2012年5月   少し遅いゴールデンウィーク 八郎潟遠征vol.2 byタザキさん

昨年9月、突然1週間程の続けた休暇を頂き、思い立って秋田県へ出向き、良好な釣果を得て戻ってから、早8か月・・・。

今年度は、世間一般でいうゴールデンウィークの際は勤務が入っており、早い段階でずれた休暇になることが明確であった為、
入念?に計画を練り、(前回は単独釣行であった為に2泊全てを車中泊で済ませた)しっかりと宿泊場所を抑え、
サワハタさん、後輩1名と共に八郎潟へ行って来ました。


5月18日の23時30分に後輩を迎えに行き、その後5月19日の24時過ぎにサワハタさんを乗せ、ナビを目的地のゴロタポイントに設定すると 
・・・642キロ・・・久しぶりの600キロ越え出ました・・・。


しかし、これから訪れるバスのバイト(釣れる根拠無し)を考えると苦にもなりません。
ということで前進開始。
那須高原SAにて休憩・・・AM2時過ぎ。
途中米沢SAにて早い朝ご飯(朝から米沢牛焼肉丼)+給油。5時から6時の間。
秋田道のコンビニがあるSAでトイレ休憩。
以上を経て八郎潟へ到着。
※文章で簡単に書くと、八郎潟も随分近いものです(笑)

当初のポイントへ行こうとナビまかせで前進していると・・・なんと前回通行出来た道路が通行止め・・・。
随分と回り道をしてゴロタと水門が絡むポイントに到着。

自分はモグチャ、ヘビダンをチョイスしてゴロタエリアを攻めるがノーバイト。
水門とゴロタが絡むところへモグチャを通すと「ゴ、ゴン」という明確なバイト!
即合わせるもフッキングせず・・・。バイトは得られたが、幸先の悪いスタートとなった。

時間がお昼に近づき、お腹も空いてきたので昼食場所を探すことに。
せっかく遠くまで来たので旅行も兼ねて美味しそうな場所を検索。
日本海側のこじゃれた名前のレストランを選択してナビ任せで移動。
しかし綺麗な海と砂浜があるのみで御目当てのレストランがありません。
既に潰れてしまったようでした。
途中道の駅があったので、そちらへ行くことに。
ランチも済ませ、どこをどう回るかという話になりましたが、前回あまり見なかった西部承水路、そこから東部に向け移動しようということに。

西部承水路の最南端に到着。
なかなか足場が無く、ポイントを探すのが困難でしたが、足で稼ぐ作戦に出ました。
ウロウロすると、流れ込みがあったり、アシがあったり、ベイトがいるのを確認出来たり、移動するたびに期待感が高まります。
そして車で小移動し、また足で稼ぎ、小さな流れ込みとアシ等が絡むポイントに到着。
巻きはモグチャ、撃ちはダイナゴンのバックスライドリグで探って行きました。
するとモグチャに待望のバイト!!即フッキング!!今度は乗った!!
随分と沖のほうで掛けたのでグリ グリ巻き取りますが、動きが少しバスっぽくありません。


ある程度近くまで寄ると、怪しい柄が見えて来ました・・・。
雷魚でした・・・。

その後サクサクと移動を繰り返し、西部承水路最北端付近まで行きますが、風が強くなり、当初の予定どおり東部承水路へ移動。
風の影響の無いエリアを探しますが、風も味方するかも・・・と思い、風は当たっていましたが、ゴロタから少し石積みが絡むポイントを選んで釣り再開。
東部承水路の北端は少し水の色が悪いな・・・と感じていましたが、石積みを攻めているサワハタさんが大きな声を出している!
石積み付近をトレースすると、猛烈にバイトし、一瞬乗った模様で、ルアーはジョインテッドクローでした。

自分、後輩にはバイトが無く、どんどん東部承水路を南下、八郎潟釣具店付近まで来たので、情報を得る為に入店。
現在の状況は、東部承水路の北端方面はスポーニングが終わっておりなかなか難しい模様、
流入河川からは雪しろが入ってきており、雪しろの影響が無く、中間部から本湖南岸が良いとのことだったので、
まるっきりダメ?なエリアから回っていたことに気付く・・・。

そして一気に本湖南岸へ移動を決意。

岸際に鉄杭、係留船があるポイントを探るもノーバイト、そして漁港があるエリアに到着。
流れ込み付近等を探るもバイト無し・・・今日はバスに会えないのか・・・と思ったその時・・・後輩が自分を呼んでいる。
良型のバスを持ち立ち尽くす後輩。


ヒットルアーはジグスピナー!
人生初のバスゲット!!
そして僕ら3人にも待望のバスヒット!!
そして次の日へ繋がるヒントを捻り出してくれました。
サイズは42cm、少しアフターっぽい印象がありましたが釣れて良かったです!
このバスを最後に初日は納竿、時間は18時過ぎでした。

その日の夜、奥さんの実家(秋田県)に帰省中の丹君から電話があり、次の日に合流したいとのこと。
3人から4人に増え2日目へ!!
5月20日のAM4時30分頃、丹君が宿泊先のホテルに到着し合流。
朝一番は本湖南岸の漁港付近へ一直線!!
5時過ぎ頃に到着し、早速釣行開始!
昨日ジグスピナーにヒットしている為、後輩はジグスピナー、その他3人はスピナーベイトを漁港内の鉄杭に魚が浮いてると仮定しキャストしていく。
すると、あっという間に丹君に当たり!1115gの40UPをゲット!!


同じように攻めていると・・・自分にもすぐさまヒット!!
1090gの40UPゲット!!


