横浜の記念碑の写真も追加しました。（2005.5.25）
2004年７月24日、神戸市中央区・東遊園地の一角で次のようなものを見つけた。（クリックすると拡大します）
「ボウリング発祥の地 1869」と書かれた記念碑。
ボウリングの球をかたどった黒い球状の碑で、横にピンをかたどった白いものがくっついている。
あまり時間がなかったため、下の説明文は読まずに写真だけ撮った。
そっから約８ヶ月。長崎に旅行した時、次のようなものを見つけた。（クリックすると拡大します）
「わが国ボウリング発祥の地」と書かれた記念碑。
直方体の石碑からボールとピンがくりぬかれたような形。
…ここで疑問が生じた。神戸にも「ボウリング発祥の地」の碑があったぞ。どっちやねん！
ここで、神戸の碑の説明文を読まなかったことが問題になったのだが、
こちら長崎の碑の説明文にはそこらへんの説明も書かれていた。
詳細は省略するが、簡単に書くとこうなる。
日本最初のボウリング場としてオープンしたのは、1861年６月22日に長崎の外国人居留地にオープンした
「インターナショナル・ボウリング・サロン」であり、その後、1864年に横浜、1869年に神戸にも
ボウリング場がオープンしたとのこと。
すなわち、神戸の碑は「（神戸での）ボウリング発祥の地」であるということ。
長崎の説明文中の年が、神戸の碑の年と一致しているので、そういう認識でよいだろう。
（その後、調査してみたところ、横浜にも「ボウリング発祥の地」の碑があるらしい。探さなければ…）
このネタを書いてから約１ヶ月。横浜まで「ボウリング発祥の地」の碑を探しに行きました…。（クリックすると拡大します）
この碑には「１８６４年（元治元年）横浜外国人居留地内に長崎に次ぎボウリングサロンを開場した記録がある」と書かれていた。
ちゃんと「横浜ボウリング発祥の地」となってるし。潔い。
この碑のある、横浜の「港の見える丘公園」には「クリーニング発祥の地」の碑もあったらしいが、
残念ながら見つけることができなかった。
次に行ったときは探してみようっと。