令和1年11月17日

第7回の講師は 松浦 良則 先生です


先生の参考花

 

      
アンスリウム、バラ、玉しだ (新しいいけ方のひらくかたち) アンスリウム、バラ、玉しだ (これまでのいけ方のひらくかたち)
石化エニシダ、ばら、晒し山しだ



先生の講評と代表作品

 


初等科 本科 師範1 師範2
准教授 4級 3級 2級脇
2級 1級脇 1級B 1級A


先生の講評と代表作

資格 花材 いけ方 花器

初等科
ガーベラ2
アスパラガスミリオクラダス1
かすみ草少々
自 由 カップ&ソーサー

普段使っているカップ&ソーサ等にいけることも楽しみの一つ。器の活かし方や花の表情等全体のバランスが重要。


有賀 美咲 さんの作品

本 科
ガーベラ3
アスパラガスミリオクラダス1
かすみ草少々
自 由 ワイングラス1

ワイングラスに敷く敷板等合わせることも重要。作品として仕上げるときに花が四方に広がらない方がように、器のすらっとしたホルムを邪魔しないようにいけるとよい。


代表作品はありません

師範1
玉しだ7、ガーベラ2、かすみ草少々 自 由

自 由


玉しだは手を加えて曲線作るなど、色々な見せ方ができる。任意とは器が持っている力と花材が持っている力が美しく見える長さなので、適度な長さを知ること。


代表作品はありません

師範2
進級
晒し柳巻きつる2、ばら1、玉しだ5   自 由

自 由


花材のしくみをよく知ることが大事で、晒し柳巻きつるの線や面やマッスで見せ方などをどうバランスよく見せることが重要。見せ場は一つに絞る。


増原 祐子 さんの作品

准 教
ユーカリ3、ばら2、かすみ草1   自 由

自 由


ユーカリの茎や葉の活かし方やサイズ感、全体のボリウム感が求められる。ばらの花の見せ方やかすみ草も多様な見せ方があるので、沢山作品を観るのも重要。



優秀花 山本 みか さんの作品










































中越 勇騎 さんの作品


4 級
晒し山しだ3、アンスリウム1
レザーファン2 
自 由

自 由


レザーファンと晒し山しだの効果がとても近いものがあるため、レザーファンの存在をいかに隠していくかが重要。



代表作品はありません

3 級
晒し山しだ3、グロリオサ1、ソリダゴ2 自 由

自 由


面になるものが晒し山しだと捉え、グロリアサの方向性をどう見せるかがポイント。透明な器は器の中が丸見えなので、器の中の見せ方まで考えること。



山岡 耕清 さんの作品

2級脇
晒し柳巻きつる3、スプレーばら1
ミスティブルー1
自 由

自 由


晒し柳巻きつるもスプレーばら、ミスティーブルーはどれもやさしいので、器の選び方が重要となる。晒し柳巻きつるの線の動きをいかに美しく見せるかが重要。



五十嵐 豊佐さんの作品

2 級
赤芽柳3、ばら2、かすみ草1  かたむけるかたち(基本・応用)

半 円


定められた主枝の長さをきっちりと挿す。赤芽柳の線は少し手を加えながら動きをつけるが、3つの枝にすべて動きをつける美しく見えなくなる。



貞国 光桜 さんの作品

1級脇
赤芽柳3、ばら2、かすみ草1   たてるかたち(基本・応用)

半 円


たてるかたちの場合、左右の展開でいかにバランスを取るかがポイント。ばらは花の表情や葉の活かし方が重要。かすみ草は適量でよい。



勝部 景芳 さんの作品












































中島 豊恵 さんの作品


1級B
石化エニシダ3、ばら3 たてるかたち

ひびき


客枝を越えて前に出てはいけない。左右の展開は主枝の1/2を超えない。根締めが重要。石化した板状の存在を上手に見せ、ひげ状の小枝を上手に添える。



中原 豊恵 さんの作品

1級A
アンスリウム3、クッカバラ3
かすみ草1
自 由

まどか


何を活かしたいのか見せ場は1つに絞ること。まどかの丸い白い器をどれだけ殺さないで、いかにシンプルであるかが求められる。アンスの赤は離れないように見せる。



 
鍜治岡 由香 さんの作品
































熊本 弥生 さんの作品





 

 

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