令和5年2月26日

第1回の講師は 山本 晶子 先生です

先生の参考花

 

      
桃、芽出し木苺、菜の花、レザーファン 芽出し木苺、菜の花、チューリップ、スイートピー、アネモネ、レザーファン



先生の講評と代表作品

 


初等科 本科 師範1 師範2 准教授
4級 3級 2級脇 2級 1級脇
1級B 1級A 特A


    

先生の講評と代表作品

資格 花材 いけ方 花器

初等科
桃 菜の花3 たてるかたち(基本) エンジェル

受講者はありません



本科
猫柳3 菜の花3 かたむけるかたち(基本) エンジェル

主枝の猫柳はS字を描くように矯めて挿す。菜の花は、客枝とそれより短く1本、もう1本は高く、とバランスよくいける。


中下 諭有子 さんの作品

師範1
芽出し木苺3 ストック3 花意匠(瓶にいける)

ひびき


たてるかたちの場合、主枝の芽出し木苺は、器に入る部分の長さを考えて少し長めにとる。ストックの中間枝2本は、花のボリュームや葉の量を見ながら挿す。


代表作品はありません

師範2
桃 菜の花3 たてるかたち(瓶にいける)

ひびき


桃は枝の立ち上がる線と脇枝の動きを活かして、すっきりと立てる。菜の花は、客枝と中間枝2本を長短をつけて挿す。


上杉 栞 さんの作品

准教
猫柳5 チューリップ2 スイートピー3 盛 花

丸水盤


猫柳は傾斜型でも直立型でもよい。チューリップは長すぎず短か過ぎず、スイートピーはバランスよく挿し、チューリップの足元にもいれる。



代表作品はありません

4級
芽出し木苺3 菜の花3 スイートピー3 ひらくかたち

プリンセス


芽出し木苺は左右にしっかりとひらく。菜の花は中心辺りで、スイートピーは中心に固めるだけではなく、左右に広がるような動きを出すとよい。



     
山本 伸枝 さんの作品

3級
アマリリス(葉5 花2) ストック3 色彩盛花様式本位

丸水盤


アマリリスは花が下向きに咲くので、主枝の寸法は基準寸法よりやや長めにとる。アマリリスの葉は花を3方から囲むように。


坂本 成美 さんの作品

2級脇
川猫柳 菜の花3 瓶 花

基本花器


川猫柳は枝の見どころを活かして、脇枝や芽の整理をする。菜の花は花や葉の分量をよく考えること。



      
北舛 美弥 さんの作品

2級
チューリップ3 スイートピー4 
かすみ草少々 レザーファン3
まわるかたち

まどか


主枝のチューリップを長くし過ぎないようにして、副枝客枝とのバランスをとる。チューリップの葉は奇麗な葉を添えるようにする。



道前 貞子 さんの作品

1級脇
芽出し木苺 アネモネ3 レザーファン3 盛 花

丸水盤


芽出し木苺はしっかりと矯めて枝をつくる。レザーファンはやや斜めに挿して軽やかに見せる。アネモネは花の大きさをみて位置を決める。



貞国 光桜 さんの作品















中嶋 豊由 さんの作品


1級B
川猫柳 藪椿 瓶 花

基本花器


川猫柳の枝ぶりをよく見て直立型か傾斜型かを判断し、脇枝や芽の整理をする。椿は花だけではなく、葉の座りも見極めて挿すこと。



 
進藤 六華 さんの作品

1級A
木蓮 アレカやし3 ばら2 瓶 花

あすか


何を見せたいのか考えて木蓮を上げるか、アレカヤシを上げるかを決める。ばら1本を“ここ”というところに挿し、3種の出会いを姿よく見せる。



 
中原 豊恵 さんの作品






















八島 豊知 さんの作品


特A
椿 木瓜 小品花

花器持参


小さく品良くいける。一番のみせどころを誇張していけることが求められる。どこまで省略できるのか考え、葉や花、枝をそぎ落とす。



田中 科江 さんの作品
























世羅 豊知 さんの作品





























光末 潤芳 さんの作品





 

 

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