8月
  吾妻連峰           飯豊連峰            朝日連峰    左福島県 右山形市を覆う雲海   月山

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早朝の雲海
1日
夏風邪で喉の痛みがきつい 仙台地方は気象台観測史上初の37.4度となる 日本列島各地で猛暑が続いているが 熱中症で倒れる人々も多いので 自身の経験から体調管理を怠らないことが大切だろう

奥羽山脈の雲海

日の出頃の雲海
2日
この時期は日中地表が温められ気温が上昇すると海風が入り過ごしやすくなるのだが 今年の夏は山形県側からの西風が奥羽山脈を越えるフェーン現象によって気温が上昇し経験したことの無い真夏日が続いている 梅雨時に見られる雲海が連日発生 神秘的な風景を作っていることも珍しい この風景を見るためには1600メートル以上の山へ行かなければならないが 蔵王の山は車で簡単に行けるのも特徴の一つで人気もある

日が昇ったときの雲海

早朝の五色岳
4日
天候を見ながら夜明け前の蔵王に行くと 下界には仙台平野をすっぽり覆う雲海 日の出と同時には赤々と燃えるような色をした山肌を見ることが出来 運が良ければカモシカも見えるかも

朝焼けの山
5日(日曜日
東北各県の夏祭りも始まる 北から青森ねぶた祭り 弘前ねぷた祭り 秋田竿灯祭り 盛岡さんさ踊り 山形花笠祭り 仙台七夕祭り 福島サマーフェスタなど その他数えきれないほどの夏祭りがある 昨夜は名取夏祭り花火大会があった 花火の撮影は風がなく 黒煙もないのがベストだが 昨夜は東風に乗った花火と黒煙 なかなか思うようには撮れない
6日
宮城夏祭りのハイライトの一つでもある仙台七夕祭りが今日から3日間の予定でで始まる 予想される人出は300万人 仙台市の人口の約3倍の方々が全国各地から駅周辺に集中するわけであり この期間の周辺駐車場は勿論 ホテル 飲食店 道路は大混雑する この期間の天気予報は雨 これに追い打ちをかけているのが台風の影響もありそう 高山では掲載写真の旅するチョウ アサギマダラも南下をためらうことだろう  
7日
暦の上では立秋ですが 朝からの雨で気温は20度と晩秋のようで肌寒い 2日前は37度と暑かったが この寒さは25年ぶりとか 冷房で暑さを凌いでいたかと思えばストーブのお世話になるようで体には応える寒暖差だ それに追い打ちをかけてくるのが台風13号の雨 今年は雨が少なく農作物は夏バテしていたが 今度は大雨と強風に注意が必要となりそうだ アサギマダラも避難するだろうか?

8日15:30
8日
台風13号が房総半島銚子沖に近づき 九州方面には14号も発生 赤道付近には台風の卵の列がずらりと出番を待っている様子が気象衛星で確認出来る とりあえずは13号の通過予想地区 千葉 茨城 福島 宮城の太平洋沿岸部は風雨波の特別な警戒が必要だろう 

8日15:30

ナガサキ平和公園
9日
73年前の今日午前11時02分 人類史上初めて原子爆弾が長崎市に投下され 人口24万人の内7万4千人が死亡 建物が36%焼失または半壊した そしてこの日を ナガサキ と命名したそうです 

五色岳の地層
10日
台風一過で晴天となり気温も上昇したのは午前中まで 午後から雨で気温も下がる 原因は台風に引き込まれた寒気団が日本列島上空に下りてきたため これが原因とは思わないが群馬県防災ヘリが草津白根山付近の山中に墜落 9人搭乗者の安否が心配される また昨日の台風の影響なのか東北道下り線菅生PA付近のアスファルトが数カ所剥がれ 大渋滞を引き起こしている お盆帰省の11、12日の土日休日割引を取りやめ 9、10日に前倒ししたため帰省者の車が多かった 

暑さに疲れたのかな?
14日
お盆休み期間中 天候の不安定で突然の豪雨に見舞われた方々も多いと思います 東北南部でも晴れていたかと思っていたところ気温が下がり 風が強くシャワーのような雨が降り出す 上空は積乱雲と雷 急いで車に飛び込み雨が止むのを待つ 僅か15分間の出来事で舗装道路は川となり 砂や埃を流し去る このように適度の雨は良いが豪雨はご遠慮願いたいものだ  

シロツメクサにガ

カルガモファミリー
15日
世界第2次大戦 日本の敗北で終戦を迎えて73年になる 悲しい出来事があったかと思う一方 うれしい出来事もあった 山口県内で行方不明になっていた2歳の子供が3日ぶりに発見される 発見した方は78歳 しかも初めて入る地区 警察 消防と地元の方々が総出で捜索をしていたにもかかわらず発見できなかったが 本人は昨夕現地に入り 今朝6時から捜索に入り30分間で子供を発見したとの事 長年のボランティア活動や人生経験の中で子供の行動を分析したようだ このような幼い子供は大人の予期しない行動をするので目を離さないことが大事だろう

