平成31年2月17日

第1回の講師は 廣田 聡 先生です


先生の参考花

 

      
桃、アイリス、菜の花 はんの木、椿、菜の花、シャガ



先生の講評と代表作品

 


初等科 本科 師範1 師範2
准教授 4級 3級 2級脇
2級 1級脇 1級B 1級A


先生の講評と代表作

資格 花材 いけ方 花器

初等科
桃、菜の花3 たてるかたち
(基 本)
エンジェル

「桃は直ぐなるがよし」と言われるように、枝の線を見せる。主枝は桃なので少し長めでよい。客枝は菜の花で主枝の1/3のボリュームでいけるとよい。


代表作品はありません

本 科
桃、菜の花3 たてるかたち
(基 本)
半円花器

初等科と同じ


代表作品はありません

師範1
桃、菜の花3 たてるかたち
(応用)

半円花器


初等科と同じ


佐々木 由紀子 さんの作品

師範2
桃、菜の花3   直立型

小 判


 


受講者はありません

准 教
芽出し木苺5、菜の花3   傾斜型

小 判


副枝が立ち上がりすぎず、傾けすぎず、主枝とかぶらないように注意する。芽出し木苺は芽出しの柔らかい葉を見せたいので蕾は除く方がよい。



金 純香 さんの作品

4 級
アイリス3、スイートピー3
玉しだ5
ならぶかたち
正面性

新様式花器


3本の役枝はどの花材で取るのもよい。主枝は中心を外して主・福・客のバランスをとる。スイトピーの色と玉しだのグリーンを上手に活かしながらまとめる。



河上 美香 さんの作品

3 級
雪柳、ばら2、玉しだ5 ひらくかたち
(正面性)

プリンセス


主枝の寸法が任意なので、いける場所によって考えるが、長さについて見極めること。客枝のばらはあまり長くし過ぎず、玉しだは5本で立体的にいけるとよい。



河野 邦泉 さんの作品

2級脇
川猫柳3
ドラセナゴッドセフィアーナ3
ばら2
観水型

丸水盤


主枝は器の対角線を通って水を映すように出ていくこと。副枝は主枝と反対側に振らないこと。客枝と副枝は客枝が外に出ること。中間高はあまり高くしない。



代表作品はありません  

2 級
連翹、藪椿、しゃが3 琳派調

小判2ケ


連翹ではなく、椿からいける。琳派は花が主体なので、椿の花で絵を書き椿の葉をそえ、そこに連翹の黄色を添えていく。しゃがで動きをつける。



勝部 景芳 さんの作品

1級脇
らっぱ水仙5、スイートピー5
玉しだ6、かすみ草1
ならぶかたち
(多面性)

花意匠新型花器


ラッパ水仙は花だけいけるのであれば少し低めにいけ、葉を使うなら少し長く見せてよい。多面性なので、後ろに引く力も大事。



石井 豊栄 さんの作品

1級B
はんの木、藪椿、水仙3 写景盛花
自然本位

丸水盤


主役を決めること。骨格をはんの木でつくるとき、水盤のどちらかの面が隠れるように、水盤の中だけで収まらないよに注意する。



松本 豊洋 さんの作品

1級A
連翹、スイートピー5、アイリス2 観水型

まどか


挿方は2脇に準ずる。見せたいのが水なので、水面に目線を下すために、中間枝である連翹もアイリスも低く抑える。スイトピーは後ろに挿さず客位のところでまとめる。



 
中谷 豊和 さんの作品

















天野 良枝 さんの作品





 

 

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