令和2年2月16日

第1回の講師は 井上 松影 先生です


先生の参考花

 

      
猫柳、木瓜、菜の花、山しだ、日蔭、枯れ松葉 木瓜、椿



先生の講評と代表作品

 


初等科 本科 師範1 師範2 准教授
4級 3級 2級脇 2級 1級脇
1級B 1級A 特A


先生の講評と代表作

資格 花材 いけ方 花器

初等科
チューリップ2、スイートピー3 たてるかたち
(基 本)
エンジェル

主枝のチューリップは、葉の色や形を効果的に使う。スイートピーは長短をつけ、色の分量を見ながらいける。


上杉 栞 さんの作品

本 科
ユーカリ、アネモネ3 かたむけるかたち
(基 本)
エンジェル

受講者はありませんでした



師範1
赤芽柳3、スイートピー3
レザーファン2
たてるかたち
(応用)

半 円


受講者はありませんでした



師範2
桃、菜の花3   直立型

小 判


桃は陽表、陽裏を見極めて挿し、花の分量を調整する。菜の花は表情を見て、客枝、中間枝として長短をつけながら挿す。菜の花の葉を上手に添える。


高木 有里 さんの作品

准 教
芽出し木苺、菜の花3   傾斜型

丸水盤


木苺は、下の方や裏側に付いている花や葉は取り除くこと。客枝、中間枝の菜の花は、葉を添えながらバランスよく挿す。



秋好 陽菜 さんの作品

4 級
金魚草3、ガーベラ3、玉しだ7 ならぶかたち

新様式花器


どの花材を主材にしても構わない。金魚草はあまり前傾させないですっと立てる。ガーベラは長短をつけて挿し、玉しだの緑色を挿し添える。



平野 伸枝 さんの作品

3 級
ガーベラ3
スイートピー5
ドラセナセナゴッドセフィアーナ3
ひらくかたち

プリンセス


左右違う花材にしてもよい。中心辺りに配置したゴットセフィアーナの緑で全体を引き締める。客枝のガーベラは、色の重なりを見せたりしてもよい。



河上 喜春 さんの作品

2級脇
オクロレウカ2、カラー2
スイートピー3、レザーファン2
花 奏

まどか


どの方向にカラーを挿すと美しく見えるか見極める。オクロレウカの葉に変化をつけて、カラーとの交差美を見せる。



植田 香千 さんの作品 

2 級
桃、菜の花3 瓶 花

基本花器


桃は姿を活かし、花をどこで見せるかを考えながら、陽表、陽裏を間違えないように挿す。菜の花は黄色と緑のバランスを考えて。



道前 貞子 さんの作品

1級脇
猫柳、スイートピー5、レザーファン2 観水型

丸水盤


猫柳は枝の動きを活かす。中間高は猫柳かスイートピーのどちらで見せるのかを考え、高くし過ぎないようにする。スイートピーは色の量を見ながら挿す。



中島 豊恵 さんの作品

1級B
木瓜、菜の花3、日陰 写景盛花
様式本位

丸水盤


木瓜は枝を矯めたり、枝ぶりを活かして挿す。傾斜型なら、二つ付き七宝を器の中心線上に中央横穴がくるように置く。花付きのいいところを中心に置き締める



中原 豊恵 さんの作品

1級A
木瓜、カラー2、スイートピー3
レザーファン2
花 奏

まどか


カラーをどのように見せるかが重要。1本でも2本でもよい。木瓜がカラーより低くても可。枝や花の流れが繰り返しにならないようにして、線状の美しさを見せる。



 






八島 豊知 さんの作品































熊本 弥生 さんの作品



特A
啓翁桜、菜の花3、日蔭 写景盛花
様式本位

丸水盤


桜の花は整理する。菜の花は、桜に対してバランスをとりながら、満開にならないように。春の日蔭は入り江はあまり作らなくてよい。



 
代表作品はありません




 

 

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