになりました。写真は昔の病棟跡の展望台から谷戸と東村山駅方向です。これから、まわりに緑をたくさん植えるそうです。谷の湿地も復活させてくれればいいのですが、水がたまらないように排水施設で流してしまうんだそうです。
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白十字病院 これは以前からあった病院の古い建物の正面です。この左側には新しい介護施設の建物が建っています。右の車道を200mくらい上がって行くと車道は行止まり、新しいトイレができた芝地広場の前に出ます。トイレの裏を登るとすぐ尾根道の四辻です。
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オオスズメバチ(03/10/16白十字病院) 八国山の尾根近くでは毎年オオスズメバチの巣が見つかります。秋、柿の実に色が付き始めると(赤信号といってます)、翌年の女王蜂の準備の時期です。この季節には、音やにおいに敏感になっている雄が、巣に近づく人間をいきなり襲います。でも巣から離れて単独で食事をするときは、いきなり襲ってくることがないので、近くで写させてもらっています。(※絶対安全とはいえません。足に自信がない人はだめです。)
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北川のカルガモ(10月) 護岸工事とまわりに住宅が増えてきた北川では、雨が降るといきなり水位が上がってきます。写真の中洲には今年のヒナが3羽と成鳥が3羽いました。親鳥がヒナをかばうようにしながら下流へと流されていきました。写真右上の踏み切りは「八国山通り」の踏み切りです。
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久米川古戦場の石碑(10月) 諏訪町の新しい住宅街の中には古戦場の石碑があります(写真中央の白い柱)。送電線下には公園や遊水地がありますが、昔は畑や竹林があったのどかな場所だったそうです。上のほうにある送電線の鉄塔は将軍塚のすぐ南東にあるJR東日本の「前-境103号」鉄塔です。
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掘割の歩道 白十字病院から住宅地の道路を左の山に沿って道なりに歩いてくると写真の堀のような旧道に出ます。この道を右のほうに歩いていくとすぐに車が多い道路に出ます。「勝陣場橋」の北です。自動車に注意しながら道路を左のほうに150mくらい歩くと松が丘の調整池です。(写真の歩道を反対に歩いて住宅地の中を回り込んでも調整池にでられます。途中の「勢揃橋」方面への案内表示にしたがいます。)
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松が丘の調整池(10月) 水鳥で有名になった遊水地です。まわりは住宅地に変わってきましたが、鳥たちのたいせつな餌場としての水面は変わりません。この日も南のはしごの近くにカワセミが来ていました。最近はウ(鵜)が増えてきてカモたちの居ごごちが悪そうです。この池にはいろいろなトンボのヤゴがたくさんいるんだそうですが、土手も草もないので羽化できないで鳥などの餌になってしまっているそうです。
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ビールケースのいかだ 手作りのいかだにとまっているのは川鵜(う)です。最近増えてきた川鵜に追い出されたカモたちはどこに行ったのか。手前のいかだの真ん中にはカモの親子がおとなしくしています。調整池として作られたので切り立ったコンクリートの壁に囲まれていてカエルや水生昆虫も繁殖できません。土手や岸はないので鳥たちも営巣はできません。でも、魚はたくさんいるのでだいじな餌場になっています。
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カワウ(03/12/27松が丘調整池) 狭山丘陵の水辺で急に数を増やしている鵜(う)です。太平洋側の海沿いでもカワウの数が増えてきていて、他の水鳥の営巣地が奪われているそうです。狭山湖のサギたちの営巣地だった場所もここ数年でカワウの営巣地に変わってきているそうです。
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調整池前の道路 調整池の横の道路は「勝陣場橋」を渡って南に抜ける府中街道の抜け道になっているので交通量の多い道路です。もうすぐ新しい橋を架けて道路を拡張する工事が始まります。静かだったこのあたりも新しい道路ができると開発が進んでしまわないか心配です。遠くにあるファミリーマートの交差点を左にまがると松が丘の中央通りです。まがってすぐ左の住宅街に入ると八国山の尾根道の入口が見えてきます。
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八国山尾根道
