◇プロ野球 2002年に見に行った試合◇


● 2002/10/13 藤井康雄(オリックス)引退試合 Report

去る9月25日に、16年のプロ生活を今季限りで終止符を打つと発表したオリックスの藤井康雄選手。
その引退試合が、10/13の大阪近鉄戦に行われた。この日は特別に、内外野自由席が無料開放され、引退を惜しむファンが訪れた。(僕もそのひとり)
試合前から、スコアボードのビジョンには、藤井選手の今までの名場面や他の選手からの藤井選手へのメッセージ、 更には、藤井選手と親交の深い「スターダスト・レビュー」からのアカペラで歌う様子が映され、 また試合中もビジョンの下のほうに「夢と感動をありがとう 藤井選手」と字幕が出るなど、藤井選手一色。
試合前に行われた始球式では、藤井選手の長男、誠哉君がピッチャーを務め、藤井選手がバッターとして対戦。

試合では、「4番・DH」として登場。4回の第2打席では、レフト側の近鉄ファンからも、応援のメロディーが流れ、その甲斐あってか、ライト線に二塁打を放った。 8回の第4打席でもヒットを放ち、その後、一時は同点となるホームを踏んだ。9回は2人ランナーが出ると第5打席がまわるという状況だったが、 オリックスの攻撃は三者凡退に終わり、打席は回ってこず、結局この試合では期待されたホームランは見られなかった。それでも、4打数2安打1得点と活躍。 9回表途中からは、1塁の守備につき、最後の顔見世を行った。

試合後に行われた引退セレモニーでは、再び名場面のVTRの後、藤井選手の言葉があり、その中では「僕の背番号8番の姿を焼き付けておいて下さい」との一言も。 それに続く花束贈呈では、石毛監督、三輪選手会長、大島選手、球場関係者だけでなく、前スタジアムDJのDJ.KIMURA氏、仰木前監督、そして藤井選手の子供たち3人から花束が贈呈された。 そして、最後に、誠哉君とグラウンドを一周し、ファンからも花束を贈られた。
藤井選手は、来季から、オリックス2軍の「サーパス神戸」のコーチを務める。

◆ オリックス−大阪近鉄 28回戦 (10/13 グリーンスタジアム神戸)
   Bu |  0 0 0 0 0 0 1 1 2 |  4
   BW |  0 0 0 0 0 1 0 1 0 |  2

[勝]山本 4勝1敗  [S]大塚 2勝1敗22S  [負] 牧野1敗