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  インペリアル・ステイト・エレクトリック5th。スウェーデンのロックンロール番長ヘラコプターズの面子が居るバンドだがコレが初聴き。#1はシン・リジィやサザンロックを背景にしたようなロックンロール。そして#2。このトニーマコレイ風味の王道クラシックロックを聴いてその興奮のままゲットしました。ロリーギャラガーをさらにドライヴィングさせたような#3も心地よい疾走の風。#5も円熟のロック#。ヘラコプターズ系統だけど番長感は鳴りを潜めている。いやイイ感じですけど。メンフィスなカントリーロック#4が流れてきてこの振り幅は!#6のカンサス「Carry On Wayward Son」なリフ・・古き良き先輩バンドの要素を携えてのフックが心地よい。続く#7もキッス「Hard Luck Woman」をトレースした雰囲気でイイ。リトル・リチャード〜スレイドのような50sロックンロールスタイルの#8。芯のあるロックンロール#9はどことなくパートリッジファミリーのメロディにも聞こえる。#10はビートル・ジョンな面影でストリングスも効いた締め曲だ。ボートラも通してノリのよいフックが効く#11、モータウンのヒットナンバー#12と◎。
『writer's block』 『all through the night』
brian jay cline imperial state electric
   
『year of the fanclub』 『pathetic history1990-2000』
ginger
:ex-wildhearts
chris richris
   
『the sounds of dorian gray』 day & age
dorian gray killers
  ファスト・アズ・ファスト1st。改名後1作目のよう。オルタナポップなザ・フーと形容したくなる弾ける#1から突き抜けてて気持ちイイ!ストーンズを材料にダンディ・ウォーホルズのあの曲のようなケミストリーが感じられる#2もギア全開だ。この感じムーニースズキと同類項と言える。ポップセンスも◎で、ウィータスやBFSにも通じる#3。#4はアイリッシュロックの大陸的な雰囲気(フーターズも思い出す)を醸し出してる。#5ではUKロックな哀愁感バリバリなミドルバラードを聞かせてくれる。さらにAC/DCばりなロック#6,8,10があったと思えばポールマッカートニー/10ccに影響受けたニッチポップ?って#7やトッドラングレン的な素晴らしいポップ#9,11と間口の広さが抜群だ。んーハイセンス!オススメ。
『battle born』 『open letter to the Ddamned』
killers as fast as
  USロックバンド、パブリック・アクセス・TVの1st。流れるようなロック#@はロックンロールリバイバルと叫ばれたストロークス登場の頃を思わせる。そしてT.レックス彷彿の#Aはモロにツボな曲。気だるいミドル#3のメロディラインも同じくT.レックスの流れだ。80sロックンロール度は高くて#4はテレヴィジョン〜レイザーライトなロックンロールだし、#Dはザ・カーズDNAを含ませたキャッチーなポップロックだ。その先人達をストロークス経由で音出ししたような#Eもメロディアスでキンキンとギター鳴って◎。ちょっと「Time Is On My Side」を彷彿させるバラード#7を挟んでの後半も良曲が続く。シンガロングなガレージ/インディロック#G,J,Kはクリブスと共通するし、ブリットポップ期のラジオフレンドリーな#H,10もポップでイイね!
『45』 『never enough』
rubinoos public access T.V.