2011年7月30日（土）フジ・ロック2日目。
6時に目覚ましをセットしたけど、鳴る前に目が覚めた。5時40分頃。でも雨が降っているので用意する気がおきない。昨日よりもヒドイじゃないか・・。車の中でちょっとづつ支度を開始するがいっこうに雨は止まない。新潟福島はとんでもない豪雨ニュースになっていた。ダラダラしている内に時間も過ぎていく。今日は早々とＴシャツを買おうと思っているので早めにゲートに辿り着くつもり。昨日同様に雨対策バッチリ。今年買ったパタゴニアのボディバッグが大活躍。今まではヒップバッグだったのだけど取出しが大変だったのでフジロック見こして買ってよかったです。基本横前がベスポジなんですが難点がショルダーストラップの携帯入れ？が小さ過ぎで役立たず、、なので別で携帯入れを外側に装着して使用しました。今日はFOWがある日なのでＴシャツは3rdジャケのFOWのＴシャツで行くことにしました。イスも忘れずに。今日も自転車では行かずに徒歩。体はダルイ・・。9時半ころ出発し10時過ぎにゲート前。カミさんからTELが入り雨についての情報交換。すごい事になっているらしい。メールで信濃川の状況が送られてきた。土手際の河川敷は水びだしです。今日もとろろ飯と冷やしキュウリ買いに苗場食堂へ。雨で食べ物買うのも大変だ。レッドで今日最初のライブが演っていたので覗く。[OKAMOTO'S]。実は今年うちの会社に入社した女の子がこのバンドが好きだと言っていたのでYouTubeで確認した記憶もあり。ラモーンズを模して皆、岡本と名乗っている。vo.はイギリス国旗のジャケットに身を包み若干ナルシストなパフォーマンスでしたがなかなかの盛り上げ上手です。ステージの最後方でイスに座ってとろろ飯食べながら鑑賞。最後の方ではエアロスミスの「Walk This Way」をカヴァーしてましたがイマイチでした（笑）。と、Ｔシャツ買うために早く来たんだった・・とＴシャツ売り場へ。並ぶことなくウィルコとFOWのＴシャツ購入しました。クラムボンを観るためにグリーンへ移動。ビールを買ってステージ向って左の柵脇にイスを設置して待つ。ライブ前にメンバー登場、チェック兼ねて結構な時間歌いました。少し雨も小降りになってきて良い感じになってきた。11：00[clammbon]スタート。今までのフジロックでもしっかりと観た事がなく曲も知らないのだけどフジロックの午前中に聞くピアノの音色イイなあ。熱狂的なファンと共に年季の入ったステージを作り上げてました。曲知ってればなあ。クラムボムを聴きながらホワイトステージへ向う。ところ天国で天国バーガーを買ってホワイトステージへ、ちょうど彼女達が登場するところだった。14:30[少年ナイフ]。この時の天気は良好。70sのティーンポップバンドのようないつものステージ衣装。バンドタオルを掲げて3人登場。「ロケットに乗って」「バナナチップス」「perfect freedom」と相変わらずのラモーンズポップで楽しい。実は新譜のカヴァーアルバム『大阪ラモーンズ』をネットで聞きまくって今回臨んできたので実は期待していたカヴァー曲。期待通りキマした「Blitzkrieg Bop」！観客のテンションも一気に上がる。歌いまくりだ！そして続けざまに「super group」と来てオマージュたっぷりだった。やっぱ良いな〜アルバム買わなきゃな。トイレに寄って次はFOWなのでグリーンへ。もっと混み合っているかと思いきやそうでもなく、すんなりとモッシュピットへ。向って右側の中間。雨はココに来てまた降りだした。FOWの新作は出たばかりだがココ数日で結構聴きました。今回も良い出来です。12：30[Fountains Of Wayne]スタート。1曲目はいつもの「I've got a flair」かと身構えていたけど残念「little red light」でした。最近はコレなのかな？この曲も1曲目には持って来いですね。それにしてもクリスの声が抜群にハリがあって良いです！続けてまたまた3rdから「no
better place」。そしてライブ映えする「someone to love」で一気にヒートアップ！そして大好きな「red dragon
tattoo」ときたので楽しくなってきた。ココでやっと新作から「the summer place」「richie and ruben」と毛色の違う2曲披露。それにしてもこのバンドはどのアルバムから流れてもホント違和感無しの構成になりますな。次が個人的にはサプライズ曲の「Troubled
Times」。今までFOWのライブは5回ほど観てますがこの曲やったのは1度だけのはず。で、その時の出来は日本のファンのためにムリクリ選曲した感じがあってイマイチでしたが今回はその何倍も良かったなあ。聴けて良かった。カミさんも居れば喜んだだろうに。中盤から後半にかけてはいつもの怒涛のキラーチューンが。新作1番のパワーポップ＃「a
dip in the ocean」→「denise」→「survival car」。で、3rdの2曲「mexican wine」「stacy’s