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八国山東の端 数年前までは畑だった場所に住宅が立ち並んで、八国山の入口も見通せなくなってきました。写真の真ん中にある木の杭が東京都が2000年に立てた入口の標識です。右の植え込みの下にはお堀みたいな旧道が残されています。旧道の北側(右)は埼玉県です。旧道は南の方に300mくらい歩くと北川にかかる「勝陣場橋」の北に出ます。
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八国山東の入口 調整池から西側の住宅街に入り、森が見えるほうに歩いていくと旧道に出る場所があります。旧道の右のほうを見ると八国山の尾根道の東の入口があります。将軍塚まで150mくらいです。毎年のように住宅が増えて、以前のような畑や果樹園のあった田園風景は見られなくなってきました。この尾根道の登り口の左側は東京都、右側は埼玉県です。
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将軍塚(10月) 八国山尾根道の東、埼玉県側の林の中に昭和初期に建てられた「将軍塚」の石碑があります。すぐ南側は東京都側の白十字病院の森につながっていて病院とこの将軍塚のおかげで残ることができた森です。現在は埼玉県が指定した「いきものふれあいの里」のスポット5(蝶の森)になっています。
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尾根道を西へと歩くと「いきものふれあいの里」の案内板が立っています。この横にあるフェンスまでが埼玉県の緑地公園でその西側は宅地化が進んでいる松が丘の民有地です(茶畑の跡です)。もう少し尾根道を進むと、松が丘の住宅地の舗装道路が尾根道につながっている場所に出ます。尾根のすぐ北側には住宅地がせまってきています。
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住宅地の道路(10月) 松が丘の住宅地の道路が尾根道につながっている場所です。右を見るとすぐ近くに新しい住宅が立ち並んでいます。この右の道路に車を駐車して、犬の散歩に来る人がけっこういます。犬のブラッシングをしたら毛の始末もしていってほしいです。写真中央の木の後ろ側には102号鉄塔が建っています。
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白十字病院上の四辻(10月) 将軍塚から尾根道を200mくらい歩くとこの四辻に出ます。右斜め前が尾根道です。左には2本の歩道が上がってきていて、左手前の狭い歩道を行くと白十字病院の東駐車場前に出ます。左斜め前の道は新山手病院と白十字病院の間の道路に降りていく歩道です。元祖ネコバスの送電線は写真右上の上空を走っています。
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尾根の四辻(10月) 上の写真と同じ場所を尾根道の西側から写しました。左のほうの将軍塚に向かっていくとすぐ松が丘の住宅地の舗装道路が尾根道つながっている場所が見えます。
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冬の尾根道(1月) 木の向こうが見通せるので1月から3月までは尾根道から冬鳥をさがすことができます。
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春の尾根道(4月) 冬鳥が北に帰って行くと、夏鳥が現れて営巣の準備が始まります。
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白十字病院の上にできたトイレ 四辻から60mくらいでトイレに着きます。02年に完成した新設のトイレです。写真の左には白十字病院の建物があります。今まで遠くまで走っていたのが便利になりました。この広場も日当たりが良いので季節の花や虫たちの観察に適しています。
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アオマツムシ(03/10/26将軍塚)
こんなに羽をもちあげて鳴いていました。メスがこの葉の下にいるんですが、写りませんでした。メスの羽は緑色で茶色い模様はありません。狭山丘陵のどこにでもいるのですがなかなか姿を見ることができません。(外来種)
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ほっこり広場への降り口(10月) 四辻から3分ぐらい歩くと尾根の左が開けた場所に来ます。あまり目立たない場所ですが道標の杭を気にしていると見つかります。道標には矢印と「ほっこり広場」の字が書いてあります。ここから下りると、新山手病院の裏山を半周して藤の宮公園の前に出るコースで、ぼくのおすすめルートです。
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ほっこり広場
