令和2年9月6日

第3回の講師は 長瀬 豊枝 先生です

先生の講評と代表作品

 


初等科 本科 師範1 師範2 准教授
4級 3級 2級脇 2級 1級脇
1級B 1級A 特A


先生の講評と代表作

資格 花材 いけ方 花器

初等科
ユーカリ、ばら2 かたむけるかたち(基 本) エンジェル

ユーカリは傾けてきれいなものを主枝とする。ばらは花の表情を見ながら長短をつけて挿し、ユーカリで全体のバランスをとる。


岡野 幸子  さんの作品

本 科
クルクマ3、トルコ桔梗2 盛花(直立型) 小 判

クルクマで主枝と副枝の骨格をとり、葉は長短をつけながら添えるとよい。トルコ桔梗は客枝の寸法・角度を正しく挿す。


上杉 栞 さんの作品

師範1
鉄砲百合2、ばら3 盛花(直立型)

小 判


鉄砲百合で主枝・副枝をとり、副枝は左へ振り過ぎないように注意すること。客枝のばらは、花の表情をよく見て、葉は重なり合う部分を整理する。


代表作品はありません

師範2
石化柳、中ひまわり3
レザーファン2
盛花(傾斜型)

小 判


石化柳は動きを見て、先端が下を向かないよう注意する。中間高の寸法は、主枝と同寸ぐらいではあるが、主枝よりやや弱いものを選ぶとよい。


倉中 文子 さんの作品






















佐々木 由紀子 さんの作品



准 教
クルクマ3、トルコ桔梗2、玉しだ5 ならぶかたち

新様式花器


主枝・副枝に対して、客枝を1/2まで下げるとやや低く見えるので、少し長めに挿すとよい。玉しだで左右をつなぎ、トルコ桔梗は全体のバランスをみて。



河本 尚枝  さんの作品

4 級
万作、鶏頭3 瓶 花

基本花器


万作は葉先が垂れすぎないよう意識して葉を整理し、粗密をつけながら挿す。



平野 伸枝 さんの作品

3 級
夏はぜ、ほととぎす2、黄小菊2 写景盛花 自然本位

丸水盤


全体の骨格は夏はぜでとり、3層位の高低差を意識しながらいけるとよい。夏はぜの中からほととぎすが表情よく立ち上がり、足元に小菊を配する。



代表作品はありません

2級脇
ほととぎす5、小菊3 日蔭 写景盛花 様式本位

丸水盤


ほととぎすは葉を整理し、長短差をつけながらゆったりと挿す。主枝の脇の小菊は、近景なので縮小しないが、やや控えめの長さにする。



代表作品はありません

2 級
万作、中菊3、薄3 盛 花

丸水盤


万作は、葉の表情を見ながら整理し、軽やかに挿す。薄は穂の表情をいかしてやや高く挿すとよいが、高くし過ぎないこと。花留めの位置は最終確認をすること。



代表作品はありません

1級脇
尾花2、女郎花2、竜胆2
レザーファン2
花 奏

まどか


季節美を表す取り合せを意識しながら、秋風を思わすように爽やかにいける。尾花は上の方にある葉を活かし、無ければ1枚挿し添えるとよい。



寺西 秋睦 さんの作品


































石井 豊栄  さんの作品



1級B
栗、谷渡り2、中ひまわり2 自由表現

まどか


栗の枝の線、谷渡りの面、栗の実やひまわりのマッスをどう合わせていくかがポイント。見どころを絞り、空間も意識しながらいけるとよい。



 
大川 利光 さんの作品






















進藤 六華  さんの作品
























熊原 直美  さんの作品





1級A
アレカヤシ3、鉄砲百合2
枯れ紫陽花2
瓶 花

基本花器


アレカヤシだけでなく百合を高く上げてもよい。アレカヤシは少し葉をねじりながら表情をつけ、百合は花のふりを見極める。根締めよくいけることが重要。



 
八島 豊知 さんの作品




































冨田 礼子 さんの作品



特A
万作、ほととぎす3、鶏頭3
女郎花3、尾花5
琳派調

小判2面


琳派調は奥行きを抑えて、左右に展開させることが重要。ほととぎすを左右に展開した場合、鶏頭の赤や女郎花の黄色の配置など、全体の構成を意識する。



 
松本 豊君  さんの作品























藤川 豊由 さんの作品





 

 

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