令和1年5月12日

第3回の講師は 松浦 友香 先生です


先生の参考花

 

      
花菖蒲、いぼた、鳴子百合、撫子 燕子花、芍薬、鳴子百合



先生の講評と代表作品

 


初等科 本科 師範1 師範2
准教授 4級 3級 2級脇
2級 1級脇 1級B 1級A


先生の講評と代表作

資格 花材 いけ方 花器

初等科
丹頂アリウム2、ばら2 たてるかたち
(基 本)
エンジェル

丹頂アリウムは基準寸法より長くならないようにし、面白い動きを上手に活かす。ばらの葉は左右アンバランスにして添えるとよい。


優秀花 有賀 美咲 さんの作品

本 科
カラー2、ばら2 たてるかたち
(基 本)
プリンセス

主枝のカラーは基準寸法に挿し、2本目は少し表情をつけて主枝とのバランスをとる。ばらの葉を添えるとき、左右非対称に添えると綺麗に見える。


張 鳳雲 さんの作品

師範1
オクロレウカ3、ばら2 たてるかたち
(基本)

プリンセス


オクロレウカは葉に表情をつけて挿す。主枝に寄せてくる方を長めに、離れていく方を短めに挿すとよい。ばらは花の表情に注意し、重なる葉を整理していける。


佐々木 由紀子 さんの作品

師範2
燕子花3株(夏の挿法)   写景盛花
様式本位

丸水盤


 


受講者はありません

准 教
丹頂アリウム5、ガーベラ3
レザーファン2  
ひらくかたち
(正面性)

プリンセス


丹頂アリウムは極端に長短をつけず、左右非対称に挿す。ガーベラは縦方向にバランスをとりながら挿し、レザーファンは色を抑えめにするとよい。



高見 真美 さんの作品

4 級
カラー2、ばら2 瓶にいける

ひびき


カラーは曲線を活かしていけるが、曲がりがある分バランスが崩れやすいので、方向性をよく見て挿す。ばらは葉と葉が重ならないようにする



吉村 りょう子 さんの作品

3 級
丹頂アリウム2、ひまわり(中)2
スプレーカーネーション2
レザーファン2
花 奏

まどか


まどかは足を確認して正面を決め、花留めの中心がまどかの足の上にくるようにする。上と足元は同じくらいの分量にし、軽やかにいける。



代表作品はありません

2級脇
燕子花5株(夏の挿法) 写景盛花
様式本位

丸水盤


花留めは魚道を意識し、器につけないようにして位置付ける。3枚組を先に選んでおくこと。一番後ろと一番前の組葉は前後にやや傾斜させ、夏の燕子花の旺盛さを表現をする。



代表作品はありません。

2 級
白波、夏菊2、鳴子百合3 瓶 花

基本花器


銀葉の枝が細く弱いので、少し長めにいけて配材をやや控える。瓶花なので根締めを意識していけることが重要。



藤岡 桂子 さんの作品

1級脇
花菖蒲、いぼた、撫子3  色彩盛花
様式本位

丸水盤


花菖蒲は葉さばきが重要。いぼたは花菖蒲に対して重くなりがちなので、少し控えめに入れると綺麗。撫子はいぼたのグリーンを切るように中央に挿す。



石井 豊栄 さんの作品

1級B
カラー3、トルコ桔梗2
ソリダゴ2、玉しだ7
ならぶかたち
(多面性)

花意匠新型花器


主枝は長くならないこと。主・副・客は前後に振りつつ左右への方向性をつける。後ろから見ても美しく見えるよう、色のグラデーションを見せる。



藤井 妙華 さんの作品

1級A
花菖蒲、鳴子百合3、撫子3 瓶 花

基本花器


花菖蒲は様式に準じていける。主枝は茎立ちの真っすぐなものを選び、あまり前傾させない。花菖蒲の脇に挿し添える鳴子百合は、長すぎないように注意する。



 
久永 香雪 さんの作品




 

 

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