エレファントカシマシ
2002年5月6日
戸田市文化会館


ライブレポート〜by.ほりちゃん
”2年ぶりのアルバム「ライフ」では自分がボーカリストだということに正面から向き合った。今回のツアーではアルバムの世界を忠実に再現したい”と、宮本さんが公言してたこともあって、じっくりと聴かせるライブでした。エレカシの音楽は「社会に対する怒り、攻撃と、日々を暮らしていく中の切なさ」がつまっていると、私は思っているのだけど、今回は「切なさ」が前面にでていたように感じました。ライブハウスでは、とにかく挑戦的な音でとんがった歌い方をするけど、この日の宮本さんは、力強いけど、包み込むようなやさしいうたい方だったと感じました。でもこんなにじんわりくる歌達なのに、不思議なことにトミ(富永義之さん)のパワフルドラムが物凄くかっこいいんですよ〜!今回のライブでトミファンにもなってしまいました。「ライフ」の歌たちにも感動したけれど、今回一番良かったのは「今宵の月のように」かもしれません。少し乱暴なまでの力強いストロークでアコギをかき鳴らし歌い放つ声に背筋が震えました。今回のライブで「宮本浩次は世界一のシンガーだ」と再確認!!5/30の渋谷公会堂にも行ってきます!