令和2年10月18日

第4回の講師は 加茂 清一 先生です

先生の講評と代表作品

 


初等科 本科 師範1 師範2 准教授
4級 3級 2級脇 2級 1級脇
1級B 1級A 特A


先生の講評と代表作

資格 花材 いけ方 花器

初等科
石化エニシダ3 ばら2 たてるかたち(基 本) エンジェル

石化エニシダは小枝を整理し、石化した部分を活かして挿す。客枝のバラは基準寸法・角度を意識する。


岡野 幸子  さんの作品

本 科
ドラセナゴッドセフィアーナ3 ばら3 盛花(傾斜型) 小 判

ドラセナゴットセフィアーナは、傾斜したときに美しく見える枝を選ぶ。副枝は少し斜めに見せるとよい。客枝は主枝の枝先より上がるように挿すこと。


上杉 栞 さんの作品

師範1
石化柳5 中菊3 盛花(傾斜型)

小 判


受講者はありませんでした



師範2
ガーベラ3 グラジオラス3
レザーファン2
ならぶかたち

新様式花器


面・線・色のバランス・高低差などに注意して、新様式花器の狭い奥行の中でも、前後感を意識していけるとよい。


佐々木 由紀子 さんの作品

准 教
ドラセナゴッドセフィアーナ3
ガーベラ3 ソリダゴ2
ひらくかたち

プリンセス


主枝に対し副枝が短くなりすぎないようにして、左右にしっかりと展開する。中心にある剣山が見えないようにすること。



高見 真美  さんの作品

4 級
サンゴ水木2 鉄砲百合1 花 舞

新様式花器


花舞は役枝の区別や角度、寸法の規定がない。サンゴ水木に対して鉄砲百合は、花を整理して美しく見える位置で、つかず離れずで合わせていく。



代表作品はありません

3 級
ガーベラ3 スプレーカーネーション2 レザーファン2 かすみ草少々 まわるかたち

まどか


役枝をガーベラで挿すとき、方向性を意識しながら茎を矯めるなどの工夫があるとよい。レザーファンの先端も方向性を決める材料となる。



山田 幸子 さんの作品

2級脇
黄中菊3 赤中菊3 瓶 花

基本花器


菊は葉の眺めも重要なので、葉裏に霧吹きをしておくこと。まず主枝をしっかりと留める。副枝は主枝の前を通って左前方向へ。客枝は右へ振らない。



坂上 真美 さんの作品

2 級
サンゴ水木2 アンスリウム2
スプレーカーネーション2 
レザーファン2
花 奏

まどか


主枝は器の1.5倍の寸法を守って、あまり高くしない。交差美を見せるには、客枝を高い位置で交差させないこと。



貞国 光桜 さんの作品

1級脇
野いばら 木苺2 中菊2 瓶 花

基本花器


野いばらは脇枝を整理し、主枝としてしっかりとすえて留める。木苺は葉を整理しすっきりといける。菊は一番美しい場所に挿す。根締めが重要。



石井 豊栄 さんの作品

1級B
菊三種(黄5、赤3、白3) 色彩盛花様式本位

丸水盤


品格高くいける。黄菊5本の位置をしっかり決めること。赤菊は左右に交じり過ぎず、適度にジグザグに挿す。白菊は腰高にならないよう注意する。



 
代表作品はありません

1級A
サンゴ水木3 クッカバラ3 自由表現

まどか


シンプルにまとめるようにするとよい。まどかの特性を活かしてサンゴ水木を矯める。クッカバラの面や線を上手に合わせる。水は少しでも必ず入れること。



 
天野 良枝 さんの作品

特A
野いばら 木苺 小菊2 写景盛花自然本位

丸水盤


小菊が主役なので、花を整理して楚々とした雰囲気を出す。秋の景色をイメージしていくことが重要。木苺は水際の処理を綺麗に見せること。



 
藤川 豊由  さんの作品




 

 

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