2009年倶楽部第3戦 霞ヶ浦戦 釣行記 by ウエノ

先週23日(土)の絶好調プラ以降、週の後半に雨が降り続け気温も下がり、きっと、バス君達にも付き場が移ったりと色々と変化があった事でしょう。
が、オジサンは、今回の大会では、すべてを“信じる”ことにしました。
他に良いポイントを知っているわけでも、代わりのルアーを知っているわけでもないので仕方ありません。

先週のプラは、こんな感じでした。
ポイント
@ オジサンが数年前に買った『関東バス釣りポイント』で、この時期に良いと紹介され、
クボタさんも“最近、好調”と情報を仕入れていた麻生テトラ帯。
A 霞ヶ浦大橋より北側の西岸のドック外側。 外側でも必ず北側です。 オジサンの実績ポイントです。
B オジサンが大好きな川で、未だに年に数回は夜中にうなされる軽く60アップだったバス君をあと3センチでばらした花室川。

B の花室川は、河口から橋3本目までという今回のルール下では全く期待していませんでしたが、@ とA は大正解でした。
特にA は小場所ですが、思った通りの場所で思った通りに釣れたので、今回の本戦でも迷わずに行きました。

ルアー
@ オジサンの強い釣り=何でしょう?
ヨシダ君からは、ヴェイロンとかCB200とかお声を頂きましたが、オジサン的にはCB200は弱い釣りです。
オジサンにとって、長年苦手だった釣り=テキサス これを一日やり続けるのが、オジサンにとっての『超 (精神的に) 強い釣り』でした。
去年あたりから集中的にテキサスをやり始め、先日の琵琶湖でもかなりの時間をテキサスの釣りに費やしました。
A で、そのテキサスのワームですが・・・
先週のプラまでは、去年の倶楽部忘年会でもらったOSPのドライブクローをメインにしようと考えていました。
川村光太郎先生がルアマガに書いていたライト・テキサスで攻めると、一投毎にアタリがあったのです。 凄いです。
が、オジサンは1袋しか持っていないのに、何故かハサミ(それも右側のハサミだけ。 何故??)を、食われて取られてしまいます。
きっと、ギル君です。
このままでは、大会本番前にドライブクローが無くなってしまうので、車内のワーム3軍袋の色々なホグ系ワームを見たところ、
一番無くなっても困らないワームが見つかりました。 むしろ無くしたいくらい と言っても過言ではありません。
ノリーズの『コンポジット・ツイン4インチ』 しかも、オジサンが普段全く使わないアオザリ色。

このアオザリ君。 凄い事になりました。
いきなり44cmのグッドバス君をオジサンにもたらしました。 その後のポイントでも必ず(必ずですよ・・)釣れます。 それも皆グッドサイズです。
残りが3本になったところで、同行のコバヤシさんに1本お裾分けして、オジサンはスレルのと無くなるのがこわくて使うのをやめました。
で、翌日の25日(月)夜、大会までの精神の安定を求めて、このワームを2袋買おうと上野・御徒町界隈のバスショップを徘徊しましたが、
どこにもコンポジットツイン置いていません。 アオザリ色どころではありません。 あせりました。
なんとか、本戦前日の土曜日に常盤台の『童夢』さんで、色違いですが1袋買えました。

大会当日、コバヤシさん・カナマルさん・エバヤシさんと同乗し集合場所へ。
途中、花室川脇を走ると、バスボートが2艇も入っています。 陸っぱりバサーも沢山います。 
これでオジサンの戦略から完全に花室川は無くなりました。
集合時間に恒例の全員集合写真を撮ります。 今回はフジテックさんも初参戦してくれました。 総勢15人です。
マークさんのお話だと、今日は複数の大会が開かれているとか。 
これでオジサンは土浦周辺を捨てて予定通り麻生テトラ方面に行くことに決めました。
コバヤシさんはコンさんの車で釣行するので、現地で合流したエバヤシ弟=アツシ君が乗り、カナマルさん・エバヤシさんと出発です。
先ずは予定通り麻生テトラへ。
先週44cmを釣った本命の水門にはアメキャ釣り(多分、鯉師ではないです)オジサンが陣取っていて入れません。
仕方なく、水門の反対側から釣り始めです。

心配していた風も波もなく、目の前を白鳥さん親子がゆっくり泳いで行きます。 オジサンは白鳥を見ると釣れる気がします。
水面には何度も小魚のボイルがあり、水質も良く小魚を追いかける40cm位のバス君の泳ぐ姿が見えます。
これは、テキサスじゃなくて巻物かな? なんて考え始めたら、直ぐに同行のアツシ君に39cmグッドバス君です。 

