立ち寄り入湯記
長湯温泉/万寿温泉大山住の湯(★★★☆☆)
田園風景を望む黄土色のお湯
■概要 |
芹川沿いの道路から高台に上がったところにある素朴な温泉施設です。大丸旅館などがある長湯温泉の中心部からは少し離れた場所にあります。民宿万寿(大衆食堂「万寿」?)が経営するこの温泉は2階が休憩所で、予約すれば昼食もできます。施設名としては万寿温泉を名乗っているようですが、温泉地としては長湯温泉に属します。ちなみに「大山住」(おおやまずみ)というのはこの地の神様の名前だそうです。 |
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■印象 |
駐車場に車を停めると、ここの飼い犬らしき黒い大きな犬がお出迎え。放し飼いにされていて、身体が大きいので、近寄ってくるとちょっとビビリますが、とても人懐こく全然吠えようとはしませんでした。近づいてみればとてもやさしそうな感じの犬です。入口で料金200円を払って、早速湯船へ。湯船は男女別に内湯がひとつずつと家族風呂がひとつです。男湯の方は一番長い辺が4メートルくらいの五角形?のコンクリート風の湯船でした。壁は全面木の板が張られており、窓は大きなサッシ戸でした。多少くたびれた感じは否めませんが、それなりに雰囲気はあります。お湯は黄土色をしていますが、色から想像されるほど強い匂いはしません。無味無臭といってもいいくらいです。湯船の底に砂のようなざらつき感があったのですが、これは湯の華が溜まってざらついているもの?だそうです。湯量は豊富で常時湯口から新鮮なお湯が注ぎこまれていて、湯船の縁に設けられた15センチ幅くらいの溝からは常時お湯が掛け流っていました。お湯に浸かりながら外を望むと裏庭風のところに竹が無造作に生えていて、その向こうには田園風景が広がっていました。静かで気持ちの落ち着く田園風景です。田園風景の中に点在する農家と思われる家々は、ほとんどが新しい家に建てかえられているようでしたが、これがみんな藁葺きの家だったら、ちょっとひと昔前にタイムスリップしたような感じに見えたかもしれません。 |
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■所在地 | 大分県直入郡直入町長湯温泉7645 | ||||
■電話 | 0974-75-2176 | ||||
■交通 | 大分自動車道湯布院ICからR210経由40キロ | ||||
■営業時間 | 8:00-21:00 無休 | ||||
■料金 | 200円 | ||||
■駐車場 | 有り | ||||
■入湯日 | 2004.12.23 |
■源泉チェック■ 色 緑っぽい黄土色 泉質 マグネシウム・ナトリウム−炭酸水素塩泉 源泉温度 ? 湧出量 ? PH ? 飲泉 ?