平成28年6月26 日

第3回の講師は 児玉 やよい 先生です


先生の参考花

 

      
燕子花 河骨、太藺



先生の講評と代表作品

 


初等科 本科 師範1 師範2
准教授 4級 3級 2級脇
2級 1級脇 1級B 1級A


資格 花材 いけ方 花器

初等科
クッカバラ3 ひまわり2 かたむけるかたち
(基 本)

エンジェル


クッカバラの寸法を短くしすぎると、クッカバラの持つ形状がひまわりに隠れてしまう。ある程度の長さで見せることも必要。



木原 利江  さんの作品

本 科

晒し柳巻きつる3 ばら2

たてるかたち
(基 本)
半 円

晒し柳巻きつるをほどき、少し矯めるなど手を加えることで面白いラインができるので活かすとよい。ばらは花の表情をよく見て挿し、葉も上手に整理する。



藤原 緋音  さんの作品

師範1
ひまわり3 トルコ桔梗(紫 覆輪)2 
玉しだ5
ならぶかたち
(正面性)

新様式花器




受講者はありませんでした

師範2
燕子花3株(花2 葉8組) 夏の挿法 写景盛花
様式本位

丸水盤


まずは燕子花の決め事をしっかりと捉えること。いけ終えたときには最終チェックをすること。上手になるにつれ、池などに生えている様をイメージしていける。



金 純香  さんの作品

准 教
白波 ばら3 盛 花

丸水盤


傾斜型でいける場合、中間高はある程度抑えて見せることが重要。白波の葉を整理しバラと上手に出会わす。花留めの位置づけに注意する。



平野 伸枝  さんの作品

4 級
そけい ばら3 瓶 花

基本花器


そけいはある程度葉や花の整理をしすっきりと見せる。ばらの表情を捉え、そけいとのバランス見ながら挿しそえる。ばらの葉を上手に活かす。



松島 奈津江  さんの作品

3 級
オクロレウカ2 ひまわり2 
スプレーばら2 レザーファン2 
花 奏
様式本位

まどか


花留めは主・客は対角線状に置く。前後の交差を意識して見せることで交差が生まれる。スプレーばらやレザーファンの分量は入れ込みすぎず、長すぎずすっきりと見せる。

真野 和貴子  さんの作品

2級脇
ニューサイラン2 ひまわり2 花 舞

新様式花器


花留めは1つは器の左右どちらかに寄せて置き、もう1つは器より少し内側に寄せる。ひまわりとニューサイランのそれぞれの表情を上手に出会わす。中心で交差は避ける。



久永 耕敏  さんの作品

2 級
河骨(葉8 花2 巻葉2) 太蘭3 写景盛花
様式本位

丸水盤


河骨は茎を矯めて整えることが重要。河骨の葉の大きさや表情を捉え、茎に長短をつけてバランスよく挿す。花留めは見えないよう葉や巻葉など上手に挿し添える



代表作品はありません

1級脇
透かし百合(黄)3 紫陽花3 鳴子百合5 琳派調

小判2ケ


ならぶかたちそのものにならないこと。百合はつぼみを取り除き開花したもので表情よくいける。作品全体として色彩と間を意識しながらまとめることが重要。



俵 豊晴  さんの作品

1級B
玉しだ13 カーネーション3 
スプレーばら3
色彩盛花
様式本位

丸水盤


玉しだはあまり長くしすぎず一株に見えるように挿す。主枝の玉しだ後ろは2枚にするとよい。カーネーションはくの字又は逆くの字に見せる。スプレーばらは1本1本丁寧に。



 
上竹 かおり  さんの作品

1級A
透かし百合(黄)3 紫陽花3 矢羽根薄5 
撫子3 ぎぼうし5 
琳派調

小判2ケ


百合は蕾を整理し揺れ動くように見せる。紫陽花は沈め、ぎぼうしは斑入りを活かして挿す。薄は根元から切って挿すと先端が垂れるので途中を使う。



 
田中 恵雲  さんの作品




 

 

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