立ち寄り入湯記

鳴子温泉/早稲田桟敷湯(★★★★☆)
早稲田の学生が掘り当てた温泉


■概要 早稲田大学の学生が掘り当てたところから「早稲田湯」という名前で親しまれてきた鳴子温泉の共同浴場です。以前は「共同浴場早稲田湯」と呼ばれていたそうですが、平成10年の建替えの際に「早稲田桟敷湯(さじきゆ)」という名前に改称したそうです。早稲田大学石山修武(おさむ)研究室の設計により、モダンな建物で、吹き抜けの浴場ともに黄色が主体となった建物です。(黄色で硫黄を表現しているのだとか)
■印象 中桟敷と呼ばれる休憩所(30畳くらいの開けっぴろげのお座敷)が利用できます。温泉の方は22:00まで入れますが、この中桟敷の方は、10:00〜18:00までの利用となっています。お湯は幾分熱めの薄い緑褐色のお湯で、とってもよく温まります。ドバドバ系の掛け流しではありませんが、湯舟の中のお湯には湯の華もたくさん浮遊していて、なかなか良いお湯でした。
(湯舟の様子 (中桟敷の様子)
■所在地 宮城県玉造郡鳴子町字新屋敷124-1
■電話 0229-83-4751 (鳴子まちづくり株式会社)
■交通 JR陸羽東線鳴子温泉駅より徒歩3分
■営業時間 7:30-22:00
■料金 500円
■入湯日 2004.08.15

■源泉チェック■
薄い緑褐色
泉質 ナトリウム-硫酸塩泉・塩化物泉 低張性中性高温泉
源泉温度 98.0度
湧出量
PH 7.3
飲泉 不可