スロットルバルブ掃除

電子スロットルの定期的なメンテナンスです


電子スロットル特有の症状なのですが、スロットルバルブ内にカーボンが蓄積し過ぎると、アイドリングが
不安定になったり、Dで停車中にブレーキを解放した時に「ガクッ!」とショックが発生する事があります。
この症状は多走行車に多く私のは50,000キロ後半で症状は出ていませんが早目に掃除を行ってみました。
作業日:2021.06.25 / 作業時間:約15分

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一般的に良く使われているのが
エンジンコンディショナーですが、
今回はWAKO'S スロットルバルブ
クリーナーを使用してみました。

購入価格:¥1,980(税込)
購入先:グラベル

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作業はサクションパイプを外す
必要があります。

始めにブローバイホースを外し
次にサクションパイプのバンドを
2ヶ所緩めると簡単に外せます。

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電子スロットルにはワイヤーが
ありませので、イグニッションを
ONにして突っ張り棒を使いアクセル
ペダルをベタ踏みにします。
するとスロットルが全開になります
ので掃除がし易くなります。

余り時間を掛けるとバッテリーに
負担が掛かるので注意が必要です。

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Before

フラッシュ機能を忘れたため
見難くなっていますが奥の方が
黒く汚れています。
これがよく言われるカーボンです。

このカーボンが溜まり過ぎると
トラブルが発生し易くなります。

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今回は余り汚れていなかったので
掃除は5分程度だったと思います。

電子スロットルでの掃除方法は
クリーナーをウエスに浸み込ませ
優しく何回かに分けて汚れを拭き
取る様にします。

※ スロットルに直接スプレーをすると
壊れる事があるそうです!!

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After

綺麗になりました!

※ 車種によってはモリブデンコート
が塗られている場合がありますので
事前に調べておく必要があります。

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掃除後はスロットルのリセット
作業を行う必要があります。

バッテリーで行うと色々なメモリーが
消えてしまいますのでエンジンルーム
のヒューズボックス(エアクリ側)の
EFIとETCSのヒューズを外し1~2分
放置すればリセット完了です。

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その間の時間を使いアッパーホースを
WAKO'S スーパーハードでコーティング
を施し艶々にしてみました。

その後、外したヒューズとホース等を
元に戻します。

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リセットの次は学習の時間です。

方法は至って簡単エンジンを掛けるだけ!

汚れが酷いと2回目で掛かりますが、
それ程汚れていなかったので1発で始動!

学習中は回転数が約1500回転位を
維持し少しずつ下がって行きます。

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暫らくすると通常のアイドリング
回転数となり学習完了です。

この後買い物がてら試走をして
来ましたが、特に症状など出て
いませんでしたので何時もと
変わらず絶好調でした!


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