ツバメの飛翔

阿武隈川水門と製紙会社
16日
秋雨前線と台風から変わった低気圧がまとまり 東北を南下する間に青森県 岩手県 秋田県北秋田市 山形県酒田市等で記録的な豪雨で田畑 道路の冠水みまわれる この前線により北陸 近畿 中国地方にも被害が及んでいるようだ

常磐線 阿武隈川鉄橋


宮城県名取市 2018.08.17


2018.08.15
17日
大雨を降らした秋雨前線が通過 まるで台風一過のような青空 気温25度 湿度35% 強めの北西の風が冷たく肌を刺す 北海道大雪山では初雪 今月に入って台風の発生が7個と多く 特に15日から19日まで毎日1個ずつの台風が連続5個発生したのも気象観測以来初の出来事だそうです 私が北海道にいたころ8月30日 狩勝峠にて初雪に遭遇したことはあったが 今日の初雪には驚く またこれで楽しみにしていた大雪山の紅葉も期待薄となってしまった
掲載の写真は終戦記念日に撮影したダム湖の渇水状況ですが 今回の雨で少しは増水したかも

宮城県 七ツ森湖 2018.08.15

ひまわりをバックに記念撮影する人達
18日
昨日から初冬に入ったような気温で今朝の最低気温は14度まで下がったが 日中は26度と過ごしやすくなる 20日に我が愛車の車検 その準備をするため山元町内車屋さんへ 以前から少しずつ手入れしていたため午前中で終了した 掲載のひまわりは宮城県加美町やくらいガーデンで16日撮影したカットです  

満開のひまわり

午前中見られた 妖雲
19日(日曜日
午前7時出発 東北自動車道福島JCより東北中央自動車道 米沢IC R121経由 福島県喜多方町内 三ノ倉スキー場まで片道160Kmを2時間走り 高原ひまわりフェスタ会場に到着 8.5ヘクタールのひまわり畑 山岳地帯を整備しているため傾斜のきつい場所も多少あったが 天候に恵まれる 11時30分過ぎ畑を離れるころには花畑へ登ってくる車の大渋滞もみられ その長さは国道121号線までつながっていたことには驚く(約6Km)帰りは裏磐梯檜原湖から土湯峠経由で帰る

福島県喜多方町 ひまわりの丘

やくらいの丘
20日
我が愛車は1年一度の車検が必要で今日検査を受け無事完了 昨日まで肌寒かった気温 今日は平年並みに上がり汗ばむほどだ 日本の南方海上には台風が2つ 九州から四国方面に向かう予報が出ている 例年にないほど台風が発生している原因は海水温の上昇だ 専門学者でさえ温暖化の原因が分からない と言っている方もいるようだ 南洋で見られる魚やクジラも日本近海で見られるようになっている一方 親潮が南下せず取れるはずのサンマも昨年は不良 果たして今年は

やくらい教会

手入れをしないとこのような稗が
21日
台風19号が日本に近づき九州喜界島あたりは強風域に入っている模様だ 続いて20号も後追い四国方面へ向かいつつある これらの台風は風雨が強そうなので被害が心配でもある 宮城県内ではこれから収穫を迎える水稲も色づき始め 農家では被害がないことを祈るのみ と言っていた スポーツでは4年に一度のアジア大会 全国高校野球の決勝戦が行われ 公立高校の金足農校は惜しくも敗れ準優勝で暑い夏も終わる 気温も下がればいいのだが 

水稲の中に

放射性物質保管場所
23日
昨日 福島県いわき市内完成現場へ撮影の打ち合わせに行く 打ち合わせ時間は17時 そこで少し早めに出発し国道6号線を走行する 帰還困難区域は掲載写真のようにわき道に入る道路は通行止め 震災時から7年も過ぎると以前は手入れされていたと思われる住宅地が雑草に覆われ 足の踏み入れ場所もない程なところも多い 国道を走る車もダンプカーや作業員の車両がほとんどだった 
今日は気温と湿度が高く 暦の上では処暑で暑さも一段落となっているが 一段落どころではなく このお先何時まで続くのやら それでも夜はコオロギの鳴き声が聞こえてくる

帰還困難区域の住宅 雑草が?

ツバメがガを捕食した瞬間
31日
いわきに行ったり来たり さらに福島市内の知人宅や温泉へ また この週は天候が思わしくなく このまま夏も終わってしまうのかなとも思いながら過ごしていると 大雨が降ったりやんだり ところにより河川の氾濫やがけ崩れ そこに至らなくても主要河川の危険水位に達したとか さらには大型台風21号が日本列島を狙っているようだが 仮に直撃したとしたら農作物の被害が心配される その反面太平洋の海水を攪拌するので取れなかった魚も取れだすだろう との話も いずれにしても異常気象の8月も今日で終わる

ミンミンゼミ