エレファントカシマシ
「日比谷野外音楽堂2002」
アルバム「SINGLES 1988→2001」より

2002年9月28日(土)日比谷野外音楽堂

<ライブレポ:by.ほりちゃん>
前の日から続いた雨は、当日も降っていてどうなってしまうのかと心配でしたが、私達の愛が天に届いたのか、開演時間には止みました。
毎年行われている野音のライブはエレカシファンにとっては、年中行事のようなものだそうです。
私は今回、初めての野音だったので始まる前からどきどきしていました。エレカシライブの前には、いつもお腹が痛くなります。それほど緊張しているのだと思います。
☆1曲目「夢をみようぜ」
この歌は「♪おれたち夢をみようぜ、とびっきりステキな夢をみようぜ」ではじまり最後に「はじまるぜ〜〜!!」と宮本さんが叫ぶ。毎回ライブの出だしがこの歌なわけじゃないけど、これを聴くと「ああ、始まるな〜!」とドキドキも最高潮!
☆このライブはアルバムを作った後のツアーじゃないし、新曲があった訳でもない、でもものすごいライブでした。古い歌も、新しい歌も、ロックもインストもバラードも、全部「今のエレファントカシマシ」なんだと実感しました。
☆今エレカシは実はピンチなんです。所属事務所が倒産してしまい、今は別の所に事務が移管されたという話ですが、彼らを支えているバックボーンが不安定な状態。このような状況やロックインジャパンフェスでちょっといざこざがあったこともあって今回のライブとっても心配でした。でもこのライブでみんなきっと、「エレカシは大丈夫!」とおもえたんではないでしょうか。きっと今、メンバーはとっても良い状態なんだと思いました。MCも少なかったし、時間も短かったけど、最高に充実した時間でした。最高に幸せでした!!!!!2回目のアンコールがおわっても、拍手がずっと鳴り止まなかったことで、みんな同じ気持ちなんだと胸が熱くなりました。
☆前回のライブレポで、宮本浩次は最高のボーカリストだと書きましたが、今回はそれに「エレファントカシマシは最高のロックバンドだ!」と付け加えたいです。
重厚な音・・・・
炸裂するドラム・・・・
唸るベース・・・・
響きわたる声・・・・

最高のバンドサウンドを堪能できたライブでした!!