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広場への急な下り坂(10月) この急な坂を下ると最初の広場に出ます。午前中は日当たりがよく、朝には小型の鳥をたくさん見ることができます。案内にでていない道なので近所の人が犬の散歩に利用するくらいで、あまり人が通らない静かなコースです。
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くるみ広場(10月) 尾根から降りた最初の広場には大きなクルミの木があります。秋になるとクルミ拾いの人が棒を投げてクルミを落としています。ここの森にはリスが3匹住んでいて、朝と夕方に広場北の桜の木から現れて木の枝を飛び移りながらクルミを探すんだそうです。
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フィードテーブル くるみ広場にはフィードテーブル(餌台)が何ヶ所かあります。テーブルにはクルミがたくさん入っています。くるみの木のクルミを人間がが採って行ってしまうので、冬になると近所の2人のおばさんが買ってきたクルミを入れているんだそうです。なんか変な話しだなぁ。(08年、林床整理で木が伐採されて撤去されています。)
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虫に食べられた葉(10月) まるごと葉っぱを食べる虫や葉肉だけを上手に食べる虫に食べられた葉っぱです。天気のいい日に明るい空にかざしてみると葉脈の網目模様がとてもきれいです。街の公園では消毒されてしまうので、見つからなくなってきています。こんな葉っぱを見つけたら近くの葉や茎に、さなぎがいたり卵が産み付けられていたりするので探してみます。
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何の卵? 近くに3種類の卵とサナギ2つを見つけました。でも成虫の姿は知っていても、卵やサナギはむずかしい・・・。写真の卵は孵化したらしい小さな幼虫が卵の真ん中あたりで動いています。
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ほっこり広場(上・10月) この建物跡の大きな広場は3段に別れています。芝地の広場に整備されてからは「ほっこり広場」と名づけられましたが、以前は「おばけの森」と呼ばれていて子供が近づかないようにこわい話が伝えられていました。今でも、「このあいだ、白い服の幽霊を見たよ」なんていう話を聞きます。
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ほっこり広場(下) ここは以前建っていた日当たりの良い建物の跡地がそのまま日当たりの良い広場になっています。広場の周りには当時の桜が切らずに残されていて、大きな桜の木が何本もあります。写真は一番下の広場にある桜の大木です。
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ほっこり広場の桜(4月) 桜が満開になるころ、渡っていく冬鳥と、渡ってきた夏鳥が森に集ります。日当たりの良いほっこり広場は鳥の鳴き声でにぎやかになります。写真の木は真ん中の広場の東側にある木で、鳥が一番多く集る桜です。
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シマサシガメ幼虫(09/5/3) 体長15mmくらい、成虫になると真っ黒に白い斑の縁どりに変わり、強そうな肉食系昆虫の姿になります。
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ほっこり広場からの下り(10月) 広場から新山手病院のフェンス沿いに歩いてくると少し登ってこの分岐に出ます。真ん中の狭い歩道を10mもいくと藤の宮公園から登ってくる歩道に出ます。右の杭の所を右に行くとやはり藤の宮公園からののぼりに合流してすぐに尾根道に出ます。左にまがると桜の苗木を育てている場所を左に見ながら下って、やはり藤の宮公園の東の住宅街の道路に出ます。
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尾根道
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東大和線27番鉄塔(東京電力) 八国山を通る送電線は3系統あります。これは西端にある東京電力の東大和線27番鉄塔です。荒幡小学校の横にある鉄塔から西武園ゴルフ場を越えてこの鉄塔に来て、南の東村山浄水場の隣の変電所にむかっています。
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只見幹線500番鉄塔(電源開発) これは尾根の中央を横切る電源開発の超高圧送電線です。鳩峰公園の西にある、県水(埼玉県営水道)の西部浄水場横の鉄塔から松が丘をまたいでこの鉄塔に来て、南の東村山浄水場の受水池の上を通って南に向かいます。10数年前までは水田だった松が丘の谷をまたいでいるので、3本の送電線のうちこれが本家ネコバスの送電線と呼ばれています。
