平成30年3月11日

第2回の講師は 原 千恵 先生です


先生の参考花

 

      
桃、雪柳、アイリス フリージア、スイトピー、芽出し紫陽花



先生の講評と代表作品

 


初等科 本科 師範1 師範2
准教授 4級 3級 2級脇
2級 1級脇 1級B 1級A


  

先生の講評と代表作

資格 花材 いけ方 花器

初等科

オクロレウカ2、ばら2

たてるかたち
(基 本)
エンジェル
オクロレウカに表情をつけ、3本をバランスよくいける。オクロレウカに対するばらの葉は、ある程度整理をしていけるとすっきりと見える。



 
龍神 菜都さんの作品

本 科

ゴットセフィアーナ3、ガーベラ3

かたむけるかたち
(基 本)
プリンセス
受講者はありません




師範1
芽出し紫陽花3、ストック2 たてるかたち
(応 用)

半 円


芽出し紫陽花の空間のつくり方を意識していけるとバランスが良くなる。ストックの先端の表情を見て、2本で調子をとる。

秋好 佳緒理 さんの作品

師範2
フリージア3、レザーファン3
カーネーション3
ひらくかたち
(正面性)

プリンセス


受講者はありません


准 教
桃、菜の花3 直立型

小 判


桃の花がたくさん咲いている場合は、花を少し間引くとよい。基本骨格5本に、全体のバランスを見て1〜2本足すなどしてもよい。



平野 伸枝  さんの作品

4 級
桃、金魚草3 直立型

丸水盤


桃の枝分かれを上手に活かしていける。全体的に花留めが見えやすくなるので、金魚草3本のバランスで上手に隠すこと。金魚草の先端の方向性を意識していける。



代表作品はありません

3 級
雪柳、アイリス2、レザーファン3 観水型

丸水盤


雪柳の花や小枝の整理が必要であるが、あまり取り過ぎると雪柳らしさが損なわれるので注意すること。レザーファンは立体的に軽やかに挿すとよい。

代表作品はありません

2級脇
木瓜、アイリス2、スイートピー3
レザーファン2
花 奏

まどか


花留めの位置づけを確認すること。木瓜の屈曲した線を活かし、アイリスは花の表情と葉の動きを良く見て木瓜との空間をつくりながら交差させる。



迫田 宏旦 さんの作品  

2 級
イタリアンルスカス、フリージア3
ガーベラ5、かすみ草少々
ひらくかたち(多面性)

基本花器


ガーベラの寸法はあまり長くしすぎると、主・副とひらく方向性を止めてしまうので注意。かすみ草を長く使う場合、途中の屈曲した線を見せないようにするとよい。



江副 皐香  さんの作品

1級脇
彼岸桜、アイリス2、菜の花3 直立型または傾斜型

丸水盤


桜は花を満開に見せるより、ところどころ木肌を見せるなど変化をつける。アイリスは花の色と葉さばきがポイント。菜の花は表情を意識していけるとよい。



岡 宏泉 さんの作品

1級B
木蓮、ばら2、ドラセナ2 瓶 花

基本花器


木蓮は矯めにくいので、枝の座りを見極め、枝の面白さを上手に活かす。ドラセナの葉の広がりを上手に活かしていける。ばらは姿良くいける。



小濱眞由美 さんの作品
<

1級A
木瓜、菜の花3、日蔭 写景盛花
様式本位

丸水盤


花留めは正しく位置づける。株挿しにするためには1本1本それぞれ立ち上がるのではなく、足元を締めて開花したものを使う。菜の花は黄色の花の整理をする。



 
熊本 弥生 さんの作品

























樽見 豊厚 さんの作品








































八島 豊知 さんの作品









 

 

研究会レポート目次へ

 

トップページへ