平成31年3月17日

第2回の講師は 知地 正和 先生です


先生の参考花

 

      
木瓜、鳴子百合 木瓜、芽出し木苺、透かし百合、鳴子百合、シャガ
木瓜、鳴子百合 青麦、スイートピー、ソリダゴ



先生の講評と代表作品

 


初等科 本科 師範1 師範2
准教授 4級 3級 2級脇
2級 1級脇 1級B 1級A


先生の講評と代表作

資格 花材 いけ方 花器

初等科
芽出し木苺3、ばら2 かたむけるかたち
(基 本)
エンジェル

今の時期、春を感じさせる「芽出し」をいける際は若葉の見せ方が重要で、葉の分量を考えていける。芽出し木苺は陽表・陽裏をよく見て、枝の屈曲を活かしながら、配材とのバランスを考えてリズムよくいける。配材のばらは、花の開花の状態を見て長短の長さを決め、葉と葉が重ならないように注意する。


代表作品はありません

本 科
芽出し木苺3、ばら2 かたむけるかたち
(基 本)
エンジェル

初等科と同じ


龍神 菜都 さんの作品

師範1
芽出し木苺3、ばら2 かたむけるかたち
(応用)

半円花器


初等科と同じ


代表作品はありません

師範2
ガーベラ5、青麦7、ソリダゴ3   ならぶかたち
(正面性)

新様式花器


 


受講者はありません

准 教
アイリス3、ばら3   直立型

小 判


アイリスは、葉のバランスが重要。役枝は器の縁側に必ず葉を添えること。直立型として、正しい挿し位置・角度を守っていける。



優秀花 中越 勇騎 さんの作品

4 級
オクロレウカ2、カラー2 花 舞

新様式花器


花材相互が近づいていく時の緊張感、触れあうか否かの緊張感、その後離れていく時の余韻の美しさを見せる。器の力を考えて花材の長さを決める。器の色との調和も考える。



平野 伸枝 さんの作品

3 級
鳴子百合5、都忘れ5、日蔭 写景盛花
様式本位

丸水盤


鳴子百合5本はバランスをとりながら座りよく、菊三種いけのイメージでいける。日蔭は春の分量を意識し、水際を美しく見せる。



代表作品はありません

2級脇
ガーベラ5、スイートピー3
スターチス1、レザーファン2
まわるかたち

まどか


ガーベラ(オレンジ)の色の強みを活かしながら、他の花材とどう合わせるかがポイント。5本使わなくてもよい。色の配分と位置づけが重要。



坂上 真美さんの作品  

2 級
芽出し木苺2、オクロレウカ2
スイートピー3、レザーファン2
花 奏

まどか


役枝3本の交差美を見せるが、交点は1か所に集中させず、かつ器の外へ出ないこと。後ろから前に走る枝が1本、前から後ろへは2本とする。



貞国 光桜 さんの作品

1級脇
木瓜、都忘れ3、日蔭 写景盛花
様式本位

丸水盤


「木瓜は密なるがよし」というように、枝の特徴を活かし、手を加えて枝をつくる。都忘れは自然に咲いているように。



田坂 佳香 さんの作品 そ

1級B
桜、透かし百合3、都忘れ5 琳派調

小判2ケ


左右を繋ぐ緑が少ないので、百合、あるいは都忘れの葉で上手に繋ぐことがポイント。花留めは小さめ、少なめにし、間を持った構図を崩さぬようにいける。



熊原 直美 さんの作品

1級A
谷渡り、ばら3、マーガレット3 色彩盛花
様式本位

丸水盤


谷渡りは以前は10枚でいけていたが、豊雲先生の時に8枚で様式化された。7、8番目の向い合わせた葉を前傾させ、高いバラが同じ角度で傾斜する。株の前の水面は見せない。



 
優秀花 柳下 蓉佳 さんの作品

















優秀花 天野 良枝 さんの作品

















優秀花 藤川  豊由 さんの作品







 

 

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