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前ー境102号鉄塔(JR東日本) JR東日本の15万4千ボルトの送電線です。電圧が低いので鉄塔もちょっと低いのですが、これも西部浄水場の給水塔北から松が丘をまたいで将軍塚近くのこの鉄塔を通って南のJR中央線武蔵境変電所にむかっています。これは白十字病院のすぐ北の鉄塔を通るので元祖ネコバスの送電線と呼んでいます。いったいどの送電線をネコバスが走るんでしょう。
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二つ池への中道降り口(10月) 尾根道に入って2番目の案内図板が見えてくると、二つ池に降りる中道の分岐です。滑りやすい泥の急坂を下っていくと300mくらいで二つ池です。尾根道をまっすぐ進むと右に松が丘の住宅地が見渡せる場所になっていきます。このあたりの南側の斜面は大型の鳥も巣を作る八国山でいちばん深い森になっていきます。
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中道降り口・冬(1月) 12月の終わりころになると冬の低気圧が何回も通過して、残った木の葉を全部落としていきます。見通しが良くなった森では冬鳥がたくさん見られるようになります。
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松が丘の住宅団地 尾根の上から見た北の谷に広がる松が丘の住宅地です。昭和まではきれいな水田が広がる谷でしたがぼくが生れた頃に埋め立てられてしまったそうです。遠くには鳩峰(はとがみね)公園の森と県水(埼玉県営水道)西部浄水場の給水塔が見えています。給水塔の横には送電線の鉄塔が3本見えています。左の低いのがJR東日本の鉄塔で高いのが電源開発の鉄塔です。
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下宅部の踏切への降り口(10月) 左斜め前の、泥んこ坂と呼んでいる急な坂道を下ると、下宅部遺跡のある都営住宅に出る踏切前に出ます。左手前、案内板の後ろには深い林の中を通って南の芝生広場(トトロの丘)の上に出る歩道があります。右の車止めが尾根道で、この先が八国山でいちばん深い森の尾根道になっていきます。(写真右の車止めは取り外されました)
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立ち枯れの木(10月) 尾根道をフェンスに沿って登っていくと、南が急に見渡せる場所に出ます。東京電力の送電線が見える場所で、遠くにこの立ち枯れた木が見えます。八国山にある鳥の観察スポットの一つです。肉眼では遠すぎるので、双眼鏡が必要です。このあたりの茂みの中にはにはキジバトが何羽も営巣しています。キジバトを狙った肉食の鳥を見ることもできます。
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チャミノガ(10月) 絶滅したと言われるオオミノガとはちがいけっこう見つかります。でも、管理された公園では害虫として殺虫剤で駆除されています。ミノムシの蓑(みの)は財布にできるくらい丈夫なんだそうです。民芸品で作られるミノムシの財布は小枝の少なくて大きなオオミノガで作るんだそうです。チャミノガは枝に斜めにぶら下がり、オオミノガはまっすぐぶら下がるので見分けます。
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八国山西の入口(10月) 尾根道の西の端がここになります。手前の方に住宅地の道路を100mくらい歩くと西武園の駐車場前の道路に出ます。すぐそばに西武園駅の駅舎が見えています。
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西の広場(10月) 尾根道の西の入口のすぐ南には新しい芝生の広場があります。犬を運動させる近所の人が多いので、ポチポチ広場と呼んでいます。犬の運動はいいのですが、芝に穴を掘って犬のフンを埋めるおばさんたちがいます。そこを歩くと地面からグニュ〜って出てきます。小さい子供が○○まみれになって困ったって聞きました。埋めないで下さい。
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尾根道への入り口(10月) 案内が何もありませんが、尾根道の西の終点です。荒幡富士に行く場合は、この道を左に下っていくと、スーパーいなげやを通り過ぎて、お寺があるので左にまがって道なりに歩いていくと案内があります。写真右に見える茂みの向こうは芝生広場です。この芝生広場の南の住宅地を森に沿って抜けると(途中階段があります)下宅部の都営住宅の踏切前に出ます。
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八国山西の線路沿い