mom」！この辺のファンの一体感はさすが。ラストは「sink to the bottom」ときました。クリスの好調さも相まってのパワフルなステージでした。グリーンステージ仕様だったのでしょうかね。楽しかった。あの曲もあの曲も演ってないし、新作からはELOぽい「hate
to see you like this」にベタにヘビロテしてたので聴きたかったのだけどそれは単独に期待しよう。次はＧラヴのつもりだけど時間が結構あるのでオアシスへ腹ごしらえに行く。ビールが100円引きになるのに惹かれて油そばのようなの買う。ソレを食べながら大道芸人を観る。疲れもありGラヴの時間になってもボーっとしてました。そうこうしてる内に雨がヤバそうだったのでレッドに避難。雨のせいか分からないけど結構な入りそのままライブを聴く。[The Naked And Famous]。なんにも知らないバンド。ライブはすでに終盤近かったのだけどちょうど始まった曲が伸びやかな女性の声に乗って一緒にシンガロング出来るキャッチーな曲でとても良かった！（調べたら「young
blood」って曲でした）でもその曲が良過ぎたのかその後の曲は及第点止まり。アルバムを聴いて臨めばまた違ったかもしれない。ちょっと頭に入れとこう。雨も上がったのでまたオアシスに戻ると遠くにサイン会の列が出来ていたので何気に覗くとFOWだった。CD買うとサインして貰えるのだけどもう持っているし・・。写真だけは撮りまくりました。次はまたレッドなので時間まで休憩。やっぱイスがあると助かる。今日のみ参加するJetさんとメールのやり取りもう直ぐ着くとのこと。雨で大変なようだ。次のベスト・コーストはフジロック参戦が決まって最近やっとアルバム購入。聞き込み不足なのでまだまだどの曲も同じに聞こえてしまう。。でも「the
end」が1番すき。ビーチボーイズの「California Girl」が流れてきてテンション↑↑。それと共にメンバー登場。15：10[The Best Coast]スタート。「crazy for you」は反応出来たのだけど後はマジで区別つかず。好きな曲だと書いた「the end」さえ聞けたのかも分かりません。会場は結構な大入りで盛り上がってました。実はフジロック後にアルバムを垂れ流すとホント心地よいアルバムって気がついた。レッドよりヘブンでゆったり聞く方が合っていたと思う。ハナレグミが始まるので30分ほどで退散。Jetさんともメールのやり取り。会場入りしているよう。天気も晴れ上がって最高の雰囲気の中ハナレグミ。夕暮れの時間帯が良いのもあるけど暑くも無く雨も止んでゆっくりと時間が流れていくこの感じ。この3日間で1番の環境だ。15：50[ハナレグミ]スタート。いつもタイミングが合わずフジロックでは聴く事ができなかったのですが今回は素晴らしい歌声を堪能できました。「家族の風景」「光と影」の辺りは特にグッと来たなー。ホント良い歌です。当たり前のように演ってくれると思った「サヨナラCOLOR」はなし。これがいつもの事なのか？震災への配慮か？分からないけど。でもステージ上も楽しそうだったしとても良かった！ハナレグミの間に何度かJetさんとメールのやり取りしたのだけどタイミングが悪く終わってからやっと会うことができました。東京ではなくこっちで会えるとはありがたい事です。豪雨の中いらっしゃいませ。次はゲット・アップ・キッズを観ようって事でホワイトへ移動。ところ天国でビール買って乾杯もどき（Jetさん飲んでないので・・）。雨で来ることさえ断念しかけたとの事。かなりの被害が出ていそうで心配だ。ゲットアップキッズは個人的にはそれほど思い入れは無いのだけどJetさんは以前はバリバリ聞いていたよう。17：10[The Get Up Kids]。メンバーはかなりのオッサン化してましたが気持ちは若々しいのかグイグイ会場を引っ張っていきました。唯一僕が反応できたのは『On A Wire』からの「overdue」。このアルバムは彼等がピュア・パワーポップ路線に方向転換したアルバムで僕も良く聴いてました。知ってる曲合って良かった！実はゲット・アップ・キッズ次の本命を観る前のつなぎだったので途中で移動。2004年のベストページにも載せた『Guilt
Show』のアルバムも好きなので「the one you want」とか聴けたら良かったのだけど・・（セットリスト見たらこのアルバムからも何曲か演ったようでうすが）。移動先は今回初のアヴァロン、目的のアーティストは踊ろうマチルダ。アヴァロンしては結構人が居るほうなのかな？Jetさんとステージ向って左側の良い位置に。開始前なのに軽く「おどろうマチルダ」を披露。小腹が空いたので飯（天丼）買いに行って一気食いして戻ったらステージ開始。18：00[踊ろうマチルダ]。「にわかが一杯いますね（笑）」と小さく毒舌。そういう僕も「踊ろうマチルダ」と「ギネスの泡とともに」しか頭に残っていないようなにわかなので自分に対しての言葉みたいで失笑してしまった。でも、ネット試聴でさえ伝わる圧巻の声と優しいメロディは十分な説得力でした。すでに何度かライブを観てきているJetさんや前列を陣取る“にわかでない”熱狂的なファンと共に素晴らしいステージでした。何にしても初めて聴く曲が多い中でどれもどれも良い曲ばっかり。