令和5年11月19日

第6回の講師は 鈴木 茜 先生です

先生の参考花

 

      
中菊(黄色、赤色) はんの木、小菊、シャガ



先生の講評と代表作品

 


初等科 本科 師範1 師範2 准教授
4級 3級 2級脇 2級 1級脇
1級B 1級A 特A


    

先生の講評と代表作品

資格 花材 いけ方 花器

初等科
さんご水木3、ばら2 かたむけるかたち(基本) エンジェル

さんご水木の脇枝はある程度整理する。どの方向にどの角度でかたむけるのがよいのかを見つける。ばらは花のすわり、葉の分量を見ながらバランスをとる。


天野 茜 さんの作品

本科
さんご水木3、ばら2 たてるかたち(基本) プリンセス

さんご水木は脇枝を整理し、伸びやかにいける。少し立ち上がった辺りから矯めるとよい。足元は根締まりよくいける。


澤田 瀬里香 さんの作品

師範1
赤芽柳5、中菊3 盛花 直立型

小 判


主枝・副枝・客枝が不等辺三角形であること。主枝の挿し口は、小判型花器の場合、左に寄せ過ぎると全体のバランスが取りづらくなるので注意。


     
代表作品はありません

師範2
さんご水木3、ガーベラ3
レザーファン2
ひらくかたち

プリンセス


受講者はありませんでした



准教
赤芽柳5、中菊3   盛花 傾斜型

丸水盤


花留めは基本通り正しい位置に置く。盛花なので左側に水が見えないように菊の葉を上手に活かす。



佐々木 由紀子  さんの作品

4級
ガーベラ3、スプレーカーネーション2
ヒペリカム2、レザーファン2
まわるかたち

まどか


ガーベラは、主枝には花の座りのよいものを選び、副枝・客枝にも適したものを選ぶ。主枝の足元は水が見えすぎないよう工夫が必要。



     
代表作品はありません

3級
はんの木、ばら3 瓶 花

基本花器


主枝は枝を矯めて整理をしながら座りよくいける。根締まりの部分は、はんの木の実を効果的に置くなどバランスを考えること。


代表作品はありません

2級脇
はんの木、小菊3、日蔭 写景盛花 様式本位

丸水盤


大地の表現として、秋から冬にかけての水の見せ方が重要。傾斜型の型を借りて株状に見せること。株の周辺には短いはんの木の実を効果的に使う。



     
代表作品はありません

2級
菊三種いけ(黄5、赤3、白3)) 色彩盛花様式本位

丸水盤


赤菊3本が中央で一直線ではなく、黄色側や白色側にも少しずつ関わってくるように。一番後ろの赤菊は前傾しすぎずないよう注意。主枝の振りが良いところで花の座りを決める。



代表作品はありません

1級脇
はんの木、中菊3、孔雀草2  観水型

丸水盤


観水型の主枝は、水辺に影を映すような枝を選ぶ。主枝の出のところには実つきのよい枝を添えると作品が締まる。孔雀草は前だけでなく後ろにも見せるとよい。



中嶋 豊由 さんの作品

1級B
石化柳1、グロリオサ1、アレカやし1 花 舞

半円3個


花留の位置は3個それぞれに変化をつけ、そのうちの1つは器の端から出す。石化柳とアレカやしの2種で構成しておき、グロリオサを合わせていくとよい。



 
田井 豊裕 さんの作品

1級A
伊予水木、椿、しゃが5、小菊2 写景盛花自然本位

丸水盤


しゃがで風の方向や強さを表現するには、葉さばきをうまくすること。花材が器の外にも伸びていくことで作品に深みが出る。



 
太田 豊葉 さんの作品





















沖田 耕喜 さんの作品





 

 

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