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線路沿いの入り口(10月) 西武園駅前の交差点から公園の森に沿って住宅地を歩いてくると、この線路沿いの公園入り口に着きます。写真右の方の踏切を渡ると工事中の都営住宅があります。踏切を渡って右の方を見ると公園があります。ここは下宅部(しもやけべ)遺跡の発掘調査の行われた場所です。
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下宅部遺跡(しもやけべいせき) 都営第5住宅の立替工事で発掘された遺跡を埋め戻した場所です。写真の道路より手前の部分が遺跡公園として整備され、公園になりました。
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下宅部遺跡「はっけんの森公園」(6月) 04年5月22日に開園式が行われて、一般に公開されました。西側の広場も公園にすればよかったのに、04年7月から建築工事が行われて都営住宅になりました。
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線路沿いの広場(10月) 都営住宅から踏切に戻って公園に入ると線路沿いの桜の広場です。この先にトイレがあって、ベンチが用意されて休息できる場所になっています。
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八国山西側のトイレ(6月) トイレは何ヶ所かありますが98年にできた線路沿いのこのトイレが一番きれいです。このトイレ前の広場には、線路に沿って若い桜が植わっていて花の季節には蜜を目当ての小鳥たちがたくさん集まってきます。
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線路沿いの桜(4月) 桜は11本しかありませんがぼくのお気に入りの場所のひとつです。最初の桜が咲いてから八重桜が終わるまでの1か月くらい、たくさんの鳥を近くで観察できる場所です。八重桜は写真を撮っている場所の右側の斜面の広場にある別の11本の桜の中に何本かあります。ここの桜はいろんな種類があって名前がわからないのですが、5種類あるんだよと聞きました。桜はむずかしい!
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芝生広場(南の広場・10月) トイレの東にある桜のある芝の広場です。この広場を東に下りるとモグラ広場に戻ってきたことになります。広場の北のはじっこには尾根道に登る歩道があります。
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南の広場・冬(2月) 桜の広場のすぐ東側にある木登りの木です。木登りで有名になってしまって、すこし傷だらけになってきました。寒い冬の朝にはイカルやシメなどの冬鳥がこの木の頂上にとまって羽根をあたためています。
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芝生広場(南の広場・4月)
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八国山の踏切前(10月) 写真の中央にモグラ広場があります。右は北山小学校の体育館です。この左の斜面には木登りにちょうどいい木が5本くらいあります。小学生の頃は鳥の観察に来ては、ここで木登りの練習をしていました。本当は木登りしちゃいけないんだそうですが・・・。
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丘陵雲(10月北山公園) 標高差のために丘陵のふちに沿ってできる丘陵雲です(写真左側の雲)。丘陵から遠ざからないと気がつかない雲ですが、季節によっていろんな形の丘陵雲が発生します。秋雨が終わる頃には空が高くなり、写真のような雲を見ることができます。雲は瑞穂から八国山までの10Kmくらいの長さで独立して発生します。この雲は丘陵の形に見えるでしょうか。
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消える丘陵雲(上と同じ) 陽が落ちるとどんどん丘陵雲も消えていきます。日没の後30分もすると形はなくなってしまいます。季節や天候によっては、雲の一部は丘陵に下りて夜の泊まり雲になり、朝日を浴びると生きているみたいに上昇していきます。
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八国山の踏切と送電線(10月) 「日が暮れて30分たつとネコバスがこの送電線を通るんだよ」って近くの小学生が教えてくれました。この日の日暮れに見えたのは2組の渡り鳥の群れでした。秋雨前線が南に下がると毎日のように冬鳥が渡ってくるのが見られます。八国山のスポットでも渡りの到着を待っている鳥のファンが毎日三脚を持って現れます。
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