いけばな史を知る〜小原流の特色〜

 
                                  平成19年11月11日(日) 13:30〜15:30  
                                    会場 : 安佐南区民文化センター 
3F大会議室 
講師 : 鈴木 榮子 先生      

今年度の最後の研究会が終了した翌週の11月11日、青年部主催で「いけばな史」講演会を開催しました。
講師は、広島支部会員でもある鈴木榮子先生です。



 鈴木 榮子先生プロフィール 

兵庫県出身で、元日本航空国際線のスチュワーデスとして世界中を飛び回られた後、長い海外生活を経て、現在は広島在住。小原流いけばな一級家元教授として、またいけばなの学術論文で授与された初の「芸術学博士」です。
宝塚造形芸術大学大学院で講師をつとめられるとともに、広島では「英語でイケバナ小原流教室」を主宰され、英語で多くの外国の方や日本人のご指導をされています。また、教室の他にも、市民大学講座の講師など幅広い活動をされています。ホームページには、素敵ないけばな作品を始め、深い教養と国際性豊かな魅力的な記事が掲載されています。

  http://www.hbs.ne.jp/home/suzuki/ 






講演会では、仏教とともに伝来した供花(くげ)から「いけばな」が生まれ現在に至るるまでの歴史的な流れを、文献や写真などの画像を交えて、また、時にはユーモアも交えて解説され、参加された70名の支部会員の方々は熱心に耳を傾けておられました。




『活花は かしましと捨てたる瓢を拾い清水を汲みて 野童の苅り捨てたる草種をいかすに 其形生前にまされり』千葉龍トの「源氏活花記」より
一度死んだ花を「生前にまさる」ように「活かす=美しく見せる」技術が「いけばな」であるという鈴木先生のお話に、多くの方が共感されました。





講演会を終えて・・・

「印象に残ったことは?」


アンケートより
いけばなの歴史を膨大な資料で説明していただいたこと。その資料の一部を絵で実際に見れたこと。(実物も見てみたいと思いました。)(20代/准教)

いけばなの歴史がよくわかった。今後、いけばなを「活花」とできるように更に頑張ろうと思った(20代/4級)

清水を汲みて野童の苅捨たる草種をいかすに其形生前にまされり、という言葉の解説を聞いて、確かにそうやってお花を見ているなあと納得しました。(30代/2級脇)

小原流自体にまだ接して日が浅いので、ルーツを知ることが出来たことがとても良かった。花の生きているそのままの姿をいける、というスタンスをずっと持ちつづけていればいいのかな、と思いました(30代)

草木・花の特徴をとらえてそれを生かす、一番基本的なことが難しいと思う。型にはめることはできるが、あるがままをさらに生かしてより美しく生けることの大切さ難しさをとても感じた。(50代)

よくわかった。歴史を知ることでより身近になった。(50代


生け花を通して、命の大切さを考えるということ。(50代/4級)




青年部では、来年度、この講演会の続編を開催する予定です。
内容については、アンケートでお寄せいただいたご意見を参考にして、考えていきたいと思います。
今回ご参加いただいた方々、また、今回はご参加いただけなかった方も、多数のご参加をお待ちしております。




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