令和4年3月13日

第1回の講師は 倉八 環 先生です

先生の参考花

 

      
啓翁桜、芽出し木苺、椿、菜の花、日蔭蔓 啓翁桜、青麦、ぜんまい



先生の講評と代表作品

 


初等科 本科 師範1 師範2 准教授
4級 3級 2級脇 2級 1級脇
1級B 1級A 特A


先生の講評と代表作

資格 花材 いけ方 花器

初等科
芽出し木苺3 菜の花2 たてるかたち(基本) エンジェル

芽出し木苺の葉は開き過ぎている場合は整理をし、木肌を見せる。陽表、陽裏を見極める。根締よくいける。


太尾田 敬子 さんの作品

本科
アイリス3 菜の花3 盛 花(直立型) 小 判

アイリスは花の表情を見て正面を決める。アイリスの葉は、主枝の左後ろ1枚、副枝側に1枚を意識するとよい。


冨川 章子 さんの作品

師範1
芽出し木苺5 菜の花3 盛花(傾斜型)

小 判


受講者はありませんでした


     

師範2
ストック3 アネモネ3 盛花(直立型)

小 判


アネモネが大きく赤いので、基準寸法よりやや短く、左右にふり過ぎないように中心に寄せて挿すと、力が抑えられる。


上杉 栞 さんの作品

准教
チューリップ3 スイートピー3 青麦7 ならぶかたち

新様式花器


全体を均等でなく、バランスよくリズミカルにまとめること。



佐々木 由紀子  さんの作品

























高木 有里  さんの作品



4級
啓翁桜 菜の花3 瓶 花

基本花器


啓翁桜の場合、小枝が多いのでしっかりと整理し幹肌を見せると力強く見える。主枝の桜はしっかりと据えること。菜の花で根締まりよくまとめる。



秋好 陽菜 さんの作品

3級
チューリップ3 ぜんまい3
スイートピー3 レザーファン2 
まわるかたち

まどか


まわる動性が必要なので、役枝は長くせず立て過ぎない。ぜんまいはあまり長く使わないように。レザーファンの先端の三角の部分をまわる方向へ向けて挿す。



垰田 真理子 さんの作品

2級脇
木瓜 菜の花3 盛花(観水型)

丸水盤


花留めの位置づけが重要。全体的に副枝が弱く見える作品が多い。副枝としての力加減を意識すること。木瓜は矯めが効くので、枝を作りながら挿すとよい。



北舛 美弥 さんの作品

2級
こでまり1 グロリオサ1 花 舞

新様式花器


こでまりの活かす枝の見極めが重要。また花の整理をしながら木肌を見せるところがあってよい。花材同士のつかず離れずの緊張感を見せる。



田 邦静 さんの作品

1級脇
木瓜2 アイリス2 スイートピー3
レザーファン2
花 奏

まどか


花留めは主・客はまどかの足の上に、副枝はやや主枝よりに位置付ける。主・副の交差は上方で、客枝はやや下方で交差させると間ができる。



河野 豊弥 さんの作品

1級B
木瓜 ぜんまい5 自由表現

まどか


木瓜のねばりのあるバネの力を活かして緊張感を見せるとよい。ぜんまいは先端のぐるぐるした部分を活かすなど、花材の持つ特徴を活かすこと。



 
優秀花 中原 豊恵 さんの作品



































伊牟田 豊郷  さんの作品



1級A
芽出し木苺5 菜の花3 日蔭 写景盛花(様式本位)

丸水盤


傾斜型の方が奥行きを活かしやすく雰囲気を作りやすいが、枝ぶりによっては直立型でも問題ない。傾斜型の主枝は中心線上より前からスタートすること。



 
熊本 弥生  さんの作品

特A
啓翁桜 ぜんまい5 椿 琳派調

小判2個


桜は花を見せるものであるが、花がない場合は小枝を整理して少量で効かせる。主役のぜんまいをどう見せるかが問われる。椿の花はそれぞれの表情を変える。



 
藤川 豊由 さんの作品




 

 

研究会レポート目次へ

 

トップページへ