令和1年9月29日

第6回の講師は 野ア 祥平 先生です


先生の参考花

 

      
木瓜、鶏頭、アレカヤシ 木瓜、竜胆、日蔭



先生の講評と代表作品

 


初等科 本科 師範1 師範2
准教授 4級 3級 2級脇
2級 1級脇 1級B 1級A


先生の講評と代表作

資格 花材 いけ方 花器

初等科
ユーカリ2、ガーベラ3 かたむけるかたち
(基 本)
エンジェル

ユーカリの枝使いがポイント。ところどころ葉を外して、枝を見せるところがあると、すっきりとしてくる。ガーベラの花の表情をしっかりと捉えて3本バランスよくいける。


上杉 栞 さんの作品

本 科
ユーカリ2、カーネーション3 ひらくかたち
(正面性)
プリンセス

ユーカリで左右へ主枝、副枝としっかりと開き、長短をつけてバランスをとる。カーネーションは葉がないので、ユーカリの葉を上手に添えること。


伊藤 奏 さんの作品

師範1
ユーカリ2、ばら2 かたむけるかたち
(応用)

半 円


ユーカリの葉の整理が重要。ユーカリに対してばらの葉がとてもきれいなので、整理して美しく見せる。ばらの花は表情を見ていける。


佐々木 由紀子 さんの作品

師範2
中菊(黄3、赤3)   直立型

小 判


役枝3本の寸法・角度・挿し位置をしっかりと理解して挿すこと。黄色と赤色が混ざりあうように意識していけるとよい。


木 有里 さんの作品

准 教
ガーベラ3
スプレーカーネーション2
レザーファン2、ソリダゴ1  
まわるかたち

花意匠新型花器


ガーベラが立ち過ぎたり、長過ぎると他の配材との距離が開いてなじまなくなる。背景のグリーンであるレザーファンは面を動かしていける。



高見 真美 さんの作品

4 級
万作、中菊3  盛花

丸水盤


万作の枝の動きを上手に活かすこと。主枝が目立つように他の枝を少し控えていけると、主枝がより強調されてよい。



吉村 りょう子 さんの作品

3 級
アレカやし2、鉄砲百合2 花 舞

新様式花器


アレカやしを上手にためて動きをつけ、緊張感がある位置で留める。そこに鉄砲百合の花を整理して、アレカやしとの出会いを上手に作り出す。



山岡 耕清 さんの作品

2級脇
ユーカリ2、アンスリウム2
スプレーカーネーション2
レザーファン2
花 奏

まどか


作品の中で、交点は2か所作り、1か所に集中させないこと。レザーファンは分量を抑えて動きをつける。



田 邦静さんの作品

2 級
菊三種いけ(黄5、赤3、白3)  色彩盛花

丸水盤


しっかりと盛った雰囲気が求められる。その中で抑揚をつけながら、色の見せ方や、間の作り方が重要。隣あう菊同士、長さがだぶらないように注意していけること。



貞国 光桜 さんの作品

1級脇
野いばら、木苺、竜胆2   写景盛花
自然本位

丸水盤


風を表現するために間が重要。木苺で下草の処理をするが、花留めの上にだけべたべたと挿すのではなく、高低差をつけながら立体的に挿すとよい。



森山 妙 さんの作品


1級B
野いばら、中菊3、丸葉万作 観水型

丸水盤


主枝の野いばらを水に映すように挿す。副枝より外側に客枝をふる。万作の葉を整理して、作品全体が重たくならないように注意する。



前野 豊栄 さんの作品

1級A
鶏頭5、小菊(白2)、薄5 琳派調

小判2ケ


メインの鶏頭5本をバランスよくいける。尾花は間を作りながらいける。スプレー菊は蕾も活かすと強弱がついてよい。足元に入れていくグリーンの処理がポイント。



 
熊本 弥生 さんの作品























八島 豊知 さんの作品


























天野 良枝 さんの作品


























松本 豊君 さんの作品









 

 

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