令和3年4月18日

第2回の講師は 原田 亜希子 先生です


先生の参考花

 

      
白波、あざみ、山しだ



先生の講評と代表作品

 


初等科 本科 師範1 師範2 准教授
4級 3級 2級脇 2級 1級脇
1級B 1級A 特A


先生の講評と代表作

資格 花材 いけ方 花器

初等科
丹頂アリウム3 ばら2 かたむけるかたち(基本) エンジェル

丹頂アリウムはやや長めにとって、曲線を上手に活かす。客枝のばらをやや抑えぎみにすることで、アリウムの伸びやかさが強調される。


太尾田 敬子 さんの作品

本 科
鳴子百合3 カーネーション3 盛花(傾斜型) 小 判

鳴子百合はカーブの弱いものを主枝にするとよい。中間高は主枝と同寸でもいいが、主枝よりは弱く見えるようにし、カーネーション3本でバランスを取る。


岡野 幸子 さんの作品

師範1
リアトリス3 ガーベラ3 玉シダ5 ならぶかたち

新様式花器


全体に変化をつけるため、主枝・副枝と客枝の花材を変えたほうが面白い。立ち並ぶ美しさ、左右への展開を意識して、間を活かしながらいける。


     
伊藤 真琴 さんの作品

師範2
鉄砲百合2 ばら2 瓶花(直立型)

基本花器


鉄砲百合の主枝と副枝は、花の向きや花数をどう活かすかがポイントとなる。ばらの葉の整理をしながら、全体のバランスを取る。


佐々木 由紀子 さんの作品

准 教
丹頂アリウム5 中菊3 盛 花(観水型)

小 判


主枝には丹頂アリウムの曲線があまり強くないものを選ぶ。副枝も曲線を上手に活かしながら、前傾しすぎないように挿す。客枝は副枝より外へ振ること。



山田 直美  さんの作品

4 級
カラー2 オクロレウカ2 
スプレーカーネーション2 
レザーファン2
花 奏

まどか


主枝・副枝・客枝の交差美を表現する。オクロレウカを主枝・客枝に使う方がいけやすい。上下のカラーの表情が同じにならないように。



山本 伸枝 さんの作品

3 級
白波 黄透かし百合2  瓶 花

基本花器


花型でいけるのであれば、寸法・角度など意識していけること。器より下がってくる白波は、葉が下がって見えないように意識する。



河上 喜春  さんの作品

2級脇
芍薬3 都忘れ5 鳴子百合5 琳派調

小判2ケ


芍薬の位置づけが重要。今日は色が濃いため、近くに都忘れを挿すより外していけると、色として綺麗に見えた。



真野 和貴子  さんの作品

2 級
リアトリス5 ばら3 瓶 花

基本花器


直立・傾斜、どちらでいけても可。挿し位置は器の左手前で、根元が締まって見えるように意識する。リアトリスの先端は少し矯めて方向性を出す。



田 邦静 さんの作品

































滝本 光茜 さんの作品


1級脇
白波 山しだ5 あざみ3 写景盛花自然本位

丸水盤


主役のあざみをどう見せるか。あざみを高く見せる場合には白波でつくる骨格をやや大きする。山しだは土が感じられるようにいける。



中嶋 豊由  さんの作品

1級B
丹頂アリウム5 ガーベラ3 玉しだ7 かすみ草少々 まわるかたち

まどか


丹頂アリウム5本でまわる動静を見せる。方向を見定め、高さが同じにならないよう、また一方向に偏らないようにする。ガーベラも花の表情を変えてまわす。



 
三宅  一光  さんの作品

1級A
白波 鳴子百合3 あざみ2 盛花(観水型)

丸水盤


主枝・副枝・客枝の骨格をしっかりといける。主枝には水面上をすっと走るような素直な枝を選ぶ。副枝よりも客枝を外側へ振る。



 
福永 光翠  さんの作品

特A
谷渡り カーネーション3 ばら3 色彩盛花様式本位

丸水盤


副枝は一番後ろ外側に挿す。中間枝の4枚で調子をとり、中央小葉2枚を向き合わせ縦にやや前傾させる。カーネーション3本は「く」の字、逆「く」の字に挿す。



 
代表作品はありません




 

 

研究会レポート目次へ

 

トップページへ