仙台の盟友、goche'の主催イベント。会場には、VJ+DJが良い雰囲気を作っていて、その他、墨絵の展示があり、そこは独特の世界。更にはタイカレーが売っている（旨かった）と言う妙な空間。

　　　　
　この日obsが対するはサンガツ、te'と言った実力十分の相手に、goche'、SHIFTと言った独特の世界を持ったバンド。

　最初に現れたobsのステージは、プレイヤーの全面に張られた薄い幕。まるで膜が貼ったようなステージに，VJ　:monogram　akiyama　の冷淡で無機質な映像（↑写真だとうまく写っていないけど）。白熱灯を持たず、いつもより暗くて不思議な空間の中での演奏が実にクール。

　この映像が実にobsの世界観と本当にうまく調和していて、映画を観ているような、別な次元の世界を覗いているような。そんな雰囲気にさせられるライブ。いつもの攻撃的なライブとはまたひと味違ったステージでした。ただ、極限まで張った緊張感は相変わらずで、それがいつもはすぐ近くにあるのに、今回はひとつ向こう側で展開しているような感じ。

　前回から続く新しい曲の展開と共に、また新しい世界観を出してきたobsでした。

　イベントの最初から最後まで、良い雰囲気が統一されたまま行くと言う、実に心地よいイベントでした。お客さんも最初からたくさん入っていたし。

　　珍しく出番が最初と言うこともあって、イベント終了頃には既に酔ったメンバー達が。特にベースの御方は何時になくご機嫌で、完全にいつもとは違うキャラになっていた、と言うことは、まぁ内緒。

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