令和5年7月16日

第4回の講師は 伊藤 彰子 先生です

先生の参考花

 

      
夏はぜ、鳴子百合、姫百合 カラー、ういきょう、鳴子百合、ひまわり



先生の講評と代表作品

 


初等科 本科 師範1 師範2 准教授
4級 3級 2級脇 2級 1級脇
1級B 1級A 特A


    

先生の講評と代表作品

資格 花材 いけ方 花器

初等科
谷渡り3 カーネーション3 かたむけるかたち プリンセス

谷渡りは矯めて曲線を作って主枝にする。客枝のカーネーションは、主枝を見ながら長さと角度を決め、残りの花材で全体のバランスをとる。


伊藤 響 さんの作品

本科
クルクマ3 中ひまわり2 たてるかたち(応用) 半円

主枝のクルクマは基本寸法、角度を守ってすっきりと立ち上がるように挿す。ひまわりは花の表情をよく見て、客枝として位置付ける。


太尾田 敬子 さんの作品

師範1
クルクマ3 中ひまわり3 
レザーファン2
ならぶかたち

新様式花器


主枝を器の一番奥に、客枝を一番手前に、その中間に副枝を挿すことで、新様式花器の狭い空間の中でも挿し位置に奥行きをつける。


     
中下 諭有子 さんの作品

師範2
そけい3 カーネーション3 盛花(傾斜型)

小 判


そけいは枝ぶりをよく見ていけること。ところどころ葉の整理をして緑の美しさ、軽やかさを見せる。


上杉 栞 さんの作品

准教
枝ういきょう3 ガーベラ3 
レザーファン2  
ならぶかたち

新様式花器


枝ういきょうは枝分かれをよく見て、同じ調子にならないように気をつける。客枝はういきょう、ガーベラどちらでもよい。長短をつけながらバランスをとる。



大内田 美月  さんの作品

4級
ニューサイラン2 カラー2 花 舞

新様式花器


ニューサイランとカラーは同じような曲線にならないように、変化をつけて合わせる。



     
島村 幸子 さんの作品

3級
カラー3 スプレーカーネーション2 
レザーファン3 かすみ草少々
まわるかたち

まどか


花材の分量を見ながら役枝の長さを決める。長くしすぎないこと。次に基調色のレザーファンを挿し、かすみ草は緑の上に少量置くと美しく見える。


峠田 真理子 さんの作品

2級脇
枝ういきょう3 中ひまわり3 
鳴子百合3
盛 花

丸水盤


主枝の枝ういきょうは前傾しすぎないように。客枝はひまわり、鳴子百合どちらでもよい。足元の花留が見えないように注意する。



      
北舛 美弥 さんの作品

2級
夏はぜ 竜胆2 鳴子百合3  観水型

丸水盤


夏はぜが水面に影を落とすよう枝を矯める。主枝・副枝をつなぐように意識し、水面に目線が行くよう全体の高さを抑える。



植田 香千 さんの作品

1級脇
谷渡り3 グロリオサ1 かすみ草少々 自由表現

まどか


3種の花材のうち、魅力を感じた部分を一つに絞って、そこを強調するように他の花材を合わせる。花留は見せない工夫が重要。



滝本 光茜 さんの作品

1級B
河骨(花2 葉8) 太藺3 写景盛花 様式本位

丸水盤


河骨は茎の癖を直してから水揚げする。主枝・副枝の葉のすわりが大事。3番より5番の葉を後ろにおく。花は株の中心に、巻葉はしっかりと姿を見せる。



 
代表作品はありません

1級A
しゃが 姫百合3 日蔭 写景盛花 様式本位

丸水盤


主枝の1番の葉は自然組を用いるが、広がりすぎているものは組みなおす。中間枝は全体の葉の分量を見ながら2枚組にして長短をつけ、左右に振る。



 
代表作品はありません




 

 

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