■概要 |
「仙郷楼前」という、2線のバスが通る便利なバス停から坂を登ること5分。木々に囲まれ静かで落ち着いた感じの旅館です。街道沿いに幟(のぼり)を立てて大体的に宣伝しているようなところもなく、それでいて、ばっちり乳白色の濃い目のお湯に入れる。もしかして仙石原の穴場かも!?立ち寄り湯のお客さんは常連さんがほとんどらしいです。以前niftyの温泉フォーラムでも話題になった温泉のようです。 |
■印象 |
内湯は男女別にそれぞれ1つずつあります。「桐壺の湯」と「源氏の湯」です。「桐壺の湯」は10人以上入れる湯船。「源氏の湯」はちょっと小さめで5人くらい入ればいっぱいになってしまうくらいの大きさです。男湯、女湯をそれぞれどちらにするかは、その日の宿泊者の男女の比率によって変えているそうです。この日は広めの「桐壺の湯」が男湯で「源氏の湯」が女湯でした。浴室内は窓が大きくとってあるため開放感があり、窓の外には宿を取り囲む木々が見え、ゆったり浸かっているとけっこう癒されます。「桐壺の湯」の方は浴槽が板で2槽に分かれていて、源泉の注がれている湯口のある方はあつ湯、もう片方はぬる湯となっていました。お湯はいくぶん緑がかった乳白色で、かなり濃い目の感じ。湯船の底の方にも温泉のスケールがたくさん沈殿していました。一応飲泉もできるらしく、湯口の上にプラスチック製のカップが置かれていました。口に含むとかなりすっぱい感じ。乳白色の湯に多い酸性泉でした。「源氏の湯」の方は狭めで、施設的にちょっとくたびれた感も否めないようなのですが、「桐壺の湯」の方は壁も板張りで、広く開放感もあり、なかなか良い雰囲気でした。 |
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桐壺の湯 |
源氏の湯 |
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■所在地 |
箱根町仙石原字小塚山1283-97 |
■電話 |
0460-4-6012 |
■交通 |
東名御殿場ICより国道138号線で約20分 |
■営業時間 |
常時可能(事前に連絡して確認が取れれば、朝早くても対応してもらえるそうです) |
■料金 |
入浴のみ(1時間)は1000円、個室休憩(3時間)+入浴は2000円、※休憩は1時間延長につき500円/人 |
■駐車場 |
有り15台程度 |
■入湯日 |
2004.03.06 |