どんな思いでここにいるんやろう
塩の道を栂池から南へ下ると
一面の田んぼから小さな集落に入ると
車一台通れる位の道路の脇に
清々しいの晩夏の風に見え隠れする
石仏に出会った
胸の当たりませ伸びた野草をわけ
そっと覗き込むと
下草にも満たない野仏
春夏秋冬まんじりと
往来を眺めている
やさしく、穏やかな顔は旅人を癒し
安全を祈願してるのかな
雪にうもれ、草におおわれ
花にかこまれただただ静か・・・
八方口石仏(長野)