時事ネタ無駄話


 その1 タマちゃん住民登録について (2003.2.9)

多摩川、鶴見川、帷子川とたびたび姿を現すアゴヒゲアザラシの「タマちゃん」が、横浜市西区に"住民登録"されることになった。 西区を流れる帷子川に長く住み着いたということが登録の根拠らしい。
特製の住民票による登録であって、区民の人口には加えられないということだ。
ここで、この住民登録に関する疑問、意見がたくさん出てくるだろうが、その中から2つ「無駄話」。

○ ひとつめ:住基ネットのコードは何番なのか?
横浜市でなかったら多分このことには気づいてなかったと思う。
横浜市といえば、住基ネットへの参加・不参加を各市民に委ねたが、意思表明をしなかった市民は参加とみなされる。 住基ネットに参加の市民には、もれなく11桁のコードがもらえる。
ここでタマちゃんの場合。タマちゃんは住民登録されても、住基ネットへの参加・不参加を自ら表明することはできない。 とはいえ、誰もこんなことを考えないので、誰かが代理で表明することも考え難い。そうなると、 タマちゃんは住基ネットにおのずから参加することとなる。 ということは、住基ネットのコードが与えられることとなる。
このコードは他人に教えてはいけないが、いったい何番なの?教えて!

○ ふたつめ:住民票上の住所について。
タマちゃんの住民票上の住所は「横浜市西区西平沼町帷子川護岸」だそうだ。
調べたところ、帷子川は二級河川。ということで、神奈川県のもの。その護岸に住んでいる。
ここからが本題。実際はどうか知らないが、帷子川の護岸や河川敷に「住んでいる」ホームレスの方々がいたとする。 ただし、住んでいるところが公有地であるため、普通、住所としては認められないはず。 他に当てはまる住所がなければそれこそ「住所不定」。
でも、タマちゃんの住所は、その紛れもない公有地。ここから考えて、タマちゃんは神奈川県のもの。
他の都道府県に行ったとしても、神奈川県のもの。エサ代が神奈川県予算から出るのも時間の問題。
これに反発する県民の人は、やっぱり出てくるんでしょうか?