令和5年5月28日

第3回の講師は 篠田 幸子 先生です

先生の参考花

 

      
燕子花、太藺、レースフラワー、紫陽花、紅すもも 燕子花、太藺、雪柳



先生の講評と代表作品

 


初等科 本科 師範1 師範2 准教授
4級 3級 2級脇 2級 1級脇
1級B 1級A 特A


    

先生の講評と代表作品

資格 花材 いけ方 花器

初等科
花菖蒲(花2 葉3) 芍薬2 たてるかたち(基本) エンジェル

受講者はありません



本科
ドラセナゴッドセフィアーナ3 
ガーベラ2
かたむけるかたち(基本) エンジェル

ドラセナゴットセフィアーナは、真横ではなくやや斜めに振り、全体を見て葉の分量を決めるとよい。ガーベラ2本は長短をつけていける。


代表作品はありません

師範1
鳴子百合3 ダリア3 盛花(傾斜型)

小 判


鳴子百合は主・副・中間高と基準の寸法と角度を意識して構成する。ダリアは大きくて丸いので、花が上を向くように挿す。


     
冨川 章子 さんの作品

師範2
グラジオラス2 ダリア3 盛花(直立型)

小 判


主枝のグラジオラスは傾け過ぎないようしっかりと立て、花の後ろにも葉を添える。ダリアは花の表情を見ながら、グラジオラスとのバランスをとる。


代表作品はありません

准教
燕子花3株 夏の挿法  写景盛花 様式本位

丸水盤


燕子花は葉組を間違えないように注意する。夏でもいける月によって寸法や表情が少しずつ変化してくるので、その違いをいけて知ることも重要。



代表作品はありません

4級
リアトリス2 オクロレウカ2 
スプレーカーネーション2
レザーファン2
花 奏

まどか


例えば主枝・客枝が同一花材で副枝を別の花材にすると、下とのバランスがとりやすいことがある。スプレーカーネーションは花の色や表情をみて分量を決める。



     
島村 幸子 さんの作品

3級
丹頂アリウム5 ガーベラ3
スプレーカーネーション1
レザーファン2
ならぶかたち

新様式花器


挿し位置は主枝が一番後ろ、客枝が一番前、副枝はその中間に挿す。丹頂アリウム5本は曲線をいかし、他の花材とのバランスをとる。


代表作品はありません

2級脇
燕子花5株 夏の挿法 写景盛花 様式本位

丸水盤


燕子花は、3枚組は中心の葉が短すぎると花の軸が丸見えになるので注意する。早くいける訓練も重要で、最後に葉組など確認する時間をつくること。



      
代表作品はありません

2級
リアトリス5 芍薬3 かすみ草1 瓶 花

基本花器


リアトリス5本でしっかりと骨格をつくる。直立型では主枝の後ろに花を入れないように。芍薬は花の表情をしっかりと見ていける。



植田 香千 さんの作品

1級脇
姫雷電 芍薬2 瓶 花

基本花器


姫雷電は枝を矯めながら葉を整理し、座りよくいける。芍薬は花の姿をよく見て、葉の位置や分量を見極める。



寺西 秋睦 さんの作品

1級B
花菖蒲(花3 葉7)  鳴子百合5 
撫子3
色彩盛花 様式本位

丸水盤


花菖蒲と鳴子百合の分量を見極める。鳴子百合はいけているうちに花留めが動くので、いけ終わったときに必ず位置を確認する。



 
代表作品はありません

1級A
芍薬3 あざみ3 鳴子百合5 琳派調

小判2個


カタチをいけるのではなく、今一番見せたい花を表情よくいける。花の傾斜角度が平行になったり、繰り返しの動きにならないよう注意すること。



 
冨田 礼子 さんの作品















熊本 弥生 さんの作品



特A
夏はぜ あざみ2 鳴子百合5 写景盛花 自然本位

丸水盤


夏はぜは枝を矯めて葉の茂りや木肌をいかしていける。主役のあざみを引き立てるために、鳴子百合は葉の分量等調節する。



藤川 豊由 さんの作品




 

 

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