平成30年6月24日

第4回の講師は 倉八 環 先生です


先生の参考花

 

      
姫雷電、夏はぜ、鳴子百合、姫百合、枝ウイキョウ 枝ウイキョウ、ひまわり、トルコ桔梗
アスパラガスミリオクラダス



先生の講評と代表作品

 


初等科 本科 師範1 師範2
准教授 4級 3級 2級脇
2級 1級脇 1級B 1級A


先生の講評と代表作

資格 花材 いけ方 花器

初等科
オクロレウカ3、ダリア2 かたむけるかたち
(基 本)
エンジェル

オクロレウカを矯めて表情をつくり、主枝を傾斜させる。主枝の反対側の中間枝は、主枝の寸法の1/2より外に出ないよう注意すること。


代表作品はありません

本 科
オクロレウカ3、ダリア2 かたむけるかたち
(応 用)
半円花器

オクロレウカ3本を矯めながら表情をつくり、その表情を活かしながら3本でバランスをとる。ダリアの花の姿を見て客枝と中間枝を縦に並ばないよう挿す。


佐々木 由紀子  さんの作品

師範1
クッカバラ3、ひまわり中2
ソリダゴ1
ひらくかたち
(正面性)

プリンセス


主枝と副枝を左右にしっかりと開くこと。主枝と副枝の傾斜角度が同じにならないように挿し、非対象の美しさを出す。ひまわり2本は左右に広がり過ぎないよう注意する。


秋好 佳緒理 さんの作品

師範2
枝ウイキョウ2、ばら3   たてるかたち
(瓶にいける)

ひびき


ウイキョウで主枝を挿し、中間枝のウイキョウでバランスを取るが、客枝より前にウイキョウが飛び出さないよう注意をすること。


辻 侑加 さんの作品

准 教
枝ウイキョウ3、ガーベラ3
かすみ草少々、アスパラミリオン少々 
ならぶかたち
(正面性)

新様式花器


全体のウイキョウの本数が多くならないように注意する。足元のミリオグラタスの分量も少なくすっきりといける。 全体の高低差や色彩を意識しながらまとめると良い。



平野 伸枝 さんの作品

4 級
そけい、トルコ桔梗2、かすみ草少々 ひらくかたち
(正面性)

プリンセス


そけいの葉を整理しながら主枝と副枝をしっかりと開くこと。トルコ桔梗は花の色や表情を活かしながらいける。かすみ草は沢山いれ込み過ぎないよう軽やかに挿す。



藤原 裕美 さんの作品

3 級
アレカやし2、グロリオーサ2 花 舞

新様式花器


それぞれの花材の一番美しい姿を見つけ出すこと。立体的に見せることが重要。二つの花材を出合わせた時に緊張感が生まれるように、付かず離れずに挿す。



山本 豊桂 さんの作品

2級脇
そけい、夏菊3、鳴子百合3 盛 花

丸水盤


そけいの葉を整理して一番美しく見える姿を活かし、傾斜型か直立型を決めること。鳴子百合は一番美しく見える姿を探し出し、菊と合わせてバランスをとる。



迫田 宏旦 さんの作品  

2 級
谷渡り、ばら3 色彩盛花
様式本位

丸水盤


谷渡りは葉選びがとても重要。株に見えるように挿すこと。谷渡りとばらの合わせ方まで意識して挿すこと。ばらは花の色や大きさにより寸法を決めること。



藤中 光風 さんの作品

1級脇
姫雷電、黄透かし百合2、擬宝珠3 瓶 花

基本花器


姫雷電は葉や枝の座りをよく見て、傾斜型又は直立型を決めて挿す。透かし百合は花を真正面で見せると強くなるので、やや傾けて挿すとやさしく見える。



見田 櫻華 さんの作品

1級B
河骨(花2、葉8、巻葉2)、太藺3 写景盛花
様式本位

丸水盤


花型構成であるため、まずは花留めの位置付けをしっかりと決めること。河骨は葉の座りが重要。河骨は花や巻き葉まできちんと水あげをする。太藺は穂先を整理すること。



冨田 礼子 さんの作品
<

1級A
夏はぜ、しゃが3、姫百合2 瓶 花

基本花器


夏はぜは枝の座りが大事。瓶花の場合左隅に締めて挿すことがポイント。しゃがの葉先がひる返るなど軽やかに見せ、足元はしっかりと締めること。



 
松本 豊君 さんの作品




 

 

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