令和2年11月22日

第5回の講師は 松浦 良則 先生です


先生の参考花

 

      
はんの木、椿、小菊



先生の講評と代表作品

 


初等科 本科 師範1 師範2 准教授
4級 3級 2級脇 2級 1級脇
1級B 1級A 特A


先生の講評と代表作

資格 花材 いけ方 花器

初等科
赤芽柳3 ばら2 かたむけるかたち(基 本) エンジェル

かたむけたとき、柳の線がしなやかに美しく見えるように矯めを効かして挿す。主枝ののびやかさを見せるため、中間枝は高くしすぎない。


岡野 幸子  さんの作品

本 科
赤芽柳3 ばら3 玉しだ5 ひらくかたち プリンセス

赤目柳は、横へ一直線にひらく動きをしっかりと見せる。客枝の後ろの中間枝は、前傾させて高くしないこと。柳の先端は切らずに使う。


上杉 栞 さんの作品

師範1
赤芽柳5 中菊3 盛花(観水型)

小 判


副枝は存在感を出す。主枝と副枝をつなぐ中間枝は、2本のちょうど中間あたりに、高さを抑えて前傾させていれる。客枝を副枝より外側にふること。


     
代表作品はありません

師範2
赤芽柳5 中菊3 瓶花(傾斜型)

基本花器


副枝はいけている間に動きやすいので注意すること。主枝の前の中間枝が、主枝側に寄り過ぎないように。根締りと役枝の骨格をしっかり入れることが大事。


佐々木 由紀子 さんの作品

准 教
石化柳2 グロリオサ1 花 舞

新様式花器


花材は器の中心を外して出合わすが、器の外に出ないようにする。挿す前に両手でそれぞれの花材を出合わせてみて構成を決めること。棒立ちは避ける。



金 純香  さんの作品

4 級
はんの木 ばら3 盛 花

丸水盤


はんの木の実を必要量にする。副枝はあまり後方に引き過ぎると、主枝との空間が広がり過ぎるので注意。



山本 みか さんの作品

3 級
石化柳5 中菊3 瓶 花

基本花器


わかりやすい花型構成にする。石化柳は、石化した部分を少し矯めて上手に見せる。瓶花は根締まりが重要なので意識すること。



代表作品はありません

2級脇
さんご水木3 オンシジュウム2
ばら3
ひらくかたち

プリンセス


さんご水木の先端は、矯めを効かせ過ぎて真上を向くと、いかり肩のようになるので注意する。下に向かう枝は切るなど、上手に枝の整理をする。



坂上 真美 さんの作品

2 級
中菊3 椿 木瓜 琳派調

小判2ケ


構成は2点あるいは3点、構図は円画法あるいは扇面画法をしっかり守る。木瓜は花の先を2cm位残して切ると不自然にならない。菊は横への展開を心掛ける。



植田 香千 さんの作品

1級脇
カラー3 ガーベラ3 ヒペリカム3
レザーファン2
まわるかたち

まどか


役枝だけでまわって見えるようにする。器に対して茎が逆反りにならないように。役枝の先端は、ある程度等間隔になる。花意匠は花配りと色配りが大事。



藤中 光風 さんの作品

1級B
はんの木 椿 小菊2 写景盛花自然本位

丸水盤


椿の枝は、ねじり矯めて立体的にして挿すと、少ない数でも茂みができる。後ろに流れる枝は、水面から離れないよう上げ過ぎない。小菊の花の整理が重要。



 
中原 豊恵 さんの作品

1級A
水仙5 小菊3 日蔭 写景盛花様式本位

丸水盤


水仙は手早くいける。手が慣れてきたときに主枝を組むとよい。主枝は葉先から長径+深さが寸法。主枝と客枝を結んだ線が、一直線にならないよう注意する。



 
八島 豊知 さんの作品



































熊本 弥生 さんの作品



特A
赤芽柳2 カラー2 スプレーばら2
レザーファン2
花 奏

まどか


主枝と副枝の交差点は上方にし、下方に客枝と交差する空間をつくる。大きな頭のものが器の中心にくると、安定感が出過ぎるので要注意。



 
藤川 豊由  さんの作品




 

 

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