令和5年9月17日

第5回の講師は 原田 亜希子 先生です

先生の参考花

 

      
菊 色彩盛花 ユーカリ、アンスリウム、かすみ草



先生の講評と代表作品

 


初等科 本科 師範1 師範2 准教授
4級 3級 2級脇 2級 1級脇
1級B 1級A 特A


    

先生の講評と代表作品

資格 花材 いけ方 花器

初等科
女郎花2 鶏頭2 たてるかたち(基本) エンジェル

女郎花を主枝として基本寸法をとり、小枝の振りをよく見て挿す。赤色の鶏頭は女郎花の黄色に対して強いため、あまり長くし過ぎない。


伊藤 響 さんの作品

本科
ほととぎす3 鶏頭2 かたむけるかたち エンジェル

受講者はありませんでした



師範1
ユーカリ3 ガーベラ3 ソリダゴ1 ひらくかたち

エンジェル


ユーカリは左右にしっかりとひらく。
客枝のガーベラは45度から50度の角度をつけて挿す。ソリダゴも含めて全体を立体的に見せる。


     
太尾田 敬子 さんの作品

師範2
女郎花3 鶏頭3 レザーファン2 ならぶかたち

新様式花器


今日の取り合わせは鶏頭の赤が強く見えるので、3か所に離すよりは2か所でまとめる方がよい。


上杉 栞 さんの作品

准教
菊(黄3 赤3)   盛 花 直立型

小 判


黄色の中菊で主・副を取る。主枝は花首から長径+深さとする。副枝は主枝の2/3として、全体に高低差をつける。黄菊と赤菊の色がかるく混ざり合うこと。



佐々木 由紀子  さんの作品

4級
万作 鶏頭3 瓶 花

基本花器


万作は枝の座りを見ながら葉を整理して、幹肌を見せる部分もつくる。直立型でも傾斜型でもよい。直立のときの客枝は真正面に。瓶花なので根締まりよく挿す。



     
島村 幸子 さんの作品

3級
ユーカリ2 アンスリウム2
スプレーカーネーション2
レザーファン2
花 奏

まどか


ユーカリとアンスリウムで立体の交差美を見せるよう意識する。下のスプレーカーネーションの分量をある程度抑えないと重量感が出過ぎてしまうので注意。


坂本 成美 さんの作品

2級脇
ユーカリ3 ガーベラ3 レザーファン2
かすみ草少々
ひらくかたち

プリンセス


ユーカリは癖の無い伸びる枝を選び左右にしっかりとひらく。ガーベラは面的な要素が連ならないよう短くし過ぎないように。



      
野中 佳子 さんの作品

2級
薄3 鶏頭3 スプレー菊3
木苺(ベビーハンズ)
琳派調

小判2個


2点構成でも3点構成でもよい。3点構成の場合、3点とも同じ花を3か所に挿すよりも2か所に集め、1か所は別の花を挿すなど表情を変えるとよい。



植田 香千 さんの作品

1級脇
ほととぎす5 小菊3 日蔭 写景盛花 様式本位

丸水盤


七宝の挿し位置は決まってはいないが、菊の色彩様式(5・3・3)の挿し位置を参考にするとよい。ほととぎすは座りをよく見る。小菊は花の整理をすること。



藤岡 桂子 さんの作品

1級B
万作 薄3 山しだ5 小菊2 写景盛花 自然本位

丸水盤


いける前に、取り合わされた材料からどのような景色をいけるのか、どの季節(初秋)をいけるのかをイメージする。万作の葉の分量は考える。



 
松本 豊洋 さんの作品

1級A
万作 鶏頭3 女郎花3 瓶 花

基本花器


万作は見どころとなる部分を活かす。
葉が連なる場合は整理し木肌を見せる。
万作を押さえて女郎花を上げる場合は、脇枝をある程度整理し姿良く見せる。



 
村上 豊美 さんの作品





















八島 豊知 さんの作品





 

 

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