ルアーは、倶楽部内でエバヤシブリッツと呼ばれているブリッツ・レッドファイアーです。

テトラに乗り、テトラの外側を引いて釣りました。 流石に男の子です。 強い釣りでした。 
うーーーん、迷います。 で、早くも初心を忘れ巻物を巻き始めます。
CB200、コッタ、ゼットン ・・・ 駄目です。 反応なしです。
このテトラ帯を移動しながらテキサスで攻めますが、反応なし。 水は良いし如何にも釣れそうな雰囲気はあるのですが。
ここから一気に霞ヶ浦大橋を渡り、直ぐに右折。 土手沿いをちょっとだけ走って右側のポイントへ。
ここは浅くて、数メートル先に波よけ用にネットで囲んだ石積みがあり水が動いていません。
釣れそうです。
ここは先週一投目で釣れたポイント。 初バスを求めて先週釣れた場所へテキサスを落とすと ・・・ またまた一投目です。

 
取りあえず一安心の27cmです。 葦際ではなく、壁護岸の真下・自分の足元です。
餌釣りのオジサンが3人いて、もう他には釣れそうなポイントがありません。
で、数百メートル北の上根ドックの北・外側のポイントへ。 ここにはシーバスポイントのような杭と浚渫船があります。
ここでは一投目では来ませんでした。 が、オジサンは信じていました。 絶対にここにはバス君がいると。
で、竿を出しながらエバヤシさんと会話していると、強烈で明確なアタリがロッドを通じて手元に。
何度も何度もジャンプして楽しませてくれました。 43cmです。

後ろに見える何本かある杭(支柱)の下にいらっしゃいました 頭だけ見ると50cmありそうなのに・・ 猫背のバス??

これで、2本 70cmです。 しばらく頑張るもその後が続かず アケミちゃん5号に会いにラーメン屋さんへ。
 美味しく食した後は、カスミ本湖沿いに土浦方面へ走り、途中途中で良さげなポイントで釣りながら集合場所の土浦旧港へ。
集合時間には未だだいぶ時間があるのですが、雨がひどくなりそうのなので早めに戻りました。
お昼寝中のカナマルさんを車中に残しエバヤシ兄弟と旧港最奥のスロープへ。
フジテックさんも釣っています。 が、残念ながらバス君の反応が無く、更には雨が強くなってきて意気消沈しながらビオトーブ側へ移動。
行った先は、ビオトーブの水が流れ落ちる超有名ポイントです。
ここでは急遽エバヤシ兄弟+ウエノでギル釣り大会を始めました。
本日初めてのスピニングロッドの出番です。
常吉くんのハートランドZフィネススペシャル+TD−Z2004C+フロロ3ポンド+ギル用極小マス針です。
雨が土砂降りに変わる午後3時30分前。 オジサンのロッドに強いアタリが。
良く引きます。 で対岸にいたエバヤシ兄弟に『バスかアメキャだね』などと言いながら余裕でいると、
立派な30cm後半のバス君のエラ洗いです。
対岸から見に来るエバヤシ兄弟を待ちながら遊んでいると、護岸下に潜り込まれてばれてしましました。
オジサン、この時 完全にバスの大会中である事を忘れ、頭の中がギル釣り大会になっており、
バスを見た瞬間に『何だ、外道か』と思ってしまったのです。
エバヤシお兄ちゃんもそのバスの姿を見ていて 『楽に30cm代後半のバスでしたね』 と言われ、
アツシ君からは、『普通に釣りあげてたら3本リミットメイクして優勝だったかも。 お馬鹿』 と言われました ・・・ 全くその通りでございます。
結果は、アツシ君の云う通りで第3位。
でも、まぁ1週間楽しみにしていた釣り方で釣れたので十分満足なオジサンでした。
他の皆さんは、プラ釣行と大きく様変わりしていて大変だったそうですが、オジサンはポイント・ルアー全く同じでした。
色々とあってやっぱりルアーフィッシングは面白いですね。

先週・今週と、たった2日間で十分なバス君を釣ったタックル (全部同じです)
ロッド : エッジ トランザ69MH (これで1万円代後半は凄いです。 今やテムジンコブラが2軍です)
リール : ダイワのミリオネア リミテッド緑色・左巻き (暫く使わなかったので中古で売ろうかと思っていたリールです)
ライン : ダイワのデフバスフロロ12ポンド (川村光太郎先生の物真似です)
テキサス シンカー : 3.5グラム (これも川村光太郎先生の物真似)
ワーム : ノリーズ コンポジットツイン アオザリ色 (どこかで見かけたらオジサンの為に買っておいてください)