■概要 |
白布温泉は天元台スキー場の基地でもあり、現在8軒の旅館があります。かつては西屋、中屋、東屋と3軒揃って400年を越える藁葺き屋根の木造旅館が並んでいたのですが、平成12年3月に中屋と東屋は火災で焼失してしまいました(東屋は平成13年秋に新しい建物で再開)。従って、かつての古い建物はこの西屋旅館のみとなっています。江戸時代には米沢藩の鉄砲職人の宿舎だったという歴史を持つ建物です。 |
■印象 |
湯殿へは宿の玄関口から靴を脱がずに行くことができます。男女それぞれ内湯が一つずつあるのみ。中はそれほど広くはないのですが、とにかくお湯の量がすごい!湯船は黒いコンクリート打ちのような石風呂といった感じですが(後で調べたら、床と浴槽は御影石で長年に渡る温泉の成分で黒くなったそうです)、湯殿自体は天井の高い総木造り。内湯の奥には上から3本の樋が設置されていて、そこからかなりの量の湯が打たせ湯状に湯船に落ちてきます。この打たせ湯は勢いも強く、肩や背中が凝る人は是非一度試してみることをお勧めしたいくらいです。この勢いで下に落ちた湯は湯船の中で波立つほどで、湯船の縁からはお湯がザーザー溢れているといった感じ(湯船の縁がどこかわからないほど)。お湯は無色透明ですが、ほんのり硫黄臭とあとよく見ると白い湯の華がたくさん混じっていました。温度は気持ち熱めの感じです。湯船はあまり広くなく、周りが仕切られているといった感じなので、一人だけならゆったりできますが、3人以上だと狭く感じるかもしれません。あと打たせ湯状の湯滝が落ちる音が大きいので、静かに湯浴みをしたいという人には不向きかも。でもお湯の掛け流し度がすごいので、総じてかなり評価は高いです。 |
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(打たせ湯状の湯滝) |
(内湯石風呂の様子) |
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■所在地 |
山形県米沢市大字関1527 |
■電話 |
0238-55-2480 |
■交通 |
東北自動車道福島飯坂ICより国道13号経由で約1時間30分 |
■営業時間 |
12:00〜15:30 |
■料金 |
500円 |
■駐車場 |
有り(宿と道路を挟んで真向かいに広い駐車場があります) |