その後すぐさまヒット!!1215gの40UPゲット!!!


そしてサワハタさんにもヒット!!1285gの良型をゲット!!
モーニングバイトで怒涛の40UP4連発達成!!

朝からテンションはMAXに!!

その後バイトが遠のき移動を決断、同じシチュエーションを探 していると発見!
消波ブロックに囲まれているエリア、樹木によるシェードが形成されているエリア等を攻めるも、丹君のドラクロノーシンカーに小当たり程度・・・
日が昇って来るのと共に、バイトが激減!


本湖をパスして東部承水路へ移動を決意、昨日反応があったもう一つのパターンのゴロタ&石積みシチュエーションを探す。
早速発見し、サワハタさん、丹君、後輩はゴロタ&石積みを、自分は流浪のプリメスを追い求め、ゴロタが延々続くポイントで釣りをすることに。
そのゴロタエリアは水路に対して多少張り出してあるうえ、風が当たっており、人間の自分からすれば気持ちいいな・・・と思いながら広くスピナベで探っていると・・・
「ゴン、ゴン・・・」待望のバイト!!
その時思った事は、「良い引き!!、良い奴だ!!」と思いリールを巻き取る。

上がって来た魚は1385gのプリプリなメスでした。

そして石積みポイントにて、サワハタさんが955gを ジョインテッドクローで追加し、簡単に書きましたがジョイクロです、ジョイクロ!
その後は岸から狙えるアシポイントにて、自分が地元バサーと接触、なんとそのポイントでは、先日58cmが出たそうです。
色々話していると、「ほんじゃ頑張ってけれっす!!」と方言で応援され、和んだのと共に、秋田に来てるんだなあと改めて実感しました。
ポイントを譲ってもらい、今日未だ釣れていない後輩にそこでやるよう言いました。
しかし投げども、投げどもバイトは無く、自分がダイナゴンのバックスライドリグを数投すると・・・
「ゴン・・・ゴゴン・・・」すかさずフッキングすると、これまでに見ていないサイズがヒット!!
ゴリゴリ巻き取っていると・・・ボロンと切なく外れていきました・・・(泣)


そして夕マズメが近づいて来た為、昨年 40UPが釣れた流れ込みポイントに行きましたがノーバイト、モーニングバイトがとれた漁港付近ポイントへ移動を決意。
しかしマズメのバイトは無く2日目は終了しました。

そして最終日の3日目。
当然スタートは漁港付近ポイント、移動間にアベレージサイズ(30cm前後)が釣れませんね・・・なんて浮かれた感じで話しながら到着。
しかしスピナーベイトパターンは沈黙・・・自分のエリートクローのダウンショットにようやくヒットするも、30cmクラス435gのスタートとなりました。
アベレージ釣れませんね・・・なんて言っているとすぐに釣れる、不思議な感覚でした。
その後最大サイズを掛けているアシポイント、水門ゴロタポイントと回るも反応が無く、サワハタさんがジョイクロで釣った石積みポイントへ移動。
気付けば15時くらいにあっという間になっていました。
後輩が初日に釣ってから未だノーフィッシュだった為、石積み、杭等があるポイントを先行させます。
自分はクランク、そして昨年爆釣だったが今回はまだ火を吹かないアベラバ+アンクルゴビィのセットで後輩を追っていきます。
石積みの内側、外側を巻いて、探って丁寧に釣りをすると・・・ようやくバイトが!「トン、トン」とバイトがありラインが走り出します。
それを一緒にサワハタさんも見ていて、ソリッドティップのロッドなだけにスイープにフッキング!
新しく購入したロッドだった為に感覚が合わず、せっかくのバイトもものに出来なかったり(魚小さいのかな?)、
不穏な空気が流れましたが、続くバイトのフッキングに成功!
引きも良く、魚体を確認すると「 デカい!!」と頑張るもバラし・・・。

その後、少ないバイトをものにして890g(オスだったかもしれません)、1400g(プリメス)を自分が、サワハタさんがクランクで51cm、40UP×3というラッシュが来ました。


そして風が冷たくなり、夕暮れも近づいて来ましたが、サワハタさんと話し後輩がギブアップするまでやり続けましょうということになりました。
後輩はバイトを信じてクランクを一生懸命、黙々とキャストし続けました。
せっかく秋田まで来たんだから・・・。
完全に日も沈み、後輩は遂にギブアップで八郎潟釣行は終了となりました。
19時位まで頑張りました。

やはり秋田でも季節が遅れていて、昨年の単独釣行時よりも数は出ない状況でありましたが、
40UPがここまで釣れるポテンシャルは健在であった八郎潟。

58cmというモンスターサイズが出るという情報も入手しましたので、またいつか機会を設けて出向きたいものです。
ポイントもほぼ抑えたので、今度はより効率的に回れるかな・・・とも思っています。
また頑張ります。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。

タザキヒットタックル

スピナーベイト
ロッド:STEEZ マシンガンキャスト タイプT
リール:ABU レボエリートアカツキ エクストリーム ZPI&KTF改
ライン:マシンガンキャスト12ポンド
ルアー:イマカツ ジンクスミニスーパーブレード3/8oz

ヘビダン
ロッド:STEEZ ウェアウルフ
リール:ABU KTFレボエリートSXフィネスハイギア
ライン:デフバスフロロ8ポンド
ルアー:イマカツ エリートクロー3インチ 3.5gシンカー

スモラバ
ロッド:STEEZ ハーミット
リール:KTFアルファスフィネスカスタム
ライン:デフバスフロロ6ポンド
ルアー:イマカツ アベラバ2.7g+アンクルゴビィ3.5インチ