涙腺ノックされる歌詞。一緒に歌えた予習済みの2曲の他「放浪の唄」「マリッジイエロー」って曲が特にしみた。また是非観たい。物販CD買おうと思ったけど今日分のお金はTシャツ2枚も買ってしまってホントに金なかったので買えず。Jetさんが焼いてくれるようなのでソレに託す事にした。Jetさんとはココでお別れまたどこかのライブ会場で会えるでしょう。次に向ったのはオレンジコート。だいぶ夜も更けてきてステージとお店ののライトが綺麗だ。ヘブンを抜けてオレンジコート到着。ちょうどライブが終了したところだった。僕の目的はトッドラングレン。あと10分で開始のはずだったのに前のバンドが今終わったってのが気になったのだけど雨で遅れ気味なのかななんてイスに座りながらウトウト・・・そのまま寝に入ってしまった。気がついたのは19：25頃。まだライブも演っていないので再度確認すると会場がヘブンでした！慌ててヘブンへ。ライブはすでに中盤に差し掛かるところか？[Todd Rundgren]。聞えている曲、あーこのポップロックナンバーコレ聴いたことあるぞと・・（あとで聴き返したら「Determination」でした）。イスをセットして腰掛けた瞬間に「Can
We Still Be Friends?」が始まったので嬉しかった。『Hermit Of Mink Hollow』はベスト盤以外で持ってるアルバム４枚のうちの１枚です。ホントに好きなのは1stなので「We
Got To Get You A Woman」とか「Baby Let's Swing」からのメドレーとか期待しちゃう。当然「I Saw The
Light」「Hello It's Me」「Marlene」「Couldn't i Just Tell You」なんかも聴きたい。と身構えながらも知らない曲が続き睡魔が再び訪れ・・・そして大きい歓声と共にハット我に返ると「I
Saw The Light」を演ってました（笑）。それにしてもパワフルなステージで大御所な感じもなく声も出てるし凄いですね。「I Saw The
Light」に続き最後は「Couldn't i Just Tell You」も聴けて薄っぺらいファンの僕も満足できました。パラパラとまた雨が降ってきたので次のフェイセズまでレッド付近にいようと向う。大道芸観ながら待ったり過ごしているうちにあっという間に21時をまわる。ステージ向って左側後方に腰をすえる。グリーンのトリとしてはホント寂しい数。ちょっと心配になってきた。ロッド不在のフェイセズって声はのはいろんな所で目してましたがに後ろの若い2人組みの若者もその会話。心の中でいろいろ突っ込ませていただきましたが・・（笑）「一応一目観て置こうかな」なんて会話が聞えたのに結局、開始寸前でその2人は退散していった。。21：30[Faces]スタート。ロン・ウッドが登場したとたんちょっと鳥肌が出ました。まー結論から言いますとですね。めちゃくちゃカッコ良かった！やっぱ年季入ったバンドってそれだけで違うんだなって改めて感じた。ロッド不在とは言え圧巻だったのが元シンプリーレッドのミック・ハックネル！！初っ端「miss
judy's farm」からハンパない声量！ソウウフルだし凄かった。序盤で早速「Ooh La La」が流れ出した。高校時代にジョージア・サテライツが好きでのそのルーツの1つにあったフェイセズ。この曲大好きだったなー。次の曲もミックのソウルフルな声がマッチしたイイ曲だった（※テンプテーションのカヴァーみたい）。で、小躍りしたのがポールマッカートニー「Maybe
I’m Amazed」のカヴァー。ネットでも昔の動画で観たことはあったがまさか演ってくれるとは！周りは誰一人騒いでいなったけど個人的には嬉しいサプライズ。次が「Flying」。僕の持っているベスト盤の1曲目なので「miss
judy's farm」「Silicone Grown」同様に聞き覚え度が高い。「Debris」はあの曲の次の曲なので流れで聴いちゃってるし。意外に反応できている自分。ロンウッドの自己満ギターソロ（ファンの人スミマセン。ああいうの駄目なんです）を挟んで後半突入。僕が本当に好きなのはやっぱり彼等のロックンロール・チューンなんですが、しっかりソレの期待に答えるべく本編ラストで「too
bad」→「pool hall richard」の連発をかましてくれました。これでアンコールで「Stay With Me」でしょ♪とウキウキしていると。再登場で流れたのは何とスモール・フェイセズの「Tin
Soldier」。一気にステージングも時代遡っちゃいました。続く曲もなんとなんと名曲「All Or Nothing」。声枯れちゃったぜ・・。そして2度目のアンコールでは待ってました！の「Stay
With Me」で大団円！いやーカッコ良かった。ホント大満足でした。ライブ中は疲れを忘れていたのだけど終わったとたんじわじわと腰に痛みがきたので早々に退散。フジロックも中日だし夜通し遊ぶ決意もあったのですがやはり無理だった。
3日目に続く
2011/8/16
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