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ブラザーズ・スティーヴ1st。2019年マイベストな1枚。その実態は00sに最高のグラムポップを鳴らしていたTSARの3名+で結成された新バンドであった。その裏付けから内容は保証されたようなもので#1はヴァンダリアス×レッドクロスといえる最高なアゲアゲチューンだ。#2は60sガレージサウンドを90s的なパワーポップ解釈で蘇らせたような曲でこれまた最高。#3もこのバズコックス的な#1,2の高揚感を落ち着かせるメロディアスな佳曲、テンポダウンした#4はマシュースウィートを彷彿とさせてさらに引き出しの多様性を示す。#5はテンポは軽快で今なアレンジだが、やはり60sUSサイケフォークなサマー・オブ・ラブ感あり。#6もふたたびレッドクロス的◎◎。ガレージロック解釈のモンキーズと言っても良いね。後半においてのポップフリークへの一撃は(まさに)シングル曲な#7。#8もポップで70s-80sのニックロウなアプローチとサビのバブルガムポップさ。効果的なハンドクラップだ。マイベストの1曲#9はTSAR時代彷彿のメロディラインでGt./Vo.ジェフのソロ作『10 More Rock Super Hits』(こちらも必聴盤)にも収録されてそう。ラスト#10は毛色の違うアンプラグドで繊細な#。こんな終わり方もまた素敵ですね。スキップ不要の10曲。オススメ!
『full fathom freight-train』 『#1』
nick frater brothers steve
スランバージェット2nd。前作はジェイソンフォークナーに通じる良盤でしたが、今作はさらにグレードアップした内容に。プロデューサーはダンカン・メイトランド(パグウォッシュと並行してソロ作も最高)。アルバムに誘う1分33秒のオープニング#1。ポップな「Street Fighting Man」、もしくはオアシス「Lyla」?とでもいうべき#2によりアゲアゲで口火。USのカートゥーン番組のテーマ曲のような軽快ポップ#3。ビッグスターやコステロのバラードな雰囲気醸す#4はコステロに声が似ていることもあってめっちゃロマンティックだ。そして今作においてジェイソン・フォークナー要素が色濃いのが#5,6の2曲。ムーグも効かせたポップチューン#5から。#6もモロではないかってくらいのジェイソン節である。楽曲提供ありましたかって?クレジットを確認してしまう。XTC〜ジェリーフィッシュのデモ的な#7。スーパードラッグのジョン・デイビスに通じるパワーポップ#8。ダンカン・メイトランドのソロ作にあったような美しいバラード#9は10ccぽい瞬間もあり!初期コステロなビートレスクでフレンドリーポップな#10もお気に入り◎◎。ラスト#11はさらにコステロちっくなパワーポップだよ。オススメ!  
『world of sound』 『go deep』
slumberjet richard turgeon
   
『saratoga』 『some kind of lucky』
successful failures jellybricks
    
『my name is michael holbrook』 『from out of nowhere』
mika jeff lynne's ELO
   
『turnstyle』 『cause a scene』
daybirds baby shakes