「描くということを・・」
我が家の戸板にクレヨンで飛行機描いて
思いっきり叱られた
つい最近までタンス部屋の戸だったように思ったが
今はもう見つけることは出来なかった
小学校の頃 チラシの裏によくエンピツで絵を描いてた
４年生の頃だったか 神社の周りをかけっこしてる絵を描いて
金賞をもらって嬉しかったことを覚えてる
その後学年の文集の表紙で
家事をする母親の後姿を版画にしたものが起用され
これは母親も大いに喜んだみたい
これらの２点は今でも残ってる
それから高校になるまでの描いた記憶はあまりない
高校３年頃 なぜか突如として油絵に興味を持ち数枚描くが
絵の具の手間と匂い後始末のもろもろは
性格に合わずいつしか断念
今見てもなんともお粗末・・・
それから随分と長い間描くことから遠ざかってた・・・
音楽の虜になってかなりの年月が経ち
就職をし 落ち着いた頃
再び山登りや写真に目覚め
共振するように描く楽しさも蘇ってくる
色鉛筆と画用紙を買い込んで身近な花なんか書いてみる
そのうち水彩絵具 コンテ 再びクレヨン と
いろいろ試したくなる
墨の濃淡にも魅了され
興味あるものは手当たり次第ためしてみる
しかしもともとあれこれと色んなことに興味があり
気が向いたときにしか描かないという気分屋も手伝って
あくまでも「マイペース」がつづく・・・
さらに数年後パソコンと出会い
CGといわれる硬いイメージではなく
絵具の延長としてあくまでも手描きすることを楽しむ
現在はパソコンを中心に相変わらずマイペースで
描くことを楽しんでいる
大作はなく「はがき」から「A4」が中心で
新作の発表はまず我が家のトイレ
ゆっくりと家族の反応を楽しむ・・・
パソコンは描（えがく）くことの可能性を広め
写真とのコラボレーションを楽しむことができ
新たな展開を模索する浮気者・・・
小さい頃に当たり前に感じてた
描くということの楽しさと再び廻りあえたね