立ち寄り入湯記

七味温泉/湯元牧泉館(★★★☆☆)

   裏山に自然湧出する7つの源泉を混合


■概要

信州高山温泉郷の中心、山田温泉から松川沿いに奥に進み、松川渓谷温泉、五色温泉を過ぎると七味温泉の停留所にたどり着きます。ここから、さらに細い道を奥に進んで行くと赤い屋根と白い湯煙りが見えてきます。それが湯元牧泉館です。

■印象

男女別内湯と露天がひとつずつあります。館主によるとこの露天は長野県内で一番大きいのだとか。七味温泉の名前の由来は、牧泉館の裏山に自然湧出する成分の異なる7つの温泉を混合していることから来ているのだそうで、そのお湯は内湯にのみ注がれています。その意味で内湯が元来の七味温泉なのだそうです。露天風呂に使われている湯は、昭和61年に敷地内で深さ400mの掘削により噴出した96度の弱アルカリ性硫黄泉だそうです。内湯は1.5m×4m程度の木の湯船。内湯は顆粒状の白いたくさんの湯の華がお湯に混ざり合っていました。露天は内湯よりも緑褐色といった感じの色。湯船が広いので湯口の付近は熱いのですが、端の方はかなり温め。昔は旅館だったそうですが、今は日帰り専門施設になっています。

■所在地

長野県上高井郡高山村牧奥日影2974

■電話

026−242−2501

■交通

上信越自動車道須坂長野東ICから国道403号線を経由

■営業時間

9:00−18:00(12月〜3月まで休館)

■料金 500円
■駐車場 有り20台程度
■入湯日 2004.10.30


■源泉チェック■
薄白濁色
泉質 含硫黄ナトリウム・カルシウム塩化物硫酸塩泉
源泉温度 95.5度
湧出量 300g/分
PH 4